<1270> 2018.10/29〜2018.11/4

 早くも11月。秋晴れの好天が続いていますが、良い季節になったと喜んでばかりはいられません。6年生の仕上がりの悪さに頭を悩ます毎日です。
 その原因は、何度も繰り返しておりますが、自分の現段階の学力と目標までの距離が把握できていないことに尽きます。全員が「何とかなる」と思いこんでいるのです。ポジティブなのは良いのですが、根拠のない楽観は非常に危険です。もちろん、過去の生徒にも似たような者はおりました。その者達も最終的には何とかなりましたが、それは「残りの日々を必死にやった」からなのです。今年の彼らのように、やるべきこともせず、ただその時を待っているようでは、奇跡は絶対に起こりません。
 彼らの本気を待ちわびているのは私だけではなく、保護者の方も同じ想いでしょう。
 おい、お前ら!本当にえーかげんにせーよ!はよ、目ーさませ!!

<1271> 2018.11/5〜2018.11/11

 11月の声を聞いた途端、いきなり涼しくなってしまいました。みなさま、体調には十分ご注意下さい。
 さて、毎回毎回、生徒達への小言や愚痴を書き連ねて参りましたが、一向に変化が見られません。効果の無いことを続けていく虚しさ。それでも続けなければならない情けなさ。生徒諸君にはきっと分からないでしょうが、私も少々疲れました。いい加減ウンザリです。手を抜きたければどうぞご自由に。その代わり、結果は全て自己責任でお願い致します。
 と言う訳で、しばらくこのコメント欄は休載とさせていただきます。完全に終了というのではなく、不定期の掲載という形を取らせていただきたく存じます。勝手を申しますが、どうぞお許し下さい。

<1274> 2018.11/26〜2017.12/2

 久し振りにこの欄を書かせてもらいます。勝手をして申し訳ありませんでした。休載していたのは、毎回同じような事ばかり書いていることに嫌気がさしたことと、いくら言っても改まらない一部の生徒達の学習態度に業を煮やした事が主な理由ですが、いつまでも拗ねていても仕方ありません。真面目に取り組んでいる生徒達への悪影響も心配ですので、今回より再開させていただきます。
 とは言え、取り立てて目新しいことがあるわけではなく、相変わらずの拙文ではありますが、これからまたお付き合い下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。
 冬期集中講座の時間割を作成致しました。なんとか例年通りの授業時間数を確保することができました。短い期間ですが、6年生にとってはこれが最終最後、文字通りラストチャンスです。最後をどう仕上げるかで全てが決まります。気合いを入れて臨んで下さい。ただ、無茶は禁物。慌てず・焦らず・諦めず。そして何より、健康第一ですよ。

<1275> 2018.12/3〜2018.12/9

 師走です。師走の声を聞くと、急に慌ただしく感じるのは何故でしょうか。おそらく、締め切りに対する切迫感がなせる業だと思いますが、正直、私も少々気が急いております。現在すべき事に加えて、来年度の計画も立てなければならないからです。
 実は、来年度は少し時間割に手を加えようと考えております。(授業時間帯の大幅な変更ではありませんので、ご心配なく)その準備に充てる時間が確保できていないのです。
 いやいや、申し訳ありません。時間がないと嘆くのではなく、時間は作るものでしたね。生徒達には偉そうに言うくせに、本当に進歩のない大人です。反省。

<1276> 2018.12/10〜2018.12/16

 今週は全体保護者会があります。本来、その場で話すべき事なのでしょうが、ダメなのです。私、保護者の前に立つと、言いたい事の半分も言えなくなってしまうのです。ですから、この場を借りて申し上げたいと思います。(保護者会の予告編ですね)
 家庭学習が非常にいい加減なやり方で終わっている生徒がとても増えています。低学年だけではありません。6年生にもいますが、この期に及んではどうしようもありません。ですから、今回は低学年の話とお考え下さい。
 例えば、無茶苦茶な式を書いておきながら答えだけ正解にして○までつけている。かと思えば、授業中に伝えたことを何も使わずに「分かりません」と質問に持ってくる。5年生で半数近く、4年生では1人を除いてほぼ全員が似たような状況です。その原因はいろいろ考えられますが、共通しているのは「授業に参加していない」ことです。欠席しているというわけでありません。全員出席していますし、もちろん話も聞いています。けれど、説明を理解しようとして聞いているのではなく、音として聞いているだけなのです。授業では、私が解説した後、生徒達は問題を解くのですが、中には式一つ立てられない者がいます。考える時間は十分に与えているつもりです。または、答えは出しているものの、違うと分かると、折角書いた式を全て消してしまう者もいます。理想を言えば、説明を聞きながら自分のどこが間違っていたのかを確認するべきなのですが、「板書を写して、はい終わり」の人が多すぎます。このような状態では、復習できるはずはありません。
 では、どうすればよいのか。賢明な保護者の皆様ならお分かりですよね。中には「よ〜し、私が教えてやろう」と子どもの勉強に関わろうとする方がいらっしゃいますが、できれば止していただきたい。授業と違う方法だと混乱しますし、家でもう一回教えてもらえるという間違った安心感から、ますます授業に参加しなくなります。もっと単純な話です。そう、授業に参加すれば良いのです。分からなければ、説明を必死に聞く。与えられた時間内に解答できるように、集中して考える。解いた後は、再び説明をしっかりと聞く。そうすれば必ずできるようになります。
 生徒諸君、授業に臨む姿勢から改めて下さい。君たち本人が意識を変えないことには、今のような状況では効果は何も望めませんよ。

<1277> 2018.12/17〜2018.12/31

 先日の全体保護者会には、ご多忙にもかかわらず、多数ご参加いただき、誠にありがとうございました。(5年生の保護者の方は今回も全員ご出席下さいました)延々と話し続ける相変わらずのスタイルで恐縮ですが、私の申し上げたいことは何とかご理解いただけたのではないかと(勝手に)思っております。その場での話をくり返すつもりはありませんが、お約束したことは、何があっても実行するつもりです。その為には、何よりも先ず生徒達が変わることが絶対に必要です。さらに、保護者の方々のご理解とご協力がなくては到底成し遂げることはできません。どうかよろしくお願い致します。
 さて、2018年も残すところあと僅かとなりました。皆様にとっては、どんな年でしたでしょうか。今年の漢字は『災』だとか。慥かに自然災害の多い年でした。地震や大雨、私たちも台風の影響で2度も休講を余儀なくされました。自然には敵わないとは言え、できるならば災害とは無縁でいたいものです。もちろん、災難ともですが。
冬期集中講座が始まります。6年生諸君。泣いても笑ってもあと1ヶ月。最後ぐらい根性見せて下さい。奇跡は待っていても起きませんよ。

<1278> 2019.1/1〜2019.1/6

     旧年中は大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
     これからも、ご指導ご鞭撻の程どうぞよろしくお願いいたします。
 年賀状によく使われる賀詞に「謹賀新年」があります。本当の意味は「新年を謹んでお祝い申し上げます」です。しかし、へそ曲がりの私は、あえて「勤我信念」と言いたい。はい、音だけを借りた、ただの当て字です(受験生諸君は真似しないようにね)。その心は「勤しんで我が信念を貫きます」です。こじつけも良いところですが、これこそ私の本心。ぶれることなく、我が信念に基づいて生きていきたいと思っております。
 保護者の皆様。どうかご理解下さりますよう、よろしくお願い致します。
 生徒諸君。しっかりついてきて下さい。徹底的に鍛えてあげますからね。

<1279> 2019.1/7〜2019.1/13

 穏やかな年明けでした。寒くもなく、暑くもない。穏やかな好天に恵まれ、清々しい気持ちで新年を迎えることができました。今年1年がこのように平穏であればと願います。
 しかし、生徒達を見ていると、その願いはたやすく叶えられるとは思えません。まるで変わっていませんでした。例えば、年明け最初の授業。私は期待していたのです。どれほどやる気に満ちた目をして登場してくれるかをね。しかし残念でした。良い表情をしていたのは一部の子だけで、多くの子は休み呆けの眠たい顔で、授業中もぼーっとしてるだけ。宿題や復習に至っては、いい加減さのオンパレード。家庭での取り組み方の甘さをこれでもかと見せつけられ、本当に悲しくなりました。(低学年ならば)ある程度は仕方ないとは言え、彼らが現実の厳しさに気付くのはいつなのか。それまで私の気力が保つだろうか。等と思うと、情けなくなってきました。
 いやいや、そんな気弱なことを言ってはいられません。私は自分の信じる道を歩くのみです。たとえ、今は理解してもらえなくてもね。

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