カッパの日記 

2021年3月

21.3.1 作文

 朝から泣いてしまったぜ!

 昨夜は爆睡。余程疲れがたまっていたのか、目が覚めたら9:00を回っていた。
 それでもまだ頭はぼんやりしている。
 床の中で、スマホを眺めていると、とある記事に目が止まった。
 小学生の作文だ。
 日本語大賞(NPO法人日本語検定委員会主催)が発表され、最優秀の文部科学大臣賞に茨城県の古河市立古河第二小学校1年佐藤亘紀君たちが選ばれたという。

 その作文を読んで、泣いてしまったのだ。
 ご覧になった方もいらっしゃるだろう。
 百聞は一見に如かず。掲載許可なんて取っていないけど、全文ネットからコピペさせてもらいま酒た。では、どうぞ!

 「おとうさんからもらったやさしいうそ」

 ぼくのこころにひびいたことばは、「おとうさんはちょっととおいところでしごとをすることになったから、おかあさんとげんきにすごしてね。」です。そのときぼくは二さいでした。とても小さかったのでちょくせついわれたのはおぼえていませんが、いってくれたときのどうががおかあさんのスマホにいまでものこっているので、すきなときにきくことができます。
 このふつうにおもえることばがぼくのこころにひびいたりゆうは、じつはこれがおとうさんがついたうそだったからです。このことばの一しゅうかんごに、おとうさんははっけつびょうでしんでしまいました。そして、このことばをおとうさんがのこしたのはびょうきがわかってにゅういんした日でした。おとうさんは、あえないあいだにぼくがかなしまないように、わざとうそをつきました。うそはふつうよくないけど、これは、おとうさんがぼくのためについてくれたやさしいうそだとおもいます。このことばをどうができくと、おとうさんにあってみたくてすこしかなしいきもちになります。でもかなしいだけじゃなくて、かなしませないようにうそをついてくれたおとうさんのやさしさをおもって「がんばろう!」とおもえます。おとうさんがしんでしまったことはしっているけど、おとうさんのうそがほんとうになって、いつかよるおそくにドアのまえで「ドアをあけて。かえってきたよ。」といっているおとうさんにあいたいです。こうおもえるのも、おとうさんのやさしいうそのおかげです。
 ぼくからおとうさんにつたえたいことがあります。「おとうさん、うそがばれてるよ!だってまわりにびょういんのどうぐがいっぱいあるし、おとうさんがよこになっているし、めからなみだがちょっとだけでているし、こえがさびしそうだから。」でもぼくは、だまされているふりをしつづけようとおもいます。
 おとうさんがやさしいうそをついてくれたおかげで、ぼくのこころはつよくなれています。これからもおとうさんのことばをまもっておかあさんとげんきにすごしたいです。おとうさん、やさしいうそをありがとう。
 小学1年生がこれだけの作文を書けることも驚きだが、この子の心の強さに感動してしまった。
 生きなければ。精一杯、命のある限り。どんなに辛いことがあっても、生きなければ。
 私の駄文で締めるのは心苦しいが、率直な感想で酒。

21.3.2 初音

 ウグイスの初音を聞いた。
 ハニーは先月聞いたと言っていたが、私は初めて。
 少々掠れた声だったが、きれいに啼いていた。

 生憎の雨で、直ぐに鳴き止んでしまったのが残念だが、これからもまた耳にする機会はあるだろう。
 ウグイスと言えば、春告げ鳥。春はもうそこまで来ているのね。
 滅多にその姿を見ることはない(メジロばかり)が、一度くらいは拝んでみたいものだ。

サトーココノカドー  写真は、本文とは全く無関係。
 ハニーのリクエストで購入した、「サトーココノカドーのエコバッグ」。
 素敵でしょ!
 え?ほちい?
 ダメで酒!あげないよ!
 入手まで3ヶ月待ちと聞いていたのだが、意外と早く届いた。
 ラッキー!これを機に、良いこといっぱいあると良いな。

21.3.3 ショック

 つまらぬ愚痴かも知れんが・・・。
 私にしてはショックなことが続いた。

 月曜日・・・自宅のWi-Fiが繋がらなくなった。
 火曜日・・・事務所のPCの調子が悪く、作成途中の教材が丸ごと消えた。
       教室のチョークの在庫を補給しようとしたが、生産中止になっていた。
 水曜日・・・母が転倒してケガをしたらしい。

 Wi-Fiは再起動をかけたら無事復活。原因は相変わらず不明だが、これで自宅での仕事(午前中)も大丈夫。
 2時間のロスは痛かったが、これを教訓に、小まめにバックアップをとるようにしよう。
 チョークは仕方ないか。需要が減っているんだろう。この在庫が尽きるときが引退どきか。

 問題は母だ。明日病院につきそうが、心配だ。

21.3.4 車椅子

 母は骨折していた。

 転倒したときに、右手を強打したようだ。
 右手首はかなり腫れ上がっており、変色もしており、見るからに痛そう。
 レントゲン検査では骨折とは判明しなかったが、念のために撮ったCTスキャンで分かった。

 幸い、軽症らしく、このままなら手術はしなくても良いそうだ。
 しかし、本人は、今の添え木(代わりのもの)が取れるまでに1週間、その後にギブスで2ヶ月ほどかかると言われ、ひどく落ち込んでいた。
 歩行もままならないのに、右手まで使えないとなると、不自由極まりないだろう。
 できる限り、顔を出すつもりだが、私のできることなんてたかが知れているからな〜。

 病院内は、車椅子に乗って移動。
 車椅子を押すのは久し振り。父が通院していたとき以来か。
 いや、今は亡き恩師の車椅子を押させて頂いたのが、最後かな。
 それが、今度は母の車椅子を押すことになろうとは。なんとも言えない、切ない気分だ。

21.3.5 骨折

 母はやはり不自由にしていた。
 服の脱ぎ着も一苦労だし、食事もままならぬ様子。

 私も骨折の経験があるから、その不自由さは良く分かる。
 長男も2度ほど骨折している。
 しかし、母は初めて。慣れるまでは大変だろう。

 心配するのは、この間にまた転倒したり、ケガしたりしないかということ。
 こればかりは、用心してもらうしかないのだが・・・。

21.3.6 新旧

 低学年の教材は私が独自に作った問題が主だが、6年生の教材では入試問題を使うことが多い。

 算数は、かなり古い問題も選んでいる。中には40年以上前の問題も残っている。
 おっと、誤解召されるな。昔の教材を使い回して、楽をしたいからではないぞ。
 もちろん、最新の問題にも目は通している。
 ただ、昔の問題の方がヒントが多かったり、新しいと言っても数字が変わっているだけだったりで、あえてそのままにしているのだ。
 40年の経験のなせる業と思って頂こう。
 実際、以前なら、この問題は○○中学の△△年度の何番だとまで、一瞬で記憶が蘇った。
 (残念ながら今は何年度のものかまでは思い出せないが)

 それに反して、理科の教材は最近の問題が主だ。
 生徒達には新しい問題の方が受けが良いが、正直に言えば、私の経験値が低いため、ここ数年のものから選ばざるを得ないのだ。
 本当ならば、過去の問題もどんどん解いていくべきなのだが、今はその時間が取れない。

 嗚呼、本当にもっと時間が欲しい。
 いや、時間が無いと嘆くのは愚か者の証。時間は作るもので酒た。

21.3.7 記号

 数学には、算数では使わない記号が結構ある。

 昨日の授業でのこと。
 「中点はMで表すことが多いんだよ。それはね・・・」
 私はMiddleの説明をし、自分がいかにナイスミドルであることを伝えたかったのだが、生徒達は
 「知ってる〜!真ん中(Man中)のMでしょ」と言う。
 あ、成る程ね。
 続いて、「相似は「∽」similar(シムラー)のSを横に向けたものだよ」と言ったら、
 「知ってる〜!SoujiのSでしょ」と言う。
 もはや、否定する気も起こらない。

 まあ、いいか。
 その内誰かが正しいことを教えてくれるだろう。
 今は、楽しんで下さい。

 「けど、≡(合同)と=(等積)の違いくらいは最低限理解するんだぞ」
 「せんせ〜い。じゃ、合同は英語で何て言うのですか?」
 「congruence(コングランス)だよ」と、即答できなかった情けない私。
 まだまだ、不勉強で酒。
 数学記号に興味のある方は、こちらをどうぞ。

21.3.8 銀行

 ネットバンキング。
 わざわざ銀行に出向かなくても、振り込みや通帳管理ができるので、結構重宝している。
 しかし、それが可能なのは個人の口座に限られているらしい。
 口座名に会社の屋号などが含まれていると、別途手続きが必要となると聞いた。
 (実際、送金が必要なときは、一旦会社の口座から個人の口座にお金を動かし、その後個人口座から送金している)

 ネットで調べたが、良く分からないので、直接問い合わせた。
 結論。無料のサービスはないらしい。90日間のお試し期間は無料とのことだが・・・。
 結局、(面倒くさいから)利用は断念。

 以前は、最寄り駅近く(自宅も職場も)に支店があったその銀行。
 便利だったのだが、今はともになくなりATMが駅前にあるだけ。
 それを利用すれば良いだけのことだが、割と長い行列ができていることもしばしば。
 入金確認のためだけに、何度も足を運ぶのは明らかに時間のロスだ。

 え?授業料の振り込みならそうそう頻繁にあるわけないだろうってかい?
 そりゃそうで酒。塾生少ないものね。(って、ほっとけ!)
 けど、ほら、あれ。
 私の授業ビデオの注文がさ。
 てへ。正直申せば、まだ注文殺到のレベルでは(全然)ないので酒けどね。

21.3.9 朗報

 私の春は「教え子達からの嬉しい報せ」から。

 ようやく(今年は遅かった)届き始めた朗報。

 6年前の教え子がわざわざ報告してくれる。
 嬉しいよね。

 一つは、先日案じていた子からだった。
 「おかげさまで第一志望校に合格できました」とメールが来たが、おかげさまではない。
 私は何もしていない。中学入試の応援をしただけだ。
 今の喜びは、本人の努力と家族の支えによるもの。
 「良かったね」とだけ、返信しておいた。

 けど、それでも会いに来てくれるという。
 嬉しいじゃないか。
 おっと、誤解召されるな。
 その子が美少女だからではないぞ。
 あくまでも、気持ちが嬉しいので酒よ。

21.3.10 就活

 折角、教え子達が訪ねてきてくれるというのに、今の私の姿ときたら・・・。
 体はぷくぷくに肥え、疎らな髪はぼうぼうに伸び、顔色はけして良くない。
 いかん。これじゃ、幻滅される。(え、手遅れってか?)
 せめて、髪くらいは整えておこうか。

 と、言う事で散髪に行った。
 久し振りだ。
 最低限、月に一度のペースは守ろうと思っていたが、実際、ほんの1時間を捻出する余裕もなかった。

 馴染みの散髪屋さんで過ごす時間は、私のリラックスタイム。貴重なひとときだ。
 いつもはほぼ他愛ない雑談ばかりだが、今回は娘さんの就職話がメイン?だった。
 娘さんとは直接の関係ではないが、彼女が小学生時代に幾度か話したことはある。
 その子がもう就職とは。う〜ん。マスター達も見た目はあまり変わらないが年を重ねていらっしゃるのね。

 自分の経験(これでも就職活動は一応経験済み。企業に内定をもらった事もあるので酒よ)を振り返っても、あまり良い思い出は無い。
 面接を受けるのは精神的に辛いものだ。できれば二度と経験したくはない。(って、流石にもうないだろうけどさ)
 まして、この時期。面接はオンラインが主だと聞く。
 やりにくいだろうな〜。大変だろうな〜。
 ごめんなさい。その程度のことしか言えない私で酒。
 結局、自分で道を開いていくしかないのでしょうけどさ。

 全ての就活生に、せめてものエールを。
 ふぁいと〜!お〜!

21.3.11 10年

 震災から10年。
 ニュースはどの局もこのことばかりだった。
 死者2万2000人。未だに行方不明の人もいる。
 当時の映像を見る度に、その災害の凄まじさに身が竦む。

 しかし、私は震災のことは書けない。書く資格がない。
 被害に遭っていない者が、何を言っても白々しいだけだ。
 まして、10年は当事者にとっては、区切りでも何でも無いのだ。
 時が止まったままの方もおられるだろうし、けして区切りを付けられるようなものではないはずなのだから。

 おっと、書く資格がないなどと良いながら、偉そうなことを言ってしまった。
 幸いにして難を逃れた(神戸の時も殆ど被害はなかった)私。
 せめて、生かされてもらっていることへの感謝だけは忘れないでいたい。

21.3.12 パンク

 母はギブスをしてもらえた。
 腫れはまだ引いていないのだが、まあ良いでしょということでね。
 本人は、昨日で全て平常に戻れると思っていたようだが、大きな勘違い。
 医師からも何度も説明されていたのに、思い込みって怖いで酒ね。

 病院内では、病院の車いすを借りて移動している。
 しかし、通院の度に借りるのも結構気を使う。(消毒とかさ)
 あ、そうだ。父が使用していた車いす。慥か実家にあったはず。

 有りま酒た。有りま酒た。何と2台も有りま酒た。
 多少、埃は被っていたものの、これなら十分使用に耐えられる。
 と、喜んだのも束の間。
 タイヤがぺっしゃんこだった。
 そりゃ仕方ないよね。20年以上使っていなかったんだものね。
 まあ、チューブとタイヤを交換したら復活するだろう。

 ところが、車いす用品を扱っているところが少ない。
 市内の自転車屋に片っ端から電話をかけていったが、大抵「見てみないと分からない」との返事。
 値段にも幅がある。
 これも仕方あるまい。
 一応、当たりは付いたのだが、もう少し調べたい気もする。
 まあ、ボチボチさがすべ。

21.3.13 ダイヤ改正

 毎年、この時期になると、ダイヤが改正される。
 まあ、改正と言うくらいだから、改善されているのだろうけど、一体どこが?また、どうして毎年毎年なの?等と不思議に思っていた。

 今回は、終電の時刻がくり上げられたそうだ。
 以前なら、そりゃ大変と大騒ぎするところだが、最近は余程のことがない限り、終電のお世話になることはない。
 まあ、気をつけなければならないのは確かだけどね。

 それより、近鉄さん。
 特急ばかり走らせるんじゃない。
 22時以降に4本?
 おかしいだろ。コロナの影響で運行を取りやめにしている電車を復活させる方が先なんとちゃいま酒か?
 まあ、鉄道会社も経営が苦しいと聞くし、詳しいことは知らんけどさ。

21.3.14 探し物

 「探し物は必ず最後に見つかる」
 これは絶対の真理だと信じていた。
 しかし、今回は見つけることができなかった。

 「モンキーハンティング」
 ご存知の方も多いだろう。
 落下運動を取り上げた物理の問題だ。
 高校物理の範囲ではあるが、中学入試にも出題されているはずだと、ひたすら探した。
 しかし、10年間のべ2000校ほど片っ端から調べたが、見つからなかった。
 慥か、大昔に見たような覚えがあるのだけどな〜。

 経験値の低さが嘆かわしい。
 早く、算数のように瞬時に○○年の△△中学校の問題と、取り出せるようになりたい。
 いや、なりたいではダメだ。ならなければ。

 情けないけど、取りあえず、今回は他人頼み。
 どなたかご存知でしたら、教えて下さいな。

21.3.15 ギャル?

 高校を卒業したのだから、もう高校生ではない。
 でも、まだ大学には入学していないから、大学生でもない。
 仕方ないから、あえてギャルと呼ばせてもらおう。

 ギャルという言葉の持つイメージ(私の偏見だろうが、小悪魔的?)とは、かけ離れた2人ではあるが、とにかく私は、彼女たちに囲まれてご機嫌だった。
 午前中から彼女たちが来るまでの超不機嫌がウソのようにね。
 おそらく、傍から見ればデレデレしていたように映ったはず。

 卒業生(24期生)が大学進学の報告に来てくれたのだ。
 3年ぶりかな。
 おとなしい色ではあるが、髪は染まっていたし、幼かった頃とは大分イメージが違う。(そりゃいつまでも小学生の雰囲気を持っていたら変だわな)
 けど、話す中身を聞いていると、あまり変わっていない(いやいや、十分成長しているのだろうけどさ)ようにも思えた。

 一人は東京での一人暮らし。もう一人は海外留学を希望しているらしい。
 素晴らしい未来が待っているのだろうが、私としてはいろいろ心配だ。(親でもない私が心配しても仕方ないのだろうけどさ)
 つくづく、我が子が息子達で良かったと思った。
 体に気をつけて、しっかりがんばるんだぞ。

21.3.16 保護者会

 いや、けして保護者会のせいではないのだが・・・。

 一応、保護者会などにはスーツで臨む。
 普段も見窄らしい格好をしているつもりはないのだが、礼儀としてさ。
 また、保護者の前に立つときは、原則ポケットには何も入れない。(ハンカチは別だよ)
 少しでもスマートに見せたいからだろうってか?それもあるけど、パンパンだと見苦しいでしょ。

 今日は帰り際にバタバタしてしまった。
 先ず、傘を忘れて取りに戻る。(次男の傘を借りていたからね)
 次に、スマホがないことに気がつき、再び戻る。
 その度に、ドアを解錠しなければならない。
 エベレーターも、帰るときには大家さんの住む6階に戻すようにしているから、降りてくるまで時間がかかる。(階段を上り下りする気力は無い)
 駅まで行って、今度は定期がないことに気がついた。
 また事務所まで逆戻りだ。

 持ち物を机の上に置きっぱなしにしていたからいけないのだ。
 服に戻しておけば良かった。

 何とか終電には間に合ったが、帰宅したときにはとうに日が変わっていた。
 あ〜あ、何やってんだろ。自分が情けない。

21.3.17 オフ

 思えば、昨年の10月末を最後に、1日も休んでいなかった。
 実際、心身ともに疲れていた。
 その間、入試があり、新学年が始まりと気が休まる間もなかったのだから、当然だろう。(老化ばかりが原因ではないはず)

 けど、今日は完全オフ。
 やった〜!

 仕事は一段落つけたし、今日だけは生徒達の事も忘れたい。
 休日を心待ちにし、そのためにがんばる。なんてのは一番嫌いなスタイルだったのだが、正直この日を楽しみにしていた私。

 息子夫婦がプレゼントしてくれたギフトで、ちょっくら温泉に浸かって来ま酒。
 探さないでくらはいね。

21.3.18 初づくし

 驚きの連続だった。
 息子夫婦がプレゼントしてくれた旅行。
 場所や日は自由に選べる。いわゆるフリーチョイスのカタログギフトのグルメ&旅行版だ。

 遠くは無理。(次の日、授業はあるから昼過ぎには教室に入りたいものね)
 食事だけのプランもあったが、でもどうせなら一泊はしたい。
 さて、何処に行こう。
 近畿圏内で行ったことのない場所は少ない。
 まあ、気楽なところでと、有馬温泉を選ばせてもらった。

 ところが、気楽じゃなかった。

欽山  高級旅館とはこういう所のことなのだろう。(経験がないものだから分からないが)
 いきなりお出迎え。そしてべっぴんの仲居さんに別室に案内され、説明を受ける。
 緊張したな〜。
 部屋も豪華。15畳の和室って、どんだけ広いねん。
 風呂も立派だった。広々としていて気持ち良かった。
 食事も逸品ばかり。「お口に合いましたか」とチェックアウト時に訊かれたが、「立派すぎて(口には)合いませんで酒た」とうっかり答えた私。
 飲み物リストには銘酒が揃っていたが、普段私がちょっと贅沢していく店の2〜3倍の値段が表示されていた。それでもしっかり呑んだけどね。

 食事の後は、これまた初体験。
 そのプランにはマッサージ若しくはエステが付いていた。
 私はマッサージをお願いし、ハニーはエステに。
 マッサージなどを受けるのはもちろん初めて。
 どんな人が来るのだろう。オッサンは嫌だな〜。けど、若い美人だとこれも困るな〜。
 等と、妄想はふくらむ。
 わくわくドキドキで待っていたら、現れたのはおばあさん。
 失礼ながらと年を尋ねると、私の10歳上だった。
 正直に「初めてで酒」と告げると、「じゃあソフトにしますね」と言って下さったが、実際ソフトすぎて、効いているのかいないのかよう分からんかった。

お猿のアイちゃん  その人。よう喋る喋る。写真(途中で寄った道の駅で遭遇したお猿のアイちゃん)とは別人で酒よ。
 18歳で結婚し、ご主人とは死別。再婚したが次の人もお亡くなりになったそうだ。孫が23歳で・・・。って、もうええちゅうねん。
 初めは、酒も回ってウトウトするかもと心配していたが、よく喋る上にその都度確認を求めてくるから気が抜けない。
 体は楽になったけど、ちょっと疲れたね。
 あっという間の50分で酒た。
 けど、その仕事も大変みたい。料金の3割は上前をはねられると仰っていた。(あ、これ内緒だった)
 ハニーのエステティシャンは終始無言だったらしいが。

 志村けんの動画を見ながら、いつの間にか眠りに落ちていた。

21.3.19 カップヌードル

 早く寝たから早く目が覚める。けど、3:00は早過ぎる。
 もう一度、眠りについた。
 朝食も豪華。食べ切れへんわ〜!と言いながら、きれいに完食。
 満足感一杯で宿を出た。
 息子よ、ありがとう!

 有馬からだと、教室までは2時間もかからない。
 そのまま帰るのもつまらないから、ハニーの行きたかった「カップヌードルミュージアム」へ。
 池田にある。ご存知、安藤百福氏の記念館だ。(記念館の目の前の家の表札が「安藤」だったから、かつてはそこに住んでおられたのかな)
 ミュージアム館内は、インスタントラーメンのトンネルから始まる。
 インスタントラーメンの歴史が分かるらしいのだが、数が多すぎて、正直よう分からんかった。すげ〜!って言うだけ。

マイカップヌードル  お目当ては、「マイカップヌードルファクトリー」だ。
 自分でデザインしたカップに好みの具を入れ、オリジナルのカップヌードルを作ることが出来る。
 写真は、絵心のない2人の作品。笑わないでね。
 NHKの朝ドラ「まんぷく」でも取り上げられていたが、安藤百福さんって、酒っごい人なのね〜。
 発明家=天才と思われがちだが、やはり成功は努力の賜なのね。
 短編映画を見ただけで、感動してしまった単純な私で酒た。

 平日にもかかわらず結構混んでいた。ただし、小さい子供連れの家族でね。
 孫ができたら連れて行こうかな〜。なんて、考えたのはハニーも同じかな。
 おっと、誤解召されるな。まだそのようなお目出度い話はごじゃりませんからね。

21.3.20 準備万端

 今日は卒業記念パーティ。名付けて「たこ焼きパーティ」。
 私にとって、1年で一番嬉しい日だ。
 不謹慎と言われようが、教室内でアルコールも呑む。
 例年、正体不明もしくはその一歩前の状態に陥るので、日記なんて書けるはずもない。
 ので、今回は式の開始前に書いている。

 軽食の手配はした。
 ビールも買い込んだし、アルコール類も持ち込んだ。
 カンポキのつもりだったのだが、しまった。ワインを忘れた。酎ハイも忘れた。
 ゲームの景品はちゃんと買った。

光るウンコ  今回のメインは「光るウンコ」。
 残念ながら、不良品(光らないウンコ)も含まれていたが、なかなか可愛く?て良いんじゃないだろうか。
 総勢30名の大宴会だから、換気を怠るわけにはいかない。
 空気清浄機のフィルター交換も完了。抜かりはないはず。

 さあ、今から授業。
 その後、大急ぎで設営にかからなければ。
 ふぁいと〜!お〜!

21.3.21 感謝

 卒業生の門出を祝う、はげましの会のはずだったのに・・・。

 昨日のたこ焼きパーティ。
 30期生全員が集まってくれた。
 その家族も含め、総勢30名のささやかながらも賑やかな会となった。

カッパフルーツ  途中までは、例年通り。
 呑んで食べて、騒いで、また食べる。
 そして、ひたすら呑み続ける私。
 写真は保護者が用意して下さったカッパのフルーツ盛り合わせ。ビックリしたな〜もう。
 ゲームやその罰ゲーム(生徒から保護者への告白)も、結構盛り上がった。
 子どもって、無邪気なのね。

 けど、今回はここからが例年とは違った。

似てるでしょ  生徒とその保護者によるライブ演奏があったのだ。
 ご本人は「素人の毛が抜けたようなもので酒よ」と謙遜されていたが、なんのなんの。本格的な演奏だった。
 生徒のピアノと保護者のギター。生徒の歌声もきれいだったし、正直驚き。そして感動だった。
 さらに、その後は全員からのメッセージソングのプレゼント。
 これで泣くなと言う方が無理だろう。

 信じてついてきてくれた生徒達。
 支えて下さった保護者の方々。
 感謝の言葉以外思いつかない。
 本当に本当にありがとうございました。

 せめて、最後だけでも偉そうに言わせてもらおう。
 卒業生諸君の未来に、幸多かれ!とね。

21.3.22 花冷え

 ようやく、サクラの花もほころび始めた。
 しかし、昼間は暖かかったが、夜は冷えた。
 折悪しく、今日からコートなしで出勤したため、帰りは震えが止まらなかった。

 夜桜見物にはまだ少し早いようだ。
 桜、桜と、浮かれてばかりはいられない。
 いろいろと気をつけないとならない季節だ。

21.3.23 配信停止

 ネットで購入すると、その後その店からの案内が届く。
 私の場合、ほとんどは楽天で購入しているが、偶に他のサイトを利用することもある。
 その度に、新たに登録をしなければならない。(当然だけどね)

 なんやかやで、商業メールが毎日山ほど届くようになってしまった。
 幸い、その為に大事なメールを見落としてしまう程ではないが、一々削除するのも煩わしいと放っておいたら、2〜3日で軽く300通以上はたまってしまう。

 どうすれば良いのだ。と頭を抱えていたが、ふと閃いた。
 そうだ。配信を停止してもらえば良いのだ!
 何て賢いのだろう。と言うより、何故もっと早く気がつかなかったのだろう。

 しかし、この作業も結構煩わしい。
 いちいち、パスワードを要求してくるサイトもある。しかし、(当然?)パスワードなんて忘れている。
 その為に、新たなパスワードで再登録。そして、やっと配信停止。
 一体何やってんだろう?
 自分のバカが情けなくなってきた。まあ、自業自得で酒けどね。

21.3.24 ピンチ

 いよいよ追い詰められた。
 準備不十分のまま、講習会に突入してしまったからだ。
 教材作成が間に合わない。
 いや、間に合わせなければならないのだけど・・・。

 30年前を思い出す。
 「ひえ〜!あと数時間で生徒達がやってくる。けど、教材がまだ」
 塾を開設した当時はそんなことがしょっちゅうだった。
 殆ど眠らない日が続いていたが、何とかなったのは未だその頃は若かったから。
 今は徹夜何てできない。
 睡眠時間だけは確保しないと、次の日に堪える。

 さて、どないしよ?
 って、やるしかないんだけどさ。
 日記なんて書いている場合じゃないで酒ね。

21.3.25 快挙

 今日の授業は9.5時間。
 8:30に事務所に入って、既に13時間以上経過しているが、まだ帰れない。
 流石に疲れた。

 けど、嬉しいこともあった。
 今日は、授業中に一度も生徒を叱らなかったのだ。
 低学年の授業(+中学生)だったこともあるのだが、まあ良い子ばかりで敢えて注意する必要も無かったからね。
 講習会中、こんな穏やかな気持ちで毎日が過ごせたら嬉しいのにな。

 あ、自習に来ていた6年生に「集中しろ!」と注意したんだった。
 まあ、授業中ではないと言うことで許してもらおう。

 それにしても、朝から晩までずっと事務所にいるのは結構ハードだ。
 あと2週間、こんな毎日が続く。(まあ、春はまだ期間が短いからましだけどね)
 カッパちゃん。ふぁいと〜!お〜!

21.3.26 制服

 昨今、制服に関しては様々な意見が取り交わされているようだ。
 高すぎるから廃止すべきだとか、いや私服の方が煩わしいとか。

 おっと、誤解召されるな。
 私の言っているのは学生の制服で酒からね。ナースやCA、はたまた女子高生の制服どうのこうのではありませんよ。

 私自身、高校時代ずっと制服で過ごした(一応自由だったので酒けどね)こともあり、制服廃止論には首を傾げる。
 だって、やっぱり良いので酒よ。
 特に、真新しい制服に身を包んだ新入生の初々しい姿には、感動すら覚えま酒ね。

 卒業生の一人(新中1)が制服でやって来た。
 「お!制服やんか?格好いいな!」と言うと、照れながらもまんざらではない表情を浮かべていた。
 今は少し大きめの制服も直ぐに小さくなるはず。
 けど、いつまでも忘れないで欲しい。今のフレッシュな気持ちをね。

21.3.27 鼻水

 花粉症なのだろうか?
 時として、鼻水が止まらなくなることがある。

 授業中は大丈夫。事務所の中でも平気。
 多いのは、帰りの電車の中。
 となれば、花粉症を疑うべきなのだろうか。

 しかし、自宅でもたまに起きるのだ。
 自宅に花粉が飛び交っているわけないし。
 じゃあ、風邪?
 いや、全くその兆候はない。熱もなければ咳も出ない。出るのは鼻水だけ。
 アレルギー性の鼻炎かな?

 素人判断は危険だが、とにかく今病院に行く時間なんてこれっぽっちも無いし、用心しながら様子を見るしかあるまい。
 あ、目も痒くはないので酒よ。

21.3.28 猫背

 自分の授業ビデオを見て驚いた。
 「誰やねん、この猫背のオッサン?!」

 背中が丸まっている自覚は微かにあった。
 けど、これほどまでとは。

 いかん。いかん。背筋を伸ばして、真っ直ぐに生きていく。
 これが私のモットーなのに。

 どうしよう?ビデオ全て撮り直すべきかな?
 いや、既に数十本。そりゃ無理だ。
 以後は気をつけるということにさせてもらおう。

21.3.29 ワンオペ

 今日も朝から晩までフル稼働。
 空き時間は30分しかない。
 しかも、本日はスタッフがいない。調整が付かなかったのだ。
 完全ワンオペ。

 何事もおこらないことを祈りたい。(突発的なアクシデントがね)
 いや、全ては心の持ち方次第のはず。
 頑張れ、呑ちゃん。ふぁいと〜!お〜!

21.3.30 販売中止

 何事もなく一日を過ごせるなんて願うこと自体甘かったのか?
 午前中は順調だったが、午後に入った一本の電話から全てが大きく狂ってしまった。

 本屋さん(正確には問題集の取次業者)からの電話だった。
 注文していた問題集が入手不可能になったと言うのだ。
 保護者から「書店に行っても無かった。取り寄せも困難と言われた」との連絡を受け、慌ててその業者に問い合わせた。
 「大丈夫ですよ。在庫もあります」と言われ、一安心。
 保護者には「こちらで確保できそうですからご安心下さい」とお伝えした。
 それが今になって「出版社にも在庫が無いそうです」と言ってくるなんて。
 それなら受注の段階で安請け合いするなよな。まるで、ド素人以下じゃないか。

 しばし、押し問答。「再度確認致します」と言われたが、結局は「入手不可能です。申し訳ありません」との回答。
 まあ、ないものは仕方ない。と諦めたが、その間のやり取りにやたらと時間がかかってしまった。
 生徒達に申し訳ないことをした。
 たかが、10分程度と言うなかれ。
 教材は目一杯時間を使ってこなせる内容にしている。
 その10分のしわ寄せで、各問に充てることができる時間を少しずつ短くせざるを得なくなったのだ。

 あ〜あ、ワンオペなんて、所詮無理だったのか。
 情けなくなるが、それより、問題集の方をなんとかせねば。

21.3.31 夜桜

 早くも桜が散り始めている。
 悔しい。全く時間に余裕がない現況で、花見なんて到底不可能だ。
 通勤時に車窓から眺める桜で我慢するしかないのか。と、半ば諦めていたが・・・。

 「わざわざ出かけなくても、帰宅途中に途中下車すれば良いのではないか」と閃いたのね。
 賢いでしょ。って、はよ気づけよ。

桜とお月さん  と言うことで、少しだけ桜を眺めて参りま酒た。
 場所は、いつもの公園
 既に散り始めており、辺りはさながらピンクの絨毯のよう。
 折しも空にはお月様(ほぼ満月)。
 写真の月が(桜も)ぼけて見えるのは、まあ黄砂のせいという事で。

 少々肌寒かったが、心はちょっぴり暖かくなりま酒た。
 夜中の呼び出しに応じてくれたハニー。あじがとうね。

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