カッパの日記 

2022年11月

22.11.1 

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 自分でキリ番を踏むのも情けない気がするが、先ずはめでたしめでたし。
 え?何がめでたいの?で酒か。
 サンキュー・サンキュー・サンキューでしょ。

 みなさん、あじがとうございま酒た。
 おかげさまで15年間も続けることができました。
 Thank you・grazie・謝謝・おおきにあじがとう!でございま酒!!

 え?まだ(いつまで)続けるの?ってかい。
 ふ・ふ・ふ。それはヒ・ミ・ツ!!

22.11.2 転院

 今年に入って5回目の転院だ。1日だけの入院を含めたらのべ5つ目の病院になる。
 大腿骨骨頭壊死から始まった母の病院遍歴。
 脳梗塞でA病院自宅→手術でB病院(手術は延期)→自宅→肺炎でC病院リハビリでD病院肝炎でC病院(手術は断念)→今回のE病院。
 奇しくも、今回の転院先は私が結石の治療を受けている病院。
 (と言っても、偶然ではない。いくつか候補を挙げられた際に、私の自宅に近いところを選んだからなのだが)

 距離的には今回の移動が一番短く、すぐに手続きも済むだろうと思っていたが、甘かった。
 意外なほど時間がかかった。
 なんと6時間。入院前の検査がまだだったからなのだが、正直疲れ果ててしまった。

 お世話になる病院にケチをつけてはいけないが、システムが上手く機能していないように思う。
 これは、自身の診察の際にも感じていたこと。
 例えば、受付には1人しかおらず、あっという間に列ができる。
 複数人が対応すればもっとスムーズにさばけるのになぁ、なんてね。
 その分、対応は機械的でなく、暖かさが感じられて、好感が持てるのだけどね。

 今度の病院で、母の生活レベルが上がることを期待したい。
 そして、入院はこれで終わりにできればと願う。

22.11.3 祝日なんて

 自分でも驚くほどたくさん眠った。
 目覚めた時、枕元の時計は8:30を回っていた。
 けど、もし足が攣らなければ、まだ眠り続けていたかも知れぬ。

 慌てたね。飛び起きて、1日の予定を確認する。
 今日は何曜日だ?木曜日か。
 平日で良かった。これが土日なら完全にアウトだった。
 と、ホッとしたのも束の間。
 え?平日じゃない。今日は祝日だ。
 げ!午前中に個別授業を入れていたかも知れぬ。
 セーフ。午後からにしていた。
 けど、のんびりはしていられない。6年生のテストがある。12:00までには教室に入らねば。

 例年なら、この日はS学院のスクールフェスタに出かけていた。
 しかし、近年はコロナの影響もありすっかり足が遠のいてしまった。
 調べてみたら、最後に訪れてから5年以上ご無沙汰だった。
 まあ、今年も抽選制とかでややこしかったからパスしたのだが、出かける意欲が低下しているのは否めない。

 家を出たら、外は見事な秋晴れ。
 世間の人は、行楽を楽しんだのだろう。
 羨んでも仕方ない。人には人の生き方があるのだから。

22.11.4 値上げ

 いろいろなものの値段が上がってきている。
 テレビでも何度か取り上げられ、知ってはいたが、「ふ〜ん。そうなのか」程度で、正直まだ実感は伴っていなかった。

 しかし、物価上昇の波は私にも確実に押し寄せていた。
 先ずは、ビール。通販サイトで24本入りが数百円高くなっていた。
 スーパーの惣菜も。1晩の食費を1000円以内に抑えるのが目標だったが、だんだん難しくなってきた。1品減らすしかないのかな〜。
 まあ、これは自分の節制で何とかなるレベルだけどね。

 ところが、ついに仕事にも影響が・・・。
 紙代が値上がりしたのだ。それも25%も。
 私の仕事で紙は不可欠アイテム。授業は全てプリント教材で行っているのだからさ。

 現在、業者と交渉中だが、今まで通りというわけにはいかないだろう。
 困ったもんだ。
 誰を恨めば良いのだろう。ロシアの殺人鬼か?

22.11.5 プライド

 専門外のことは余り言いたくないのだが・・・。

 補欠選手のことをバックアップメンバーと言うらしい。
 サッカーワールドカップの代表の選にもれた選手が、バックアップメンバーを辞退したと聞いた。

 選考にもれたのがよほど悔しかったのだろう。
 気持ちはわからぬでもないが、補欠だって良いじゃないか。
 補欠のどこが悪い。
 出場して活躍すれば、選ばなかった者の目が節穴だと証明できるじゃないか。

 プライドは大切だ。
 人はプライドをなくしたら生きてはいけない。
 けど、プライドだけでも生きていけない。
 チャンスをみすみす捨てるのは、賢いとは言えないのではないか。

22.11.6 初暖房

 日が落ちると急に寒くなる。
 戸外はもちろん、室内でも同じ。

 授業をしていて、今年初めて寒いと感じた。
 生徒達は平気だと言うが、年のせいだけではないだろう。
 見ると、室温が16度だった。
 道理で、手がかじかむわけだ。

 例年より少し早いとは思ったが、暖房を入れさせてもらった。
 いや、早くもなかった。過去には10月に暖房をつけたこともあったようだ。

 そろそろエアリズムともお別れかな。

22.11.7 オバQ

 良い1日だった。

 神戸まで出かけ、長男とランチ。
 ランチと言っても、夜は居酒屋での日替わり定食だけどね。
 私も昔何度か行った店だったが、息子は常連のようで、店主に「父です」と紹介してくれた。

 事務所に戻り、仕事の合間に何気なくFacebookを覗くと、同級生が自分のプロフィール写真を変更していた。
 先ずは、その写真をご覧あれ。
 見ての通り、彼はお医者さん。
 「それがどないしてん。ただのおっさんやんけ!」
 仰るとおりでございま酒。
 しかし、もう一度よく見て下され。
 私も最初は見逃しておりま酒たが、別の同級生のコメントで気がつきま酒た。

 もうお気づき頂けたま酒たね。
 そう、彼の頭頂部。毛が3本立っている。(本当は後ろにある植物の葉だけどね)
 「オバQ」やんけ!
 ご存知で酒よね。藤子不二雄さんの人気漫「オバケのQ太郎」(アニメにもなりましたよね)のメインキャラクターで酒。

 笑いが止まらなかった。
 腹が痛くなるほど笑ったのはいつ以来だろう。
 授業中も笑いがこみ上げてきて、堪えるのに困った。
 本人には断っておりませんが、皆様にも幸せな気分に浸ってもらおうと思い、勝手にUPさせて頂きま酒た。

 ところで、何故オバQの毛は3本なのか?
 最初は10本以上あったそうですが、描くのが面倒だという事で、次第に減り、最終的には3本になったそうで酒。
 作者の都合だったのね。

22.11.8 天体ショー

 今宵の天体ショー。
 幸い、好天にも恵まれた。
 皆既月食と天王星の食が同時に観られるのは442年ぶりだそうだ。
 ただ、天王星は肉眼では識別できない。
 だから、観られたのは皆既月食だけなのだが。

 皆既月食は珍しい。
 生徒達にも観てもらいたい。
 という事で、(授業中だったが)皆を連れ出し、お月見タイム。
 ちょうど、欠け始めた頃だった。
 月が赤く染まっていた。
 何故?これは生徒達にも説明せねば。(おそらく来年の入試には出題されるだろうしね)

 写真は撮らなかった。
 過去の経験から、撮ってもブレブレだろうし、ネットやテレビで観た方がきれいだしね。

 次の皆既月食は3年後だそうだ。
 天王星の食と重なるのは322年後。
 う〜ん。生きて観られるかは微妙なところだね。

22.11.9 注射

 コロナのワクチン接種のお次は、インフルエンザの予防接種だ。

 針の太さが違うだろうか。
 コロナの時は全く痛くなかったが、今回は少しチクッとした。
 でも、泣かなかったよ。ぼきゅ。偉いでしょ!

 それにしても、いつから「注射の後は揉まなくて良い」になったのだろう。
 私の小さい頃は、「必ず揉んで下さい」だったような気がするのだが。
 「お風呂はダメ」で「刺激の強い食べ物は控えるように」とも言われたな。
 記憶違いかな。
 コロナのワクチンの際には「今日は呑まないように」と言われ、「え〜!」と叫んだ(呑んだけど)が、これは関係ない話。

 ともあれ、これで予防態勢は一応完了。
 さあ、体調万全で怒濤の冬を乗り切るぜ。

22.11.10 不在

 不在連絡票が入っていたため、再配達をお願いして、午前中は自宅でお仕事。

 ところが、正午近くになっても荷物は届かない。
 おかしいなと思い、玄関に行くと、不在連絡票が入っていた。

 謎じゃ?
 インターホンの音を聞き逃したのだろうか?聞き逃したのだろうな。
 以前にも一度同じような事があった。
 その時は、玄関の気配で気がついたのだが、インターホンの音は聞こえなかった。

 インターホンがおかしいのか。それとも、私の耳が耄碌したのか。
 どちらにしても嫌ダダな〜。

22.11.11 独身の日

 今年も来ました「1111」。
 この日記でも何度か取り上げている。
 昨年は、「ポッキーの日」に因んだことを書いたが、今回は「独身の日」について。

 中国では、独身の日のネット上での売り上げが数兆円に上ると聞いた。
 え?そんなに独身の人って多いの?
 独身の人が全てネット購入するとも思えないから、一部の人が企みに踊らされているだけなのだろう。
 けど、慥かに1人だとネット購入で済ませるケースが多いわな。

 かく言う私もその一人。
 スーパーには毎日酒のアテを求めに赴いているが、重たいものとか、急ぎでないものはネットで購入することが多い。
 一々出かけるのって本当に面倒だものね。(今日も、用事で数ヶ所回るだけで、軽く一時間以上かかってしまった)
 けど、世の中の主婦たちはその労を厭わず、毎日出かけているのだから大したものだ。
 今でこそ殆どの方が車で移動するけど、一時代前なら徒歩か自転車だものね。想像以上に大変だったろうな。

 さて、私も独身生活にはすっかり慣れた。
 寂しくないと言えばウソになるが、気楽と言えば気楽。
 けど、やはり愛する者と同じ時間を共有し、同じ空間に存在してこそ、幸せなのではないだろうか。
 まあ、贅沢は言うまい。

 あ、そうだ。
 今日は「立ち呑みの日」でもあるらしいから、久し振りに立ち呑み屋さんにでも行こうかな。
 けど、あの店ずっと閉まっているしな〜。再開しないのかな。

22.11.12 異物混入

 異物混入のニュースはよく目にするが、自身が遭遇したのは初めて。
 予め断っておくが、騒ぎ立てたり、脅したりするつもりは全く無い。
 ただ、驚いたのだ。

 立ち呑やには寄らず、訪れたのはいつものスーパー。時刻は22:00頃か。
 案の定、惣菜はほとんど残っていなかった。
 仕方ないと、普段はあまり購入しない春巻きをゲット。
 他にも値引きシールの貼ってある惣菜を3品購入。
 総額500円ちょっとで済み、大層喜んでいたのだが・・・。

 帰宅後、テレビ(探偵ナイトスクープ)をつけ、酎ハイで晩酌開始。
 春巻き(2本目)を口に運ぶ。
 あれ?何か変だぞ。
 やたらと固い。
 具の筍かと思いきや、この固さは食べられるレベルではない。
 根性の入れ方が違う固さ。なんて言ったら大袈裟か?
 先日購入した「漁師飯」に入っていたのは鮭の骨で、これはまあ、納得できたのだが。
 今回、口から出てきたのは爪楊枝だった。
 いくら腹が減っていたとは言え、これは食えない。

 幸い、ケガをしたわけでもなく、ただ驚いただけなのだが、一応スーパーにはご報告。
 留守番電話だった。
 「明日、お返事します」とのメッセージが流れていたが、さてどうなるのだろう。

 先程電話あり。
 「返金します」とのこと。
 「え〜、小額だし構いませんよ」と辞退するが
 「レシートと品物持ってきて下さい」
 「品物?そりゃ無理で酒」(コイツ馬鹿か)
 「じゃ、レシートだけで結構です」(何故かえらそう。気のせいか)
 「では、今晩伺います」
 160円もらってもあんまり嬉しくないんだけどな〜。

22.11.13 年賀状イラスト本

 今年ももうこんな季節になったのね。
 先日、年賀状のイラスト集を購入した。

 昨年まで使っていたのは『世界一カンタンにできる年賀状』。
 しかし、どうやら絶版のようだ。
 仕方がないので新しいものに。
 しかし、似たようなものが似たような価格でたくさんある。いや、あり過ぎる。
 ハニーに頼んで、その中の一つを選んでもらった。

 注文していたその本『超かんたんパソコン年賀状』が今日届いた。
 パラパラとめくり、来年がうさぎ年だという事に、初めて気がつく私。
 色々あるな〜。どれにしようか、迷ってしまう。
 けど、慌てることはない。じっくり選ベば良いさ。
 だって、最後の年賀状になるんだものね。
 (あ、卒業生宛の年賀状は、一応今回で最後にするつもりなので酒。ごーめんなさいよ〜!!

 けど、作成は結構面倒かも知れない。
 宛名面は昨年まで使用していた住所録で、裏面は今回購入したソフトでとね。
 まとめて一気にできれば大丈夫なのだが・・・。
 まあ、ボチボチやるべ。
 おっと、その前に冬期集中講座の時間割作成だった。
 

22.11.14 訃報続き

 年賀状関連の話をもう一つ。
 喪中葉書が届き始めた。悲しい限りだ。
 え!まさか?と驚く報せも多い。
 先日届いたのは、大変お世話になった方の訃報だった。

 HOPES開設前からのお付き合いだから、40年近くになる。
 ご自宅にも何度もお邪魔したし、家族旅行に連れて行ってもらったこともある。
 私が企業の就職を辞退し現在のこの職に決めたのは、この家族が一因にもなっている。
 しばらくご無沙汰していたが、時間ができれば、またお目にかかりたいと思っていた。
 なのに・・・。

 昨日、奥様とお話しすることができた。
 突然のことだったらしい。
 「大動脈解離」。初めて耳にする言葉だった。
 孫達も交え、家族で食事中の出来事だったそうだ。
 お嬢様はお医者さんなのだが、「応急処置の甲斐もなく、救急車に運ばれる前に亡くなった」と伺った。
 まだまだお若いのに、残念でしかたない。

 知人の訃報が他人事ではない年齢になってきた。
 だが、その事実を割り切って受け止めるには、まだまだ時間がかかりそうだ。

22.11.15 早上がり

 たまに尋ねられることがある。
 「いつ、休んでいらっしゃるのですか?」と。

 完全にオフの日は年に数日。3日から多くても5日か。
 HOPES開設以来ずっとだ。
 若い頃はそれで充分だった。
 30年以上、360日。平日は4時間以上、土日は8時間の授業を毎日してきた。(これって、ギネスもんじゃない?)
 しかも、授業が終われば、必ず卒業生達や友人と呑む毎日。
 今にして思えば、アホちゃうか?いや、我ながら凄すぎる。

 しかし、この年になると、流石にそんな無茶はできない。
 相変わらず、オフの日は年に数日だし、授業時間数も変わらないが、月に何度か早く上がれる日がある。
 生徒数が少なくなったことを言い訳に、平日の授業はクラス分けを行っていない。
 そのため、時間的な空白を作ることが可能なのだ。

 今日は、その早上がりができる日だった。
 個別授業も入れなかった。
 帰宅したのはなんと20:30。ミラクルだ。
 ただ、冬期集中講座の時間割を完成させる予定だったが、空腹に負けて食事を優先してしまった。
 となると、当然アルコールも入る。
 仕方ない、時間割は明日にまわそう。
 幸い、枠組みは完成しているので、あと3〜4時間程度の作業かな。
 今すぐ寝たら、5時には目が覚めるだろう。
 「明日できることは今日するな」誰のセリフだったかな。
 ともかく、お休みなさい。

22.11.16 早起き

 今朝は5:00から始動。
 昨晩早く寝たからね。
 ずいぶん、仕事が捗った。(時間割はまだ枠だけだけど)
 午後には母の病院に行くからそれまでの時間だけど、午前中に自宅で6時間も仕事をしたのは稀なこと。

 事務所入りが遅くなったが、その分(久し振りに)一分一秒を惜しんで仕事することができた。
 よし、この調子で明日も早起きしようかな。
 と、ご機嫌なカッパちゃんだったのだが・・・。

 1枚の葉書を見て愕然とする。
 またもや訃報だ。
 思わず「ウソや〜!」と声をあげてしまった。
 4期生からの報せ。
 「兄(41歳)が亡くなりました」とあった。
 2期生だった彼。長いこと会っていなかったが、近況は母上から伺っていた。

 すぐに自宅に電話。
 お母様とお話しすることができた。
 癌だったそうだ。
 自分でも病状は分かっていたらしく、治療は一切行わずにこの世を去ったと教えて頂いた。
 何てことだ。
 まだまだ若い。やりたいこともいっぱいあっただろうに。

 明日、早起きは出来そうもない。
 今宵は彼を偲んで・・・。献杯。

22.11.17 完成

 案の定、目覚めたのは8:00過ぎ。
 たった一日で、怠け者に戻ってしまった。
 そのまま布団の中でグズグズしていたい気分だったが、そうもいかない。
 やらねばならぬ事は山積みだ。

 作りかけにしていた冬期集中講座の時間割に取りかかる。
 たくさん修正する箇所が見つかった。ようやく完成。
 例年通りの授業数を確保することができ、一安心。
 最大の問題は、生徒達が現実を受け止め、真剣に授業に臨んでくれるかだが、こればかりは本人の意識に依るところが大きい。

 私のスケジュールはもちろんハードだ。
 オフ日なんてあるはずもない。
 「え?生徒数が少なければ楽じゃないの?」と思われるなかれ。
 10人相手でも1人相手でも同じ事をするのだから、要する時間は同じなのよ。

 けど、まあ、大丈夫だろう。
 今のところ、健康には問題ないし、コロナの感染再拡大が気にはなるが、万全の注意と気力で乗りきりたいと思う。
 神様。生徒達と私たちの無事をお願い致しま酒。ヨロシクね。(え?軽すぎる?)

22.11.18 手帳

 来年用の手帳を買った。
 一番シンプルな物にした。色は紺で、気に入っている。(安かったし)
 ただ、月曜日始まりなのが不満。同じ価格で日曜始まりもあったのだが、色が黄色ではね。

 若い頃は手帳の必要性を感じなかった。
 実際、滅多に使わなかったな。
 スケジュールは全て頭に入っていたし、それを忘れるほど多忙でもなかったしね。
 思いついたように、年末に手帳を購入したこともあったが、結局ほとんど使わずに1年が終わっていた。

 現在も、基本、家と職場の往復の毎日なので、わざわざスケジュールを書き込む程ではないのだが、備忘録が必要な年齢になったと言うことか。
 今年使っていた手帳を見ると、結構いろいろ書き込んである。
 仕事以外にも、母の病院関係や私の診察予定など。
 友人知人と全く会っていないのには驚いた。外で呑んだのは家族とだけだ。

 来年は、この手帳がスケジュールでいっぱいになれば良いなと思う。
 おっと、その前に、もっと丁寧な字で書くようにせねば。
 だって、判読不明なものが大半で、いちいち思い出すのに苦労したからね。
 これじゃ、備忘録にならない。ボケ防止にはつながるのだろうけどさ。

22.11.19 CM

 あまり金融機関の宣伝はしたくないのだが、思わず吹き出してしまった。

 皆さんご存知「そこに愛はあるんか」で有名なアイフルのCM。
 過去の秀作も面白いが、今回の映画館編は最高だった。
 流石は名女優で酒ね。
 まだご覧になっていない方は、どうぞお楽しみ下さい。

 しかし、ホント、最近ろくなニュースがない。
 中条きよしの馬鹿ッぷりには呆れて笑ってしまったが、あんな奴を担ぎ出した政党も愚かやけど、選んだ連中もアホや。
 某国の狂人どもの暴挙は理解を超えているし、もう、世の中狂っているとしか言いようがない。

 多くを望んでいるのではない。ささやかで十分。
 みんなが笑っていられる世の中。それが幸せと言うものではないのか。

22.11.20 歯

 どちらかと言えば、昔から「歯に衣着せぬ」物言いをする方だった。
 それ故、相手に不快な思いをさせたり、誤解を生じたりする事もしばしば。
 ただ、皮肉が苦手で、遠回しな言い方をするくらいなら、ストレートに意見を伝えたいと、これは今でも思っている。
 「奥歯にものが挟まった」ような表現は、聞くのも嫌だし、それ故使いたいとも思わない。

 ところが・・・。
 最近、よく、奥歯にものが挟まるのだ。
 いや、「よく」なんてレベルじゃない。
 何かを食べると、「必ず」歯に挟まるのだ。詰まると言った方がぴったしかな。

 歯の隙間が広がっているのだろう。
 これも老化現象の一つなのか。
 もしかしたら、歯周病かも知れぬ。歯みがきはちゃんと?しているつもりだけど。

 放置せずに、歯医者に行った方が良いのは分かっている。
 けど、なかなか時間が取れない。
 いや、生徒達には「時間は作るものだ」と偉そうに言っているのだから、何とかしなければ。

22.11.21 抽選

 初めに断っておくが、私のくじ運は極めて低い。
 30年ほど前に懸賞でパジャマが貰えたきりで、宝くじに至っては過去最高獲得金額が5000円(3等なのに)だ。

 そんな私が、ネットでふと目にした広告。
 『新型クラウンが月5万円以下で乗れる』
 「そんなわけないやろ〜?釣りやなこれは」と、疑いながらもクリックする愚か者。
 「あ、成る程ね。モニター募集なのか。
  そりゃそうだわな。500万円ほどもする車を月5万で乗れるわけないよな。
  しかも、抽選で3名限定とあるじゃないか。ははは。無〜理〜!」
 と、自嘲気味にPCを閉じかけたのだが、
 「けど、もしかしたら?
  お!今日が締め切り最終日じゃないか。まあ、ダメもとで応募だけしてみるか」
 欲の皮が(目一杯)突っ張っていた私で酒た。
 必要事項を書き込み、送信。すぐにメールが届いた。
 「ご当選者様には最寄りのお店から直接ご連絡させていただきます」とあった。

 ここまでが昨日のこと。
 「当たるわけないわ」と呟きながらも、スマホは常に身近に置いていた。(おバカで酒ね〜)
 すると夕方、なんと着信音が。
 げ!トヨタからだ!!
 「うっそ〜ん!もしかして抽選に当たったの?」
 「残念ながら、応募多数でしたので、抽選には選ばれませんでした」
 「やっぱりね。で、何のご用?」
 「抽選は残念な結果でしたが、折角応募頂いたので、特別なプランをご用意致しました」
 「(そうか、やっぱり釣りだったのか)・・・」
 「説明を差し上げたいので、ご来店頂けないでしょうか」
 即、断ろうと思ったが、話だけでも聞いてみようかと、オフボタンから手を離す。
 試乗もさせてもらえるそうだ。一生に一度くらい高級車のハンドルを握ってみるのも悪くはないだろう。

 ということで、近々、赴くことに。(時間ないのに馬っ鹿じゃないの!)
 さて、いかなる顛末が待っているのか。
 刮目して待たれよ。

22.11.22 いい夫婦

 今までも同じタイトルで幾度となく書いてきた。
 あ〜あ、またか!なんて思わないでね。
 いい夫婦になりたいと願うが、それが叶わぬもどかしさが、しつこく書かせてたのだろう。

 自宅で作業中はたいてい音楽を流している私。
 「ながら」はいけないんだ〜!なんて言わないでね。
 今日は偶々、長渕剛。
 先ずはこの映像をご覧あれ。
 彼の熱烈なファンではないのだが、けして嫌いではない。CDも数枚持っている。(昔の彼の方が好きだね)
 もちろん、この曲(祈り)も何度か聴いたことはある。
 しかし、夏目雅子バージョンは初めてだった。

 おかしいな。どうしてだろう。何故か涙が止まらなかった。
 彼女が既に亡くなっていたからなのか。
 在りし日の素敵すぎる姿に誰かのイメージを被らせていたのか。
 いや、特定の人物にではない。
 誰もが輝いていた時代を持っていたはず。
 そんなことを思っていたら切なくなってしまったのだ。

 残された人生を心安らかに過ごしたいと思う。
 もちろん、愛するハニーと一緒にね。

22.11.23 サッカー観戦

 興奮冷めやらぬまま書いておりま酒!(+酔いも手伝ってね)

 すげ〜!すげ〜!大金星だ!!
 今日は早上がりが叶う日だった。
 なのに、個別の授業を終えワクワク気分で帰路に着いたところ、まさかの人身事故に遭遇。
 サッカー観戦を楽しみにしていたのに、なんてことだ。
 「どうしてくれる。キックオフに間に合わないじゃないか!」
 てな事を、駅員にぼやくほど馬鹿ではないで酒けどね。

 (ダメもとの気分で)テレビを点けたとき、まだゲームは前半だった。
 「お!まだ0−0やんけ」。
 しかし期待空しく、間もなくその均衡は破られることに。
 なんやかやと用事をしていると、前半終了間際に0−2へ。
 「げ!やばいやん。やっぱりあかんのんか?」と諦めかけたが、そのドイツの2点目はノーゴールに。
 「え?これって、まるで前日のカタールVSアルゼンチンの試合と同じやないか?なら、もしかして?」
 と、俄然、かすかな期待に気分が上がる。
 しかし、この時点では、まさかねと思う気持ちの方が多かったのも事実だ。

 けど、そのまさかが現実となった。
 何度、テレビに向かって吠えたことか。
 酒げ〜!酒げ〜!
 「諦めなければ夢は叶う」
 生徒達に繰り返して言っている言葉が、現実となった。

 もちろん、まだ始まったばかり。決勝進出が決まったわけでもない。
 それでも今日の試合で、「生きる希望」を、さらには「努力の価値」を感じた人は多かったのではないか。
 俄サッカーファンが偉そうに言うことではないのだが、
 「(頑張ってきた人には)奇跡はあるんだ」と痛感した。
 さあ、みんな。諦めずに「ふぁいと〜!お〜!」だぜ!

22.11.24 試乗

 ノコノコと 釣られたカモが やって来た。
 (車屋さんにすれば、広告にホイホイ乗ってきた私なんて、そんなものではないだろうか)
 はい、カモになってきま酒たよ。

 試乗させてもらった車はお値段570万円。それでも上から3番目のグレードなのだから驚き。
 革張りのシートにハンドル。車内はまるで応接間。
 いざ、出発。
 あれ?思っていたよりノイズが大きいぞ。
 21インチタイヤなんて履いているからかな。
 路面の凸凹もかなり伝わってくる。
 もちろん、うるさいレベルではないけどね。
 加速は滑らかだった。ハンドルもスムーズに切れた。
 試乗時間は約10分。まあ、運転が楽な車って感じかな。

 装備についていろいろ尋ねてみた。
 一つ残念だったのが、CDが聴けないこと。
 けど、今の車はみんなそうなっているそうだ。
 時代遅れだと笑われそうだが、わざわざUSBに落として聴かなければならないなんて、どうも納得がいかない。

 いよいよ商談が始まる。(私は試乗が目的だったが、車屋さんはここからがメインだものね)
 残価設定と言う仕組みが今一つ理解できていなかったのだが、3年なり5年なりで乗り換えるか、車を返すかを選べるそうだ。
 乗った分の代金を月々支払っていく。レンタルしているようなものじゃないかな?(え?違う?)
 5年タイプでも月々7万円以上かかる。
 「値引きはないので酒か」と聞いたら、渋い顔で「今出たばかりの車ですし、せいぜい一桁ですね」とのお返事。
 が〜ん!一気に熱が冷める。
 取りあえず、検討しますと返事はしたが、まあ、この車のオーナーになることはないだろう。
 一時の夢を見させてもらったことに感謝しようか。

 現実に戻り、ノイズの大きい車で帰路に着く。
 私には、このコンパクトカーで十分だ。

22.11.25 電話

 やたらと電話がかかってくる日だった。
 30件以上受けたのは、初めてじゃないかな。
 これが入塾の問い合わせだったら嬉しいのだが、仕事には全く関係なし。(トホホ)

 午前中は、殆どが母の病院関連。
 ところが、昼頃に私が見積もり依頼を出したため、あっという間に10数件増えた。
 ディーラーに今乗っている車の評価額を聞いたところ、余りに低いので、ネットで調べたろと考えたからなのだが、後悔してま酒。
 風呂にもゆっくり浸かれなかった。昼飯も食えなかった。
 通話中も着信がバンバン。
 ま、乗り換える予定もないくせに、自業自得やね。
 それにしても、クリック(送信)した途端に電話が鳴ったのには驚いた。

 とどめは、聞いたこともない「ウエディングなんとか」からの電話だった。
 「灘校の卒業生名簿からかけております」とていねいな口調で告げる。
 (怪しいけど、正直なやっちゃな〜。思わず笑いそうになった)
 「あなた様のお子様で、まだ結婚されていない方はいらっしゃらないでしょうか」
 こんな、勧誘?営業?電話もあるのかと驚いた。
 どんなシステムで例えばどんな相手を紹介してくれるのか、興味が湧いた。
 一瞬、しばらく相手しようかとも考えたが、よくよく考えるまでもなく、そんな暇は絶対にない。
 「あ〜!みんな結婚しておりま酒わ!」と半分ウソを言ったら、名残惜しそうに電話が切られた。

 教室に着いても、電話ラッシュは続いた。
 仕事関係なら固定電話が鳴るのだが、全て私の携帯ばかり。
 最後の電話は、スタッフからだった。
 「体調が優れないので、本日の勤務は無理です」
 が〜ん!
 ま、仕方ない。お大事にね。

22.11.26 探し物

 いくら探しても見つからない。
 捨てた覚えはない。
 だから、必ずどこかにあるはずなのだが、そのどこかが分からない。
 事務所も自宅も散々探した。もう2日も経つ。
 片付けのできないルーズさを今さら悔やんでも遅い。
 すべては自業自得なのだが、見つからないと次第に苛立ってくる。
 再発行してもらうしかないのかな。私の住民票。

22.11.27 一喜一憂

 授業を終え、ネットをつなぐと、試合は既に終わっていた。
 「え?まさかの敗戦」が〜ん!
 試合も観ていないのに、論評するのはよそう。そもそも素人なのだから。

 けど、何となく世間が騒ぎすぎていたように思える。
 だから、選手たちが浮き足立ったのだとは言わないが、マスコミはまるで優勝したかのようなお祭り騒ぎ。
 そのフィーバーぶりに、私はいささか鼻白んでいた。
 解説者たちも相手を舐めたような発言が多かったしね。

 油断は禁物なのだ。
 これは正に中学入試でも同じ。
 一喜一憂していたら、足もとを掬われるのだ。
 最後の最後まで歯を食いしばって堪えた者だけが、喜びを手にできる。
 例えば、前受け受験の合格で喜んでいたら、本命の学校には届かない。
 一度緩んだ緊張はなかなか元には戻せないからね。特に幼い子たちは。

 間もなく始まる入試本番への、良い教訓になれば良いと思う。
 え?受験生はサッカーなんて観ていないってか?
 そりゃそうだ。
 こりゃまた失礼。

22.11.28 断念

 探し物を諦めるのは辛い。
 しかし、いくら探しても見つからないのだから、仕方ない。
 今朝も(食事も取らずに)しばらく探したが、結局見つからなかった。

 どうしようか?
 けど、これ以上時間をかけるのは賢くないと、自分勝手な結論に落ち着いた。
 再発行にかかるお金と探し続ける労力とを比べたら、時間の方が貴重だと気づいたのだ。(え?遅すぎるって)

 開き直りかも知れぬが、今回の失敗を今後の糧にしたいと思う。
 原因は分かっているしね。

22.11.29 遺失物

 天王寺警察から封書が届いた。
 思わず、身構える私。
 けど、私にではなく、ハニー宛だった。
 犯罪や揉め事には100%無縁のハニーに何が起きたのか?

 遺失物の連絡だった。
 使用済みの葉書数枚が落とし物として届けられたらしい。
 確認したところ、私の不始末の可能性が圧倒的に高かった。

 と言うわけで、本日、天王寺警察まで出頭(?!)
 雨足が強まる中、上本町から歩いていきま酒たよ。
 確かに私の落とし物で酒た。
 落としたところは、スーパーとのこと。
 きっと、惣菜をバッグに入れる際に、取り出したまま、置き忘れたのだろう。
 身に覚えがありまくり。過去にも(似たような失敗)多数だもんね。
 「トートバッグは、入れやすいし、持ち運びも楽。けど、オープン故に危険だな」って、
 「いやいや、アンタの頭の方が危険だろ!」ってかい。
 仰るとおりでございま酒。

福鈴

 きっと、同じように住民票も紛失したのかと思いきや・・・。
 驚くなかれ、自宅で発見されま酒た。
 なんと、第一発見者はハニー!
 「え?逃げられたんとちゃうん?」って、失礼で酒ね。
 ちがいま酒!そう!帰ってきてくれたので酒。
 写真は、お土産のカッパの置物。福鈴と言うらしいが、実はあまりキレイな音では鳴ってくれない。
 2週間後にはまた離れ離れになるが、しばしの幸せを甘受したい。

 それにしてもハードな一日だった。
 4:30起きで、始発でハニーをお迎え。母の件で出かけた後は、ハニーとランチ。
 警察出頭で、雨の中教室までひたすら歩いた。
 暑いのなんのって、本当にあと2日で師走なのか?
 もちろん、授業もしっかりさせて頂きましたよ。

 げ!今思い出した。
 姉からの電話があったんだ。折り返すと伝え、すぐに切ったが、返事するの忘れてた。
 ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
 けど、今は既に眠さ限界。もう寝ま酒!

22.11.30 施設

 母の退院の日が近づいてきた。
 健康状態は悪くないらしいので、退院できることは喜ばしい限りだ。

 しかし、退院しても、同居生活が始まるわけではない。
 母の介護は私にはできない。(短期間だったが)2度の同居で、無理だと悟った。
 入院している間は病院に任せておけば良かったが、いつまでも居られるわけではない。
 となると、残る選択肢は施設に預けるしかない。
 4回目の転院の際に主治医からもアドバイスされた。

 それから私の施設見学が始まった。
 10ヶ所くらいは回ったな。
 最初は住宅型有料老人ホームを数ヶ所。
 しかし、介護付き有料老人ホームの方が安心できると言われ、そちらを検討し始めた。
 特別養護老人ホームも見てまわったが、空きがない。
 いろいろ見たが、何処が一番かは分からない。
 絶対的な決め手はなかったが、最終的には入居者たちの様子や職員の対応などで、決めさせてもらった。

 母には本当に申し訳ないと思う。
 施設での生活が、母にとって快適であることを祈るばかりだ。

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