カッパの日記 

2021年2月

21.2.1 新

 新学年スタート。
 いつものことながら、非常に慌ただしい。いや、いつも以上だ。
 原因ははっきりしている。
 準備期間が短かったからだ。例年より、1週間はグズグズしていたな。

 そのツケが一気に押し寄せてきて、目が回りそう。
 自業自得とは言え、正直、もう少し時間が欲しい。

 いや、いや、寝ぼけたことを言っていてはいけない。
 リミットの定められた真剣勝負をしているのだからね。

 ただ、新企画もあるし、当分、時間との闘いが続きそうだ。
 カッパちゃん。ふぁいと〜!お〜!

21.2.2 久し振りの

梅一輪

 新3年生の授業は久し振り。
 最初は感覚が戻らなかった。
 生徒達もやや戸惑い気味。
 けど、私の変なパフォーマンスにも、次第に慣れてくれたようで、なんとか無事に初回を終えることができた。

 初回の授業故、心配なのだろう。
 後ろで見学している保護者も不安げに我が子を見守る。

 大丈夫で酒よ。心配要りません。
 私に任せなさい。
 必ず、賢くなりま酒から。

 写真は、撮り直した梅一輪。
 ちょっとはましに写っているかな。

21.2.3 掲示

 教室の廊下には、合格者の氏名を貼り出している。
 数日前から何度か試みてきたのだが、やっと貼り終えることができた。

 え?と不思議に思われる方も多いだろう。
 どうして、何度も試みなければならないの?とね。

 簡単に、作業を紹介しよう。
 まず、氏名をワープロで印字する。
 例年、B4用紙数枚になる。(今年は6枚だった。生徒数は8名なれど、合格校は全部で19校、のべ31名だものね)
 それをつなぎ、1枚の帯にしたものを、両面テープで壁に貼るのだが、弛まぬように真っ直ぐに貼るのは、結構難しい。

 6年分を掲示しているから、当然数年前のものは色褪せてくる。
 真新しい1枚が加わると、気分がスッキリする。

 ところが、次の日、事務所に入ると、その貼り出した紙が廊下に落ちているのだ。
 その時のショックたるや、なんとも形容しがたいものがある。(今年は既に2回)
 両面テープの粘着力が弱いのか?
 かつて、超強力タイプで貼り出したことがあったが、剥がすとき壁紙まで剥がれて大変だった。
 なので、以来、普通タイプにしてきたが、今年のスペースはその壁紙が剥がれた場所で、凸凹していたからかも知れぬ。
 両面テープを強力タイプに替え、三度挑戦。ようやく、完成した。

 今度は、落ちてきませんように。
 神棚に手を合わすかのような気持ちで拝んでおいた。

21.2.4 ピーターキューブ

 まずい!非常〜にまずい!
 このままだと、また寝不足になりそうだ。

 アルゴクラブの教材を本部に注文した。新規入会者のためにね。
 その注文書の中に、見慣れぬ項目があった。
 『ピーターキューブ』
 何じゃこりゃ?ピーキューブの間違いじゃないだろうか。
 けど、ピーキューブはちゃんと別の項目にある。
 あれこれ悩むより、百聞は一見にしかずじゃと、取りあえず1つ注文してみた。

 それが、本日届いた。
 『頭の良くなる図形パズル』とある。
 ピーター・フランクル氏が考案されたパズルのようだ。(ネーミングから想像できるよね)
 で、早速やってみた。

ピーターキューブ初級編  初級編は簡単だった。(そりゃ、初級だものね)
 けど、上級編は・・・。
 手強い。頭の固くなってしまった私には難しい。
 1問だけ挑戦したが、10分以上かかってしまった。

 流石は、ピーターさんだ。
 賢い人の考え出すものは面白いし、奥が深い。
 しかし、私のような凡人には荷が重いのも慥か。
 寝不足にならぬ程度に、少しずつ楽しませてもらおうか。
 (紹介ビデオがあったので、興味がある方はご覧下され。2019年11月の発売だったようで酒)

 ピーターさん。
 長いことお目にかかっていないな〜。
 少し老けたように見えるが、お元気でいらっしゃるのだろうか。

21.2.5 掃き掃除

 今日はお寺さんの日。
 お坊さんにお目にかかるのは今年初めてだし、母に会うのも正月以来だ。

 珍しく予定の時刻より早く着いたので、家の階段の掃除をした。
 掃除と言っても、大層なものではない。箒で落ち葉を掃き集める程度のことだ。
 しかし、私にとっては、箒を持って掃除するのは超久し振り。
 小学生以来ではなかろうか。
 中学・高校時代にも廊下の掃除くらいはしたかも知れないが、とにかく記憶が無いのだ。(謎)

 久し振りでも、勘は直ぐに取り戻せた。
 箒は、斜めに掃いても効果は無い。
 面に垂直に毛先が当たるようにしなければ、綺麗にはならない。
 なんて、講釈垂れるほどのことではないので酒が。

 少しは綺麗になったと思うが、こればかりは絶対評価は得られない。
 掃除前と後の差は、やった本人しか分からないのだ。
 分かりま酒か?例えば、教室の掃除をしたとしよう。
 私にすれば、「(前に比べれば)すげ〜綺麗になった」と思える状態でも、他人からすれば(前の状態を知らないから)「きったない部屋やな〜」かも知れないものね。

 現在、母は歩くのが精一杯の状態。掃除なんてとんでもない。
 室内はクリスマスに贈ったルンバががんばっている(けど、ルンバも安物はあかんね。同じ所ばかりグルグル回っている)みたいだが、庭掃除や外の掃除なんて絶対に無理。
 これからは、時間のあるとき、私が代わらなければ。
 孝行と言うよりは、今までの罪滅ぼしにね。

21.2.6 Tulip

 Tulipというグループがあったことをご存知だろうか。
 ずっと隠して?いたが、実は私はこのTulipが好きなのだ。

 何故、黙っていたのか?
 ミーハーだと思われたくなかったのだろうってか?
 いや、憧れでもあった。
 生まれて初めて出かけたコンサートはTulipだった。
 中学(2年?)の時だ。大阪で開かれたコンサート(会場は覚えていないが)の帰り道、電車賃が足りなくなり、取りあえず行けるところまで帰り、数駅歩いたことだけは覚えている。
 けど、反発もあった。
 高校時代、街に彼等の歌が流れていた頃、華やかな青春とは真逆の道を歩んでいた私は、キャピキャピの女性達(CanCamとかan・anが流行っていた頃かな)を眩しい思いで見つめながらも、「ヘッ」と反感を覚えていたのだ。(恥ずかしいけど、懐かしい思い出で酒ね)

 Tulipは1989年に解散し、デビュー25周年にあたる1997年期間限定での再結成を果たした。
 その再結成時の武道館ライブを、今日偶々観ることができた。BSで放映されていたのだ。
 時代の流れを痛感させられる映像だったが、懐かしい気持ちもこみ上げてきた。

 だって、私とハニーの結婚式に友人に頼んで歌ってもらったのは「青春の影」
 それが流れたときは、思わず、30年前の新婚時代に舞い戻ったね。(気持ちだけだけどね)

 実は、一番好きな曲は「銀の指輪」でも「心の旅」でも「サボテンの花」でもなく、「夕陽を追いかけて」なので酒けどね。
 これらの曲を全てお分かりの方がいらっしゃれば、私と同じ時代を生きてこられた方。嬉しいで酒。

21.2.7 1週間

 新学年が始まって1週間。
 我ながら、朝から晩までよく働いたと思う。
 しかし、正直、予想以上に疲れた。(呑まなくても、あっという間に眠りに落ちているからね)
 いつもより、ハイテンションな授業をしているからかな。

 生徒達には「早く慣れましょうね。大丈夫で酒よ」と言っている本人がこの態とは情けない。
 実際、慣れるしかないのだ。
 ぼやいたところで、時間が増えるわけでもないし、仕事が片づくわけでもないからね。
 カッパちゃん。ふぁいと〜!お〜!

21.2.8 ラッキーカラー

 「今日のラッキーカラーは?」
 最近、毎朝ハニーに尋ねている私。
 ハニーがどのサイトを見ているのかは知らないが、素直に信じ、何か一つでもその色を身につけるようにしている。
 良くないことが続いた折、偶々そのお告げ通りにしたら、良いことがあったからだ。
 ほら、「信じる者は救われる」って言うでしょ。え?「信じる者は騙される」ってか?

 今日のラッキーカラーはイエロー。黄色だった。
 困った。黄色いネクタイなんて持っていないし、黄色いハンカチだと高倉健になってしまう。
 どうしよう?

 あ!1つだけあった。
 ピカチュウマスクだ。

 と言うことで、今日はこのマスクで授業をさせて頂くことにした。
 変な奴!なんて言わないでね。

21.2.9 池江璃花子

 池江璃花子。
 大した者だ。

 彼女のことは以前から注目していた(可愛いからじゃないぞ)が、白血病だと聞いて、正直「可哀想に。選手としては終わったな。せめて命だけは助かると良いのだけど」と思った。
 ところが、彼女は私の想像など遙かに超えていた。
 病を克服し、それだけではない。選手としても見事に蘇ったのだ。

 選手復帰後、初のメダル獲得のニュースを聞き、感嘆の声を禁じ得なかった。
 何という精神力。
 素晴らしいとしか言いようがない。
 ハンデをものともせず、苦しみを乗り越え、更に前を向き続ける。
 持って生まれた身体能力だけでは、ここまで辿り着けるはずはない。
 加えて、人の何倍も努力してきたのだろう。
 到底、真似できるものではない。

 彼女のようなアスリートのことを思えば、オリンピックは開催して欲しいと思う。
 けど、実際どうなのだろう。状況はかなり厳しいのではないだろうか。

21.2.10 フォーム

 問題集を作ったのは、もう10年以上前になるのか。
 当時としては最新の問題から選んだのだが、今となっては新しいとは言えまい。
 それでも、6年生のカリキュラムにそって編集したものなので、当塾生には宿題用として使わせてはいるが・・・。

 当時は、そこそこ売れた。
 同業者からの注文が多かったかな。沖縄の子が購入してくれたこともあったな。
 以来、ネットで細々と販売は続けてきたが、最近は注文がぱったり来なくなっていた。
 おかしい。何故じゃ?
 まあ、気にも留めていなかったのだが・・・。

 恐るべき事実が判明した。
 注文はフォームで受け付けていたのだが、そのフォームが作動しなくなっていたのだ。
 それもそのはず、リンクも全て切れていた。
 しかも、数年間放置したままの状態。
 こりゃ、ダメだ!と愛想を尽かされても仕方ない。
 気づくのが遅すぎた。

 さらに困ったことに、私にはそれを修正する術がない。
 かつての教え子(IT大臣を長いこと務めていた。このHPも彼のおかげだ)にSOSを送ったが、果たしてどうなるだろうか。

21.2.11 祝日なんて

 今日は建国記念日だったのね。
 すっかり忘れていたわ。

 いつも通り、午前中は自宅で仕事。
 出かける段になって、電車が(人身事故で)動いていないことに気がつく。
 どっひゃ〜!
 どこが祝日やねん。

 それにしても、新6年生。
 受験生としての自覚がゼロだわ。
 みなさん、しっかり休日を楽しまれたようで酒わ。(全員ではないのが、せめてもの救いだけどね)
 あ〜!情けない。

 そんな彼等に、多くを期待しすぎる私の方が、間違っているのかな。
 きっと、そうなんだろうね。

21.2.12 盆梅

 時間に余裕があったわけではないが、荒んだ心を癒すためには、花でも愛でるしかないか。
 と言うわけで、大阪天満宮までお出かけ。
 寒くもなく、春の訪れを感じさせる穏やかな陽差しの下、盆梅展に行って参りま酒た。

 実は、私、盆栽って良く分からないのよ。
 どちらかと言えば、異形だしね。
 盆栽よりも野に咲く満開の圧倒的な梅林の方が好きなので酒が、近場では見当たらない。大阪城公園くらいかな。けど、何度も行ったしね。
 まあ、贅沢は言っていられない。

樹齢300年大阪天満宮  咲き始めって感じかな。ひっそりと慎ましく咲いていた。
 けど、驚いたね。樹齢100年なんて当たり前、樹齢300年のものまである。
 しかも、その長老が一番見事に花をつけていた。(写真左)
 60歳で老け込んでいる場合じゃない。

 右の写真は、天満宮の境内に咲いていた白梅。
 やっぱ、こちらの方が元気があって良いで酒ね。

 梅を愛でた後は、近くの洋食屋でランチ。これが結構当たりだった。
 少し元気になった、カッパちゃん。ハニーあじがとうね。

21.2.13 救世主

 救世主現る。
 「HPにおいてある注文フォーム修正及び作成で困っている」と、SOSを送ったら、早速助けに来てくれた。
 持つべき者は、優秀な教え子やね。

 何年ぶりだろう。
 え?彼の結婚式以来。まさかね。
 けど、一旦大阪から離れた彼。戻ってきてから会った記憶が無いから、超久し振りなのは慥かだ。

 「(HP作ったのは)随分前(実は20年前)ですから、もう忘れちゃいましたよ」と言いながらも、ちゃちゃっとあれこれしてくれる彼。
 私なら1時間はかかる作業も彼の手にかかれば1分だ。
 だからと言って、全てを任すわけにはいかない。
 自分でも作業を覚えなければ、永遠に何もできないままだ。(←これまでの私)
 ポイントを指示してもらい、その後は私でも(多分、恐らく、もしかしたら、きっと、上手くいけば、ひょっとして)大丈夫(かも???)の所までして頂いた。

 思っていたより時間がかかり、途中で彼の奥さんから「早く帰ってきて」コールが入る始末。
 忙しい身なのに、貴重な時間をあじがとう。
 しかも、還暦&HOPES30周年記念のお祝いまで頂戴し、恐縮至極で酒。
 今度(HPが完成し、コロナも収束し、注文がバンバン入ってきたら、って条件多いな)呑もうね。何でもご馳走するからね。

 それにしても、長い一日だった。
 午前中の授業から始まり、途中で色々なアクシデントもあり、最後はこのレクチャー。
 忘れないうちに、復習するべきなのは分かっていたが、疲れ果ててダウン。
 猶予は許されない状況ではあるが、おかげさまで少し先が見えてきたかな。
 がんばるぞ!

21.2.14 ゼロ

 まさかのゼロ。
 いや、期待していたわけじゃないのよ。
 けど、一つくらいは貰えるんじゃないかってさ。
 けど、甘かった。きっぱりとゼロ。

 この仕事に就いてかれこれ40年。生徒からのチョコがなかったのは、実は初めてのことだ。
 かつては、手提げ袋に入れても持ち帰れないほどの愛を受け取っていたこともあったが、それも遠い昔のこと。

 これではっきり分かった。
 私は生徒達の目から見ても異性としての対象ではないのだ。ただのジイサン?
 当たり前と言えばそれまでだが、少しくらいは「憧れ」の身でありたかった。

 ハニーと娘(長男のお嫁しゃん)からいただいた高級チョコを感謝しながら、味あわせて頂きま酒。

21.2.15 違和感

 最近の生徒達を見ていると、何か違う。これが子ども本来の姿なのか?と、違和感を拭いきれない。

 どこがと聞かれれば、即答はできぬが、自らを奮い立たせて困難を乗り越えていこうとする気概が全く感じられないのだ。
 嫌なことは誰でもしたくない。そりゃ当然だろう。
 けど、ほんの少しがんばれば乗り越えられるような低いハードルでさえ、避けて通ろうとする。
 努力は嫌だけど、結果だけは求めたがる。
 そんな子がやたらと増えた。

 時代の違いなのか?
 それとも、私が間違っているのか。

 あえて白黒をはっきりつける必要は無いのかも知れないが、スッキリしない気分の毎日が続いている。

21.2.16 熱い男

 体温計を購入した。
 いわゆる、非接触式という代物だ。

 早速、自分の体温を測ってみた。
 101℃だった。
 おかしい、いくら私が熱血だと言っても、これじゃ血液が沸騰しているじゃないか。

 もう一回測った。少し下がって96℃。
 設定が摂氏でなく華氏になっているのかとも思ったが、間違いない。
 何度測っても、少しは下がるが、人間の体温ではあり得ない数値が続いた。

 販売元に問い合わせてみた。
 初期不良の可能性アリということで、交換と相成った。
 これって、めでたし!めでたし!なのだろうか。

21.2.17 梅林

 やっぱ、花は自然の中で咲いているものの方が美しい。
 あ、あくまでも私個人の意見で酒が。

けいはんな記念公園  と言うわけで、小雪が舞う寒風吹きすさぶ中、行ってきました近くの梅林(けいはんな記念公園)まで。
 見わたすばかりの梅・梅・梅を期待される方には物足りないでしょうが、結構きれいに咲いていま酒たよ。
 此処に来るのは実は初めて。近場に(といっても、一応、京都府だけど)こんな素敵な場所があったとは知らなかった。
 梅林までの道、桜の木がたくさん植えられていた。桜の季節にまた訪れたいものだ。

ツグミ  珍しい鳥を見かけた。
 「梅にウグイス」とよく言われるが、今まで私が見たのはメジロばかり
 けど、この鳥は明らかに違う。少しも白くなんてないしさ。
 ハニーは「ヒヨドリじゃない?」と言うけど、ツグミかも知れないと思う私。どなたか教えて下され!

白梅  寒さのせいか。それとも平日の午前という時間帯のせいか。人出はまばらだった。
 サッカーに興じる若者もいたが、殆どはご年配の方ばかり。え?お前が言うなってか?
 ある夫婦に、写真を頼まれた。
 「今日が私の誕生日。古稀なのよ」と仰るご婦人はとても70歳には見えなかった。
 私たちもその方達のように、いつまでも仲良くありたいものだ。
 写真は何枚か撮ったが、ピントが合っていない物ばかり。せめてまだましかなと思えるものが左の写真。
 梅って、縦に咲くので酒ね。

 それにしても寒かった。けど、心は何故か暖かった。って気障かな?

21.2.18 カッパ

 この日記のトップページ。
 変化に気づかれた方は何人にらっしゃるだろうか。

 トップページ(実はindexと言うので酒が)には、かつてカッパのイラストの時計を置いていた。
 ちゃんと正しい時刻も示してくれるし、カッパちゃんも可愛いし。
 ややメルヘンチックではあったが、私は気に入っていた。
 もちろん、どこかのサイトから無断で引っ張ってきたものなのだが、それがいつの間にか動かなくなっていたのだ。
 詳しいことは分からないが、サービスの終了らしい。

カッパちゃん  仕方ない。同じようなものはないかと探したが、カッパって結構レアなのね。
 中々見つからない。妖怪っぽいのはあったけど。
 ようやく1つめっけ!時計つきではないが、いかにもカッパってものがあった。
 可愛いでしょ。

 みなさん、末永くヨロシクね。
 名前は未だ無いのね。
 どなたか名付け親になっていただけませんで酒か?

21.2.19 二重

 最近、マスクを二重にしている私。
 不織布マスクの上に布マスク。

 ファッションじゃないぞ。
 布マスクだけだと、不安だからだ。(ピカチュウのマスクをしているときに感じたのね)

 息苦しさはない。むしろ、フィット感があり、良い感じだ。(ただの気のせい?)
 それに、暖かいしね。

 でも、今は良いけど、夏場は暑いだろうな〜
 ま、その時はまた考えよう。

21.2.20 公開

 あの伝説の授業が、ついに公開!
 指導歴40年。算数一筋に生きた男の情熱の全てが注がれた授業。
 門外不出の秘伝の技が、今ビデオで体感できる。
 なんて、大袈裟に言うほどのものではない(実際ドン引き?)で酒が、まあ、宣伝ということで・・・。

 この度、私の授業を一般公開することに致しま酒た。
 取りあえずは、5年生と6年生(の一部)をね。

 以前から、算数の授業だけを受講したいという希望は多かった。
 しかし、それらを全てお断りしてきた私。
 やっぱ、トータルで育てたいからね。と言うのは建て前で、本音は、部分参加の生徒達に全体の和を乱されたくなかったからなので酒が。

 それでも、私の授業を受けたくても、様々な事情からそれが叶わぬ人がいるのも慥か。
 通塾距離がまず一つ。
 かつては、片道1時間半かけて通ってきてくれていた子もいたが、流石に負担が大きすぎるだろう。
 次に考えられるのは、全体授業のペースと自分のレベルとの相違だろうか。
 6年生ならば(たとえ何人であろうが)クラス分けをしているが、低学年では全てを私が教えるという主義に反するため(一度講師に任せたことがあったが、余りに酷く私が耐えられず即撤収)、物理的に不可能なのだ。
 また、他教科との絡みとかね。

 今回の決断は、そのような方々のリクエストにお応えした訳なので酒。
 ビデオなら、上記の問題点もある程度は解消できるのではないだろうか。(一旦停止とか巻き戻しとかでさ)
 実際、出し惜しみするほどのものじゃないしさ。
 それに、いつまでも教壇に立てるわけじゃないから、少しでも誰かのお役に立てるのであればって、考えたのね。

 ただ、正直、不安もある。
 今まで欠席者のためにビデオを撮ってはきたが、それらは全て、その都度消去してきた。
 つまり、注文があればその度に、新規の撮影が必要となる。
 まさか、注文殺到ってことはないだろうが、もしかしたらさ。
 いやいや、それ以前に・・・。
 全く編集していないただの撮りっぱなしのビデオに視聴者の方が満足して頂けるか。
 他にも(想定内外の)問題点はあるだろうが、それでも、決めた以上は何があってもやり遂げなければと思う。
 まあ、トラブルはその都度解決していくということでね。
 みなさま、どうかよろしくね。

21.2.21 憧れと現実

 もっと豪快に生きたい。
 細かなことを気にせずに、ガハハと笑って、思いのままに生きる。
 そんな人生に憧れていた時期がある。いや、今もまだその想いは消えていない。

 しかし、現実は。
 小さなことに拘り、些末なことに追いかけ回され、毎日を一喜一憂しながら生きている。

 我が人生。後悔はしていない。
 十分好きなように生きてきたじゃないか。
 愛する者がいて、健康に生きていられる。
 これ以上、何を望むというのだ。

 ま、無い物ねだりの典型だな。
 だから、お前は小さいんだ。と言われそうだ。

21.2.22 勧誘?

 一月ほど前から何度も携帯ショップから電話がかかっていた。
 留守番電話には「お伝えしたいことがあります」とだけ、メッセージが残されており、要件は分からない。
 かけ直しても大抵繋がらず、そのままにして置いたのだが、先日やっと電話を受けることができた。

 話によると、機種変更がお得な時期がやって来たらしい。
 今の機種でも使いこなせていないのに、機種変なんてとんでもない。
 けど、プランの見直しはしたいと思っていたので、来店予約をし、ホイホイと出かけて行った。

 訳の分からぬ説明を延々とされたが、何がお得なのかサッパリ分からぬ。
 でも、結局、機種変更を申し込んでいた私。
 バカなのか?
 店を後にし、ああ、私は勧誘されていたのだなと気がつく始末。
 無知は罪だと、改めて思い知らされた。

 それでも新しい物好きの私。
 未だ見ぬ新機種に少しだけ心ときめいているのであった。
 やっぱり、おバカで酒ね。

21.2.23 花

 家に帰ると、洗面所とリビングに花が飾ってあった。
 ハニーが活けてくれたのだろう。
 見慣れぬ花だったが、花びらに特徴があった(5枚で大きさが違う)ので、マメ科の植物だと分かった。
 マメ科。う〜ん。思い当たるのはエンドウかスイトピーくらい。
 エンドウの花を飾るはずはないだろうから、「スイトピー?」と尋ねたら、ビンゴだった。
 ピンクと白の花からは良い香りが漂っていた。

スプレーカーネーション  もう一つはカーネーションだと直ぐに分かったが、少し花びらが変わっていた。
 ご覧頂いたらお分かりだろう。
 花びらが二重になっているのだ。
 調べて見たら、おそらく「スプレーカーネーション スターチェリー」という種類のようだ。
 花の出回る時期が9〜11月となっていたが、今はいつでも栽培されているのだろう。
 「スターローザ」かも知れないで酒けどね。

 ともあれ、部屋に花があるのは素敵だ。気分まで華やぐね。

21.2.24 『神様のカルテ』

 原作も読まずに映像から入る。
 最もいけない手段だと分かってはいるのだが、今回ばかりは参ったね。

 『神様のカルテ』がTVドラマとして放映されている。
 ご存知、夏川草介原作の医療小説だ。
 過去にもドラマ化されていたようだが、医療系のドラマは意識的に見ないようにしていた私。
 何故か?
 いかにものお涙頂戴が透けて見え、それにまんまと乗るのが嫌だから。
 一度は医師を志したものの、あっさり断念した自分が情けないから。
 身近にいる医者たちの現実とドラマで描かれる利用的な姿との乖離が激しすぎるから。
 等々、理由はいろいろあるが、やはり現実との違いが一番だろう。

 なのに、どうして今回は?
 生徒が書いた読書感想文に『神様のカルテ』があったからかな。
 読まずにコメントするのも気が引け、読んでみようかなと思っていた矢先のドラマ放映だった。
 いや〜。素晴らしいお話だった。
 「こんな素晴らしい人間(医者)なんているわけないやん」と呟きながらも、涙が止まらなかった。(単純でしょ)

 まだ第1話を観ただけだが、時間があれば小説も読んでみたい。
 幸い、卒業生が寄贈してくれた文庫本が、本棚にはあることだしさ。
 あ、その子。今年から大学生のはず。無事に医学部に合格できたのかな〜。

21.2.25 保険屋

 実家の火災保険を見直すために、ネットで一括見積もりを頼んだ。
 とある代理店を紹介され、そこから派遣された方とお話をさせてもらった。

 元来、人見知りの激しい私。
 初対面の方と会うのは緊張する。
 年の頃は30代後半から40代か。1期生の教え子よりは若いかな。
 最初はやはりやや身構えていた私ではあったが、丁寧な説明に次第に心を開いていった。
 まあ、いくら私がガードを固めようとも、所詮は素人。プロには敵わないのだから、従うしかない。
 実際、悪くない話に思えたので、契約させてもらった。

 その保険屋さんは。なんと和歌山からこちらまで来られていた。
 色々話を聞くと、年齢は42歳だが、既にお孫さんがいると言う。
 高卒で働き出し、途中で今の仕事に転職。
 きっともの凄くがんばられたのであろう。MDRTの資格まで持っておられた。
 私の悪友にも保険屋さんはいるが、とんでもない根性の持ち主だ。
 この方もおそらく似たようなタイプではないだろうか。人当たりは(悪友とは違い)ソフトだったが。

 今後、実家の火災保険は彼の担当になるらしい。
 良い人と巡り会えた。縁に感謝だ。

21.2.26 設定

 スマホの機種変更。
 開店と同時に対応してもらったが、設定変更にとんでもなく長時間を要した。
 いや、正確には未だ終わっていない。途中で見放された態だ。

 まず、驚いた。
 先日勧誘に乗ってホイホイと出かけて行った際には、帰り際に「設定などは簡単に(1時間ほどで)済みますからお任せ下さい」と言われていたのだが、
 「昨日よりデータ移行のアシストが有料となっております」と言うではないか。
 しかも、その額4000円超!
 「そんなアホな!ほな、機種変止めるわ!!」と言いかけたが、「う〜ん」と唸っていると、
 「少々お待ちください。ちょっと聞いて参ります」と言われ、待つこと数分。
 「私どもがお伝えしておりませんでしたので、今回だけは無料でお手伝いさせて頂きます」と、相成った。

 しかし、それからが長かった。
 まあ、私がパスワードの類いをメモしていなかったからいけないのだが、パスワードを一々再登録などしているうちに、どんどん時間は過ぎていく。
 気がついたら、3時間を経過していた。
 その間、担当の者はつきっきりではなく、あちらへ行ったり、電話に出たりと、大変せわしそうに飛び回っていた。
 そのせいもあり、私は何もできないまま、ひたすら待たされる羽目に。
 挙げ句が、「他のお客様もお待ちになっていますから、後はご自分でやって下さい」と言われ、私はすごすごと店を後にした。

 正直後悔している。
 私から望んだ機種変更ではない。(実際、機種変の必要性は全く感じていなかった)
 誘いに乗った私が悪いのだが、話が少々違うんじゃないかな。
 25年間もお世話になってきたお店だが、当時のスタッフは誰もいないし、そろそろ縁を切っても良い時期かもね。

21.2.27 新中1

 久し振りに(と言っても、卒業してからまだ1月ほどしか経っていないが)、30期生に授業をした。
 中学幾何コースが始まったのだ。

 30期生ほぼ全員が集まった。
 ちょっと見ぬ間に、「あれ?大きくなったんちゃうん」と思える子もいた。
 大袈裟に聞こえるかも知れぬが、懐かしさと新鮮さが入り混じった(上手く表現できないのがもどかしいが)良い感じだった。

 授業は、非常に楽しかった。
 例えは悪いが、共に(苦しい?)時間を共有した者だけが持つことのできる仲間意識のようなものを(私は)強烈に感じた。
 生徒達の表情も明るく、みな楽しげだった。
 受験のための勉強ではなく、物事の本質を知る勉強を久し振りに経験したからだろう。(本来、勉強は楽しいものだしね)

 期間限定(たった10回のコース)だが、目一杯楽しませてもらおう。

21.2.28 理不尽

 訳の分からない人とは、早く縁を切った方が良い。
 分かってはいるが、できるなら誤解は解消したい。と、思うのも人情だろう。

 私には理解不能な理屈でクレームをつけられた。
 クレームの詳細は避けるが、生徒に対する注意をパワハラだと言われたのには驚いた。
 さらに無茶な要求を突きつけてくる。
 理不尽に屈するのは悔しかったが、これ以上は時間の無駄と諦めた。

 今までもいろんな保護者の方はいた。
 理解されなかったことも多いが、たいていはお互い納得いく結論に落ちついたものだ。

 私の方針が時代錯誤であることは承知している。
 けど、今の風潮(例えば、生徒には敬語を使うべき)が絶対に正しいのであれば、私はもう引退させて頂くより他はない。

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