カッパの日記 

2014年8月

14.8.1 年齢制限

 みなさんは、ご存じで酒たか?
 遊園地のジェットコースター、いわゆる絶叫マシーンには年齢制限(上限)があることを。
 私は知らなかった。奥田英朗のエッセイ「用もないのに」を読み、初めて知った。(このエッセイも脱力感が心地かった)
 富士急ハイランド(行ったことはないが)には、とんでもない絶叫マシーンがあるらしい。(”ええじゃないか”ネーミングも凄いが、ギネス認定されているという。ただ、10年近く前の話なので、現在はもっと凄いのがあるのかも知れない)
 小さい子なら乗ったら危険という理由で、身長制限や年齢制限があるのには納得できる。
 けれど、なぜ高齢者だといけないのか?理由は簡単。ショックのあまり、突然死なれては困るからだろう。(あくまでも私の推測だが)
 なるほどね。けど、大人だろう。自己判断で良いじゃないか?

 いや、問題はそこではない。
 年齢の上限が54歳なのだ。そう、私は現在54歳。つまり、今年がリミットということになる。
 そう思うと、何か悔しい。
 正直、乗りたいとは思わない。(どちらかと言えば、絶対にいやだ)
 ディズニーランドのスペースマウンテン(暗いとこ動き回る奴)で泣き出した私。公園の滑り台で目眩がするほどの高所恐怖症の私が、わざわざお金を払ってまで、どうして怖しい思いをせねばならんのだ。
 そもそも私の人生自体がジェットコースターみたいなもの。スリルはもう十分味わった。てか?
 それでも、もしも、もしもで酒よ。
 富士急ハイランドのその絶叫マシーンに、私が乗りたいと思ったとしても、来年以降は無理なのだ。

 さて、どうするか。
 生徒達に聞いたら「やめとけ!」と一蹴された。
 大人しくしておく方が良い。もちろん、それが賢明なる判断だろう。
 けど、奥田英朗も言っている。
 「今一度謙虚になりたい人、55歳を迎える前に”ええじゃないか”を体験してみてはいかがか。滝に打たれるより効果あり。盛り上がること必至。仲間同士、絆も深まる」と。

 同級生達(正にリミット世代)に、声をかけてみようかな。

 念のため、富士急ハイランドのHPを見た。
 失礼しま酒た。絶対に無理で酒。無謀で酒た。
 ごめんなさい。もう二度と「乗りたい」などとは、申しません。

14.8.2 甲子園

 甲子園球場が開園90周年を迎えたと聞いた。
 こう見えても甲子園出場経験がある私にとっては、感慨深いものがある。
 何てことを言ったら、野球関係者達に叱られま酒ね。
 けれど、私が生まれ育った『鳴尾』は甲子園球場のすぐ側。甲子園にはいろいろ思い出がある。

 小さい頃は良くいじめられた。なんせ、周りは殆ど阪神ファン。その中で巨人ファンを貫いたのだから、幼かった頃の私は根性があった。
 小学校の写生大会では、画板を抱えてみな甲子園まで歩いた。ま、これは球場ではなく、今はなき阪神パークだけどね。
 何年生の時だったかな?フクロウの絵を描いたら何と入選。私の絵は上野まで旅をしたそうだ。(けして絵の才能があった訳ではない。あくまでも偶々)

 初めてのバイトは高校一年生の春休み。甲子園球場の外野で売り子をした。
 完全歩合制で1000円売ったら100円もらえる。それだけ聞いたらおいしい話に聞こえるが、要領の悪い私は、日に1万円も売り上げられなかった。
 ほとんど一日中、野球観戦していたな〜。そもそも高校野球の外野席は無料。そこに来る観客がそんなに消費することはずはなかろう。
 屈指の好カードでもなければ客の入りはまばらだし、春とは言え、まだ寒い日に飲み物がバンバン売れるわけがない。
 自棄になって、ビールをシェイクしながら売っていたら、なんと注文が。
 本来、コップに注いで手渡しすべきところだが、その時ばかりはお金を受け取るやいなや、逃げ出した。
 背中に「何じゃこりゃ〜!」の叫び声を聞きながらね。
 私が球場の売り子のおねーちゃん達に優しいのは、当時の経験に負うところが大きい。けして、かわいこちゃんだからとか、ビールが好きだからではないぞ。

 阪神が勝ったか負けたかは、テレビやラジオに頼らなくてもすぐ分かった。
 勝ったら「ウオ〜!」という雄叫びが、球場から数km離れている我が家にも届くからだ。
 いつだったか忘れたが、巨人が阪神に3タテを食らわされた晩、私は家出をした。何かむしゃくしゃして、全ての事がつまらなく思えたのだ。
 と言っても、お金もない中学生(高校生だったかな)が行く当てもなく、学校のプールで一晩明かしたら、次の日は姉が弁当を持って迎えに来てくれたのだが。

 ろくな思い出がないのは情けないが、結局鳴尾では20年ほど生活した。
 今でも、たまに阪神高速を通っているとき球場が見えると、懐かしさで胸が一杯になる。
 甲子園が故郷ではないので酒けどね。

14.8.3 帰国子女

 授業中、人の気配で振り返った。
 戸口に佇む美女一人。
 「おお〜!M嬢じゃないか」思わず叫んでしまった。
 お帰り!M嬢!!

 卒業生のM嬢。昨年まではスタッフとして働いてくれていた。
 一年のアメリカ留学を終え、帰ってきたのだ。
 「いつ戻ってん?」
 「ハイ最近です」
 「だからいつ?」
 「つい最近です」
 留学を経て、少しは洗練された大人の女性になったかと思いきや、全く変わっていない。とぼけた味は健在だ。

 「で、アメリカはどうやってん?」と尋ねると、
 「いきなり大変でしたよ〜。行きの飛行機で寝過ごしたんですよ私!」
 「???」電車で寝過ごすなら分かるが、飛行機で?しかも外国で?
 「もう、泣きそうでしたよ。私英語ダメなんです(だから留学したんだろ)。パニックで、紙に『HELP!』て書いて、それからそれから・・・・」

 よくぞ、ご無事でお帰りになりましたね。本当に、良かった。良かった。

 また、スタッフに復帰してくれるそうで酒から、みなさんもよろしくね。
 (もう一人のキレイなお嬢さま=M姫が留学で抜けるのは残念だけどね)

14.8.4 応援

 講習会が始まって2週間。そろそろへばってきた。生徒たちも私も。
 けど、私の方がまだ楽だ。授業を数時間(せいぜい6時間程度)するだけなのだから。
 6年生はほぼ毎日8時間授業を受け、授業のない日も朝から自習(9時間)。
 体も大変だが、精神的にもきつい。
 私は疲れたら眠ればよい。緊張を緩和するためにと言い訳し酒も飲む。
 しかし、彼らに逃げは許されない。ひたすら、ただひたすら勉強と向き合っている。
 大したものだ。

 忙中閑あり。昨夜は、たまりにたまったビデオを見た。
 1本だけ選ぶなら、もちろん『あすなろ三三七拍子』でしょ。
 いいね〜。やっぱり良い。
 時代錯誤も甚だしい、根性こそ全て、理屈じゃないんだ魂だ、の精神主義全開の応援団の理屈だが、私には共感できる所が多かった。
 「そもそも応援というものは思い上がった行為。おこがましいことなのです。だって、がんばっている者達にもっとがんばれ!と言うのですから」
 「だから、我々は(応援する者は)誰よりも汗を流さなければならんのです」
 ドラマの中のセリフなので、正確には再現できていないだろうが、思わず「その通りだ!」と涙ぐんでしまった。
 自分一人が安全な場所から「がんばれ!がんばれ!」と声をかけても、必死にがんばっている者達には届かない。
 だから私は、彼らと同じ舞台に立って、一緒に闘ってきた。つもりだった。
 けれど、それも思い上がりだったのだ。
 精一杯励ましてきたつもりが、単に上から目線で偉そうに言っていただけだったのかも知れぬ。

 もう弱音は吐かないぞ。どんなに辛いことがあっても。どんなに体がハードでも。少なくとも、彼らの前ではね。
 さあ、明日に備えて、もう寝よう。

14.8.5 疑惑

 騙されていたのだろうか?
 いや、そう思いたくはない。
 けど、こんな偶然って?

 う〜ん。確信が持てないから、ここは断定しないでおこう。
 今回は、生徒たちを信じよう。願望がかなり含まれているけどね・・・。

 意味不明で、ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!

14.8.6 炎天下

 1ヶ月ぶりの墓参り。今回は母も一緒だ。
 怪しげな雲行きにもかかわらず、幸い雨には遭わなかった。
 お盆も近いからか、平日なのに他にもちらほらと。
 父の墓は山の上にある。(と言っても車で行ける場所だが)
 少しは涼しいかと思いきや、甘かった。
 母は「太陽が近いからそりゃ暑いわ!」とボケをかましてきたが、ホンマ暑かった。
 時折涼しげな風も吹くのだが、墓石を拭いているだけで、汗が噴き出す。
 体力が落ちているのか。いきなりバテた。
 回復までにかなり時間がかかった。

 昼食後、母とは別れ、今度はタイヤ探し。
 前回の定期点検で、そろそろ替え時かもと言われたらしい。
 まだ大丈夫かとも思ったが、近々ハニーが四国へ行くし、安全に越したことはない。
 最初の予定では、数軒回って比較するつもりだったが、店員さんが感じよかったので、一軒目で購入。
 (けして、暑かったからとか、面倒くさかったからとかではないぞ。店員さんが可愛かったからでもないぞ。男やったし)
 実際、タイヤの値段なんてよく分からない。
 まあ、今履いているのと同等の乗り心地が得られれば、別に文句はないからね。

 それにしても、暑い。外を出歩くだけで疲れた。
 こりゃ、授業の方が絶対に楽やな。
 明日から、また頑張るぞ!ふぁいと〜!お〜!

14.8.7 河内晩柑

 どんだけ外が暑かろうが、どんだけ体が涼を欲していようが、そんなの関係ね〜!
 「私のオフ=鍋」
 これは、我が家の法律と言っても良いだろう。
 ハニーも承知の上だが、さすがに真夏に何鍋?とお困りの様子だった。
 困ったときはネットで検索。『夏のスタミナ鍋』で一件ヒット!何やら良さげな物を見つけたようだ。
 (タイヤ屋の帰り道)さあ、スーパーに寄って材料調達だ。
 大根はあった。水菜は高かったので小松菜で代用。豚肉もOK。これで、材料はほぼそろった。
 ところが、最後に問題発生。ユズ若しくはスダチとあるのだが、どこにも見当たらない。
 けど、これだけのために、スーパーのはしごをするのも面倒だ。
 「ま、何とかなるでしょ!河内晩柑もあるし」とハニー。

 初挑戦のメニューだったが、これが大当たり。
 シンプルなのに美味。なんせ具はたったの3種類。変な喧嘩はしない。
 さて、ここで河内晩柑の登場だ。
 恐る恐る、チョコッとたらしてみる。
 「え!何これ?」
 味が変わった。劇的に。
 アクセントが効いたと言えば良いのか、全体に味が締まったと言うべきなのか。
 上手く表現できないもどかしさよ。
 とにかく、より美味しくなったのだ。

 それからというものは、箸が進む。進む。
 あっという間に完食だ。
 で、残った河内晩柑のジュースで・・・。
 焼酎・泡盛のジュース割り。これまた行ける。行ける。
 あっという間に、家中の焼酎が飲み干されてしまった。

 う〜ん。恐るべし、河内晩柑。
 はい、おかげでボキュは元気で酒!(って、加川良の手紙か?!)

14.8.8 疲

 講習会前半終了。
 生徒たちはよく頑張った。
 さて、私は?
 70点くらいかな?
 減点理由は、何度かノーネクタイで授業をしたこと。保護者生徒との意思の疎通を積極的に図ろうとしなかったこと。職員への配慮の足りなさ等が挙げられる。
 しかし、正直、充実感より疲労が上回った。
 いろんな事がありすぎた。そう言えば、最近笑っていないなぁ。

 昨夜はひたすら眠った。(この日記も書かずにね)
 3日間授業はない。しっかり回復に努めたいと思う。

14.8.9 くすぶり

 目覚めたら、雨だった。雨音からすると、かなり強く降っているようだ。
 台風が来ているらしいから、仕方ない。
 けど、授業がないから、気は楽だ。みなさん、どうか(自己責任で)お大事に!ってね。

 しかし、折角のオフ。どうしよう。波泳会は不参加と決めたしな〜。
 ハニーは、今日は『およく』の日だから、東大寺(二月堂)に行かないかと、誘う。
 何でも、8月9日に参詣すると46,000回参詣したのと同じ功徳が得られると伝えられているらしいのだが、以前一度お参りしたときは、それほどの功徳は感じられなかったし、何しろこの雨だ。丁重にお断りした。

 雨は午後から少し弱くなってきた。
 一人寂しげに出かけるハニーの姿に、少し心は揺れたが、幸い今日は土曜日。デイゲームでプロ野球が行われているので、テレビ観戦を決め込んだ。(ビール片手にね)
 けど、今日も負け。こんな事なら、ハニーと出かければ良かったなどと、今更言っても始まらない。
 台風情報などを眺めながら、時間をつぶす。

 あ〜。こんな事していたら、体ばかりか心まで鈍ってしまう。
 せめて明日は、一歩だけでも外に出てみようか。

14.8.10 涼

 「折角の休みなんやし、どっか涼しい所行こうか?」と、言ったのは昨晩のこと。
 「海?山?川?」
 「けどな〜。台風やろ」
 「まあ、明日の天気次第やな」と、一応目的地だけは決め、運を天に任して眠った。

 遠足を楽しみにする小学生同様、わくわくどきどき。5:00前には、ぱっちりお目々が覚めた。
 ところが、台風11号。それるどころか、まともに上陸。近畿直撃やんか?
 こんな日に、水辺に行くのは自殺行為だ。
 仕方ない。梅花藻はまたの機会にとっておこう。

 午前中、ちょこっと仕事をしたが、それでも時間はたっぷりある。お昼寝までできた。
 昨日同様、野球観戦。今日は辛うじて勝った。

 一応、台風は去った。雨も上がったようだ。
 窓の外を見ると、木々が揺れている。涼しいかも知れない。
 ハニーを誘って、お散歩だ。

 予想通り、風があって涼しかった。
 子どもの頃の夏の夕方って、こんな感じじゃなかったっけな〜。
 昼間は暑くても、日が陰る頃から少しひんやりとしてさ。天然のクーラーにホッとすると同時に、何故か(一日が終わって?)少し寂しい気持ちになるんだよね。

 目指すは、近所のスーパーだ。10分ほどで到着。
 あれもこれもと手を伸ばすカッパちゃん。空腹時には食料品売り場に行くべきじゃない。と分かってはいたんだけどね。
 ハニーに軽く睨まれ、しぶしぶ陳列棚に品物を戻す。
 それにしても、スーパーって、どうしてあんなに寒いの。ちょっと冷房効かせすぎじゃない?
 とてもゆっくりと買い物をする気分にはなれず、早々に極寒の地を後にした。

 歩数にして3000歩ほどの夕涼み。なかなか素敵でしたよ。
 さあ、今からは鍋だ。

14.8.11 スープ

 私はスープが好きだ。
 洋の東西は問わない。味噌汁も好きだし、中華風でも洋風でも。
 具も何でもOKだ。ワカメやシジミは言うまでもないし、春雨でもコーンでも、苦手はない。

 今日は、安倍文殊院までお参り。
 個人的なお願いと、いつも無理を叶えてもらっているお礼参りのためにだ。
 この時期、道は空いていると思いきや、やたらと混んでいた。やっぱ、奈良って田舎?え?それとも普通にみなさんまだ仕事?
 到着まで、正月(初詣&合格祈願)よりも時間がかかった。
 けど、今日は貸し切り状態。
 願い事も二回唱えて下さったし、きっと御利益を頂けるだろう。

 帰り道も混んでいた。13:00を回り、そろそろ腹も減ってきた。
 ところが、車がなかなか前に進まない。仕方なく、一番最初のファミリーレストランに入ったのだが・・・。
 其処も混んでいた。何で、ファミレスに並ばないかんねん。
 待つこと20分。やっと席に案内された。
 さあ、食うぞ!と、いつもになくガッツリ系を注文。(ハンバーグとチキンステーキ総量500g以上って、異常?)

 この店にはドリンクバーだけではなく、スープバーがある。
 しかも、スープバーは無料だ。空腹も相まって、否が応にもテンションが上がる。
 料理が来る前に、先ずは下見とばかり、スープを2杯。うん、美味い。

 しかし、料理はなかなか来ない。
 「こんだけ混んでいるのだから、仕方がないよ」今日は大人のカッパちゃん。
 しかし、待てど暮らせど、一向に来ない。
 やっと運ばれてきた時は、既に14:00を回っていた。(オーダーしてから30分て、あんまりやない?)
 文句は堪えたが、食欲は失せていた。
 だって、それまでにもうスープ4杯(いくら好きでもね〜)も飲んでお腹一杯だったんだも〜ん。

 やっとの思いで完食。もう動けない。
 運転はハニーに代わってもらった。
 それからはまたもや渋滞、のろのろ運転。帰りついたのは17:00。
 出かけてから7時間経過って、何でやね〜ん!

14.8.12 スーパームーン

 思えば、昨日はずっと車に乗っていた。
 一旦帰宅した後、用事を済ませて、再びドライブ。あ〜、慌ただしい。何回シャワー浴びたことか。
 目指すは南港。フェリー乗り場だ。
 もたもたしていたら、乗船時間に間に合わない。
 幸い、高速道路は空いていた。小1時間で南港到着。しかし、ゆっくり食事をしている時間はなさそうだ。
 しばらく、ハニーと離ればなれになるから、気の利いたレストランで美味しい物でもと考えていたのだが、甘かった。
 少し車を走らせてみたが、全く何もない。時間もなければ、店もない。
 仕方がないので、諦めて、コンビニへ。(ハニーごめんね)

 と、そこで突然ハニーが叫んだ。
 「うわ〜!大きな月」
 そう言えば、スーパームーンがどうとやらとニュースで言っていたな。
 しかし、私にはその月がどこにあるのか見つけられなかった。(そりゃ運転中だもの)
 「向こうの建物の奥よ」とハニーに教えて貰い、ビックリ。
 むっちゃデカい。そしてむっちゃ低い位置にあった。
 月ってもっと高い所に輝いているのかと思っていただけに(え?単なる無知)、突然現れたお月さんが偽物に思えた。
 気のせいか、赤っぽかったしね。

 「(この月見たら)何か良いことあるんかな〜」とハニー。
 「そんなもん、ないやろ」とカッパ。
 冷淡を装ったが、内心では淡い期待を抱いていた。
 「月に願いを!」って、あれ?「星に願いを」だったかな?

14.8.13 虫

 少し涼しくなった。
 帰りは上り坂だから、汗をかくにはかくが、以前のように汗だくにはならない。

 昨夜などは、我が耳を疑った。
 なんと、虫が鳴いていたのだ。
 昨年より少し早いように思う。いや、ただ気づいていなかっただけか?
 虫の種類はわからなかったが、涼しげな声で鳴いていた。(ジーコロコロはコオロギ?)

 嗚呼、もう秋なのか。
 嬉しいような。寂しいような。

14.8.14 ハゲ割り

 昨日の朝、何気なくつけていたTVから、何やら耳慣れぬ言葉が聞こえてきた。
 『ハゲ割り』
 何じゃそりゃ?喧嘩、売っとんか!と、テレビ相手に凄んでも仕方ない。
 なんでも、北海道のホテルで、スキンヘッドや丸刈りの客には宿泊料を割り引くサービスを始めたらしい。
 髪が少ない客だと掃除が楽だからだそうだが、なるほどね。自己申告制というのも面白い。(因みに、そのホテルのオーナーはスキンヘッド)
 ホテルだけではないそうだ。居酒屋でも同様なサービスをしている店があると言う。
 残念ながら、場所は東京。大阪だったら良かったのに。
 けど、店の客が全員ハゲだったら、ちょっと引くな〜。

 何はともあれ、ハゲが市民権を得たようで嬉しい。
 「時代はハゲ」とまで言われるようになれば、(ハゲでも)もっと堂々としていられるのになぁ〜。
 いや、待てよ。100年少し前までは、日本男子=チョンマゲ。それが粋でいなせと言われていたのだから、流行?はわからない。
 いつ何時、ハゲブームが起きぬとも限らない。
 「きゃ〜!素敵!!」って追いかけ回されたりしてね。

 良かったね!ってかい?
 いやいや、私はハゲではないで酒よ・・・。
 念のため!

14.8.15 CM

 長男帰省。の筈が・・・。
 日が変わっても未だ帰ってこない。
 一緒に呑もうと思って待っていたのだが、あ〜腹減った。
 まあ、もうすぐ終電。いくらなんでも私のように乗り過ごしはしていないだろう。

 待っている間は野球観戦。
 いつの間にか居眠りをしていたが、めでたく勝利を収めたようだ。
 テレビを見ていて、一つだけ嬉しいことがあった。
 某酒造メーカーのコマーシャルが、藤原紀香から由紀恵様にチェンジしていた。
 紀香嬢のとぼけたような味も良かったのだが、やっぱ比較にならんね。
 由紀恵様、相変わらず美しい。最近、CMではあまり見かけなくなっていただけに、喜ばしい限りだ。
 けど、正直、彼女を見ても以前ほどときめかなくなってしまった。
 う〜ん。どうしてだろう?

 お!長男の帰宅じゃ。
 さあ、朝まで呑むぞ!

14.8.16 至福

 結局、朝までは呑めず、3:00頃にお開き。
 目覚めたら9:00を回っていた。
 げ!やば〜!と一瞬青ざめたが、良かった。今日は授業がない。

 疲れているだろうと、起こさず昼過ぎまで待った。
 その間、洗濯や洗い物を片づける。私は主婦か?
 ようやく起き出し、2人で遅い昼食を。
 昼から飲むビールの美味いこと。
 一緒に『親父の背中』を見て、私は買い物。長男は恩師に会いに行った。
 途中、夕立に遭い、焼き鳥屋に逃げ込む。此処で又一杯。

 今度は次男の帰りを待つ私。しかし、いつの間にか微睡んでいたようだ。
 次男帰宅。宴会開始。
 てきぱきとした次男の立ち居振る舞いにホーと感心。
 2時間後、長男も帰宅。さらに杯を重ねる。

 たくさん話した。たくさん呑んだ。たくさん食べた。
 最愛の者達との時間。プライスレス!

14.8.17 異変

 右目に違和感。
 「ああ、またコンタクトがずれたのか?」と、鏡を見るが、あれれ?おかしい。見当たらない。
 指で確かめると、直に眼球に触れた。わりと痛かった。まぶたの裏も覗いたが、どこにもない。
 「また落としたのかな〜。(以前にも似たようなことがあったし)けど、また痛い出費だな〜」と、半ば諦めモード。
 それでも、目はゴロゴロする。何かが目の中にいることは確かだ。けど、声もしなけりゃ、姿も見えず。
 帰宅後、もう一度まぶたの裏まで探すが、状況は変わらず。仕方なく眠りに就いた。

 目覚めたのは、4:00前。
 早起きすると良いことがあるって、ホントやね。
 まぶたの裏のゴロゴロ感がさらに強くなっていた。
 「今だ!」と洗面所にダッシュ。まぶたをひっくり返すと、みっけ!数時間ぶりの再会だ。
 「お帰り!」と言うと、「ごめんなさい」と恥ずかしげに身を小さくし、丸まっていたコンタクトレンズ。
 「メ!」って、目に言ってもな〜。

 半年前に失踪した左目ちゃんはまだ出てきていないが、どこにいるのだろうか。
 元気でいるなら、一度連絡くれないか。待ってるぞ。
 って、こんな事ばっかり。もうイヤや!ほんと、コンタクトやめようかな〜?!

14.8.18 虚

 昨日でお盆集中特訓が終わり、明日からまた後半の夏期集中講座が始まる。
 今日はその狭間。謂わば、エアーポケットのような日だ。

 一日何もしなかった。ひたすら眠った。誰とも会わず、誰とも一言も交わさなかった。
 息子達は東京に行ってしまったし、ハニーはまだ戻らない。
 やることがなかった訳ではないが、敢えて何もしなかった。
 いや、もっと正直に言おう。全くやる気が起こらなかったのだ。
 ひげも剃らず、コンタクトもつけなかった。起き上がることすら億劫に思えた。
 仕事もなくて一人だと、これほどテンションが下がるのか。
 何か自分の老後を予感させるような一日。情けない、侘しいと言うよりも、悲しくなった。

 何もしなくても腹は減る。そんなことが余計に腹立たしい。
 日が落ちてから近くのスーパーまで。着の身着のまま出かけたが、あれ?もしかしたらパジャマだったかも知れない。
 まあ、誰からも変な視線を送られなかったから、良いんじゃない。

 無駄な一日だったとは思いたくない。
 明日からのエネルギーチャージ。そのための一日だったのだと、前向きに捉えよう。

14.8.19 高校野球

 全国高校野球選手権大会。夏の風物詩の一つだ。
 猛暑の中、甲子園では球児達が連日懸命に闘っている。
 昨日私は、虚ろな目でその中継を眺めていた。
 「凄いな〜みんな。どうしてここまでがんばれるのだろう?」

 「高校野球ほど、純粋なものはない」とよく言われる。
 異論を唱えるつもりはないが、一種異常な世界であることは確かだ。
 一体何が彼らをここまでひたむきにさせるのか。少し考えてみた。

 「勝つため」ではないことは確かだろう。
 むしろ、「負けることを受け容れるため」に闘っているように思える。
 結果=勝利とするならば、それだけを求めるのはあまりに厳しい。
 頂点に立てるのはただ一校のみ。それ以外は価値がない?そんな事は絶対にないはずだ。
 たとえ、甲子園に出場できなくても、球児達の流してきた汗と涙に優劣の差はない。
 結果でそこまでの努力が全否定されるなら、誰ももがんばらないだろう。いや、がんばれないだろう。
 結果を求めていないのかと言われれば、違うとは言い切れない。負けるより、勝つ方が嬉しいのは当たり前だ。
 「結局、自己満足じゃないか」
 慥かに、そうかも知れない。けど、言いたい奴には言わせておけば良い。
 プロ野球は勝敗だけに拘る。結果が全て。そう、大人の世界は、結果が全てだ。
 けれど、高校野球は違う。一つ一つのプレーに心がこもっている。
 結果だけではない尊さが、彼らの汗にはあるように思えるのだ。

 かく言う私も、一時期、高校野球は所詮プロへの登竜門に過ぎないと、興味を失っていた時期があった。
 一握りの才能がある者だけが、頂点を目指せる。そして、その中でも富と名声を手にすることができるのは、さらに限られてくる。
 その他の大勢は、誰の記憶にも残らない。なんかつまんないな〜!とね。
 けど、人は記憶に残るためにがんばっているのか?違うだろ!
 「誰に認めてもらわなくても構わない。自分の精一杯が残せたら良い」
 みんなそういう気持ちで自分と闘っているのではないだろうか。
 だから、健気なのだ。純粋なのだ。
 そして、その姿こそが、まわりの人の心を熱くするのだ。

 ステージは違えど、私も熱い心を持った若者達を応援している。
 応援できる喜びをかみしめながら、今日からまたがんばろう。

14.8.20 記録的

 最近よく目にする「記録的な○○」。
 記録的な猛暑だったり、記録的な大雨だったり。天候に関する形容が多いように思える。
 辞書によると、「従来の記録に並ぶ、また、それを上回るほど程度が甚だしいさま」だそうだが、目にするたびに心が痛む。
 私の中で「記録的」=「悲惨な」・「凄惨な」と言うイメージが既にできあがってしまった。
 記録なんて上回らなくても良い。いや、むしろ記録すらしなくても良い。
 人の生命だけは奪わないで欲しい。

14.8.21 晩酌

 ハニーと久しぶりの水入らず。
 水があった方が良いのとちゃうの!ってかい?
 アホぬかせ!私たちは永遠の新婚、ラブラブカップルじゃ。

 ところで、世間一般の晩酌タイムは何時なのだろう。
 定義があるわけはなかろうが、少し気になる。
 私の場合、平常授業ならば帰宅は12:00前。
 そこから始まるハッピーアワー!と思っているのは、え?私だけ?
 もしかすると、ハニーには辛い時間なのかも知れない。ごめんね、ハニー。
 けど、講習会中はちがう。
 今宵など、17:00前には「乾〜杯!」とグラスを合わせていた。
 むふふ!幸せな時間とは、正にこの事だ。(あの不倫ドラマじゃないぞ!)

 たくさん話をした。
 今宵のテーマ?は、幸せについて。
 しみじみと「人の幸せってなんだろう」などと言うものだから、「ポン酢醤油のある家さ」なんて返すわけにもいかず、結構本音で話をした。
 (お互いの)亡き父の思い出から始まり、エトセトラエトセトラ。

 結論は出なかった。
 人それぞれで価値観は違うだろうし、同じ人でも年を重ねるにつれ、幸せの基準も変わってくる。
 例えば、昔は、より刺激的に!だった私が、今は楽しさよりも安らぎを求めているものね。
 経済的な安定を一番に挙げる人だっているだろう。慥かに、お金は大きな要素だし。
 幸せ=満足とすれば、永遠の満足がない以上、永遠の幸せもないのかも知れない。
 ただ、刹那と言われても良い。愛する者と共に生きていられることこそが、一番の幸せではないかと、私は思う。

 ちょっと、酔ったかな?まだ20:00にもならないが、お休みなさいで酒!

14.8.22 野菜

 「所詮は草。メインにはなれんやろ」と、今までは、野菜を軽視していた私。
 最近になってやっと野菜の素晴らしさに気がついた。
 瑞々しいし、食感も素敵だ。甘みもあれば辛みもある。
 健康にも良さそうだが、何より美味しい。
 菜食主義になったわけではないが、野菜だけでも十分と思う日もある。
 さて、今日は何鍋だろう。野菜たっぷりだと嬉しいな。

 鍋ではありませんで酒た。さすがに三日連続はね・・・。

14.8.23 ああ青春

 生徒たちを見ていて羨ましく思う。
 何しろ若い。
 無限の可能性を持っている。努力次第で何にでもなれる。
 正に人生これからだ。
 思わず「青春だね」と言うと、当の本人たちはその自覚がないのだろう。きょとんとしていた。
 「ほら、君たちはこれから恋もするだろうし、いろんなことを体験するんだよ。いいな〜」
 「私なんか枯れていくだけだよ」と自嘲気味に言うと
 「そんなことはないよ」と、(一部の者だけだが)慰めてくれた。
 その段階で満足していれば良かったのだ。
 「じゃ、私も青春か?」と調子に乗ったら、
 「どこがやねん!」とブーイングの嵐。
 「第一、青くないやろ」
 「じゃ、何色?」
 「そうやな〜。茶色やな!」
 はい、その通り。茶色=枯れ葉の色でございま酒。
 「春でもないし!」
 はいはい。どうせ、秋で酒よ。いや、もう冬かもね。
 「茶冬」という言葉はないだろうが、思えば「青春」の対極に位置しているのね。私って。

 もう拓郎さんの「青春の詩」を口ずさんではいけないのだ。悲しいな〜。
 せめて、歌詞の一部だけでも・・・。

 さて青春とはいったい何んだろう
 その答えは人それぞれでちがうだろう
 ただひとつこれだけは言えるだろう
 僕たちは大人より時間が多い
 大人よりたくさんの時間を持っている
 大人があと30年生きるなら
 僕たちはあと50年生きるだろう
 この貴重なひとときを僕たちは
 何かをしないではいられない
 この貴重なひとときを僕たちは
 青春と呼んでもいいだろう
 青春は二度とは帰ってこない
 皆さん青春を……

 今このひとときも 僕の青春

14.8.24 夕立

 まだ16:00前だと言うのに、外が急に真っ暗に。
 あっという間に降りだした。夕立だ!
 こりゃ、拓郎さん(の夕立ち)より陽水(夕立)の気分だな。
 なんて喜んではいられない。何処かでまた被害が出ているかも知れないのだから。

 ここで一句。

 雨過ぎて
 外はひんやり
 夏の末

14.8.25 幽霊社員?

 懸案のトイレ洋式化。そろそろ結論を出さねばならない。

 ネットで見つけた「リフォームナビ(仮称)」に頼んだところ、「すぐに5社から連絡が入ります」とのことだったが、結局、見積もりに来てくれたのは3社だけ。
 各社の対応は実に様々だった。
 1社目。やたらと丁寧。ビルを建てたときの図面まで見せて欲しいと言う。大家さんはOKをして下さったが、はっきり言って呆れておられた。
 結果はビックリするほど高額。46万円て、あんた・・・。
 2社目。むっちゃいい加減。「ほーほー!ほうでっか?まあ、あんじょうしますわ」てな具合。
 聞けば、はるばる川西から来たという。「盆明けくらいには見積もり出しまっさ」と、名刺を置いて行った。(私より年配の方に見えた)
 3社目。約束した時間にお見えにならなかったので、一度は断ったが、翌日また来て下さり、最初に詫びも入ったし、感じは悪くなかった。
 見積もりも翌日には上がった。価格は、1軒目の半額程度。う〜ん。けど、これが妥当なのかは私にはわからない。返事は保留中。
 こうなると、2つ目のお気楽じいさんの返事が待ち遠しい。最後の会社より安ければGOを出そうと思う。
 しかし、待てど暮らせど返事は来ない。
 仕方がないので、私の方から連絡を取った。
 ところが、そこで驚愕の事実が・・・。

 「○○会社ですか。お世話になります。般若と申しますが、△△様お願いいたします」
 「は?私どもの会社にはそのような者はおりませんが」
 「いや、そんなことはないでしょう。私は頂いた名刺を見て掛けているのですから」
 「申し訳ありませんが、その名刺FAXで送っていただけないでしょうか」
 「構いませんけど」
 しばらくして、その会社の社長から連絡が入った。
 「職人にはおりますが、社員ではありません。確認したところ『身に覚えはない』と言っております」
 しかし、風貌を確認するとほぼ一致。間違いないあのじいさんだ。
 「では、私の依頼した見積もりは上がっていないのですね」
 「はい、本人は行ったこともないと申しております」
 「じゃあ、何故私の手元にこの名刺があるのですか?」
 「さて、私には何とも解りかねます」あれ?社長さんも怪しい?
 「そうですか。仕方ありませんね」と電話を置いた。

 少しだけカラクリが見えた(ように思う)。
 下請けの業者が、親会社を通さずに仕事を請け負おうとしたのだろう。元請けにマージンを払うのがイヤでさ。
 と言うことは、親会社の中にも、その業者とつるんでいる奴がいるな。
 私の憶測に過ぎないけど、せこい話だね。これが現実かい?
 げ!と言うことは、実質価格はもっともっと安いと思って間違いないな。
 あ〜。イヤだ、イヤだ。一体何を信じたら良いのだろう。

14.8.26 ネットの力

 FBに昨日の日記をUPしたら、思いの外、反響が大きかった。
 何人もが親身になって心配して下さり、同級生の一人は弟さんを紹介してくれた。
 ありがたい話だ。
 おかげさまで、なんと早速お目にかかることができ、その上、驚くなかれ、問題はほぼ解決?
 これを己の人徳だなどとは、言うつもりは更々ない。と言うより、そんなことは口が裂けても言えないだろう。
 全てはネットの威力だ。その力を改めて感じた。
 昔なら、一人一人に相談し、返事を待って次の人へ。
 つくづく思う。便利な時代になったものだ。

 それでもしみじみと感じる、友の優しさ、有り難さ。
 おかげで、当初の予算内で解決できそうで酒。いや、金銭的なことだけじゃない。(セコいことを言ったら罰が当たるね)
 困っている友のために、即動いてくれる。何より、その気持ちが嬉しいじゃないか。
 私もそのような人間になりたいと思う。

 みなさま、ありがとうございま酒。
 「おかげさまで」を実感させていただくことができ、素晴らしい一日となりま酒た。
 8時間連続授業なんて、へっちゃらさ〜!(って、ちょっとバテたけどね。要は気持ちさ!心>体でしょ!!)

14.8.27 痛み

 講習会も後半となれば、流石に、体にはいろいろガタが来る。
 今年はまだましな方だが、現在の状況は・・・。

 1.耳が痛い
  慣用句ではない。純粋に耳が痛いのだ。
  理由は単純。汗が流れ込み痒くなった耳を、掻き毟ったからだ。以前も同じ症状に陥ったというのに、やっぱ馬鹿で酒ね。
 2.足が痛い
  毎朝、足が攣る。運動不足のせいだとは思うが、ふくらはぎではない。(表側って言えばわかるかな?)
  両足が攣ったら、ひたすら我慢するしかない。辛いよ〜。ふくらはぎなら伸ばせるが、表は処置なし。
  水を飲んだら治ると聞き、その都度飲むが、おかげで夜中にお腹はチャポンチャッポン。
  だって大概、就寝後3時間後(昨夜は5:00前。一昨日は2:00前)にこの症状。そして。その後はほとんど眠れない。
  生徒達は心配してくれるが、私は楽観している。けど、一体何が原因だろう?
 3.胃が痛い
  悩みが原因なのか?そりゃ、多いで酒よ!
  それとも、不摂生からなのか?
  いいえ、断言しま酒。今年ほど、自己管理に厳しかった年はないと、きっぱり!自己節制は大人の当然の責任だしね。

 しかし、幸い、疲れはない。
 休養(=睡眠時間)をしっかり確保しているからだろうが、それだけではない。やはりハニーの存在が一番大きい。
 この暑いのに、毎晩鍋を用意してくれるだけでも、アンビリーバボー。感謝の涙でちょちょぎれまっせ!

 残り1週間もないが、おそらくこの夏は乗り切ることができるだろう。
 いや、曖昧なことを言ってはいけない。乗り切らなければいけないのだ。
 私には責任がある。背負っている大きさを考えれば、いい加減なことはできない。
 ふぁいと〜!お〜!頑張れ!カッパちゃん。

14.8.28 寛

 もっと寛い心を持ちたい。
 他人を非難したり、罵倒したりするのはもう嫌や。

 相手が生徒の場合は、叱責はある程度必要だと思う。
 経験も少ないし、未熟さゆえの間違いもあるだろう。
 何度言っても改まらないと情けなくなるが、諦めたら終わりや。
 必ず変わる。変わるはずだと信じ、指導に当たる。莫大なエネルギーが必要だが、まあ根気比べだ。
 その甲斐あってか、現在の生徒達(高学年に限るが)は素晴らしい。最近はほとんど注意していない。

 けど、大人が相手の場合はね・・・。

14.8.29 騙

 ウソはつきたくない。
 人を騙す人間にはなりたくない。

 ウソつきは大嫌いだ。
 人を騙す人も大嫌い。

 計算で生きたくない。
 誠実でありたいと思う。

 独り言で酒。気にとめないで。  と拓郎さんのセリフを借りてみる。

14.8.30 寂

 喜びを共感できる人とは、一時の友になれる。
 哀しさを共感できる人とは、永遠の友になれる。(かっぱの格言)

 なんて偉そうに書いたけど、これは真実ではなかろうか?
 今宵はそんな寂しい方と時を過ごした。

 けして邪な気持ちで言っているのではない。
 私はこの方が大好きだ。(卒業生の保護者でもあられるのだが)
 強がったポーズ=寂しさの裏返し。
 ご本人は隠しているつもりが、実はチョンバレ。
 私には、その切なさや哀しさが分かるが、敢えてそのことは言わない。

 ねえねえ、何も言わずとも解り合えるって、凄くない?(夫婦なら当然かも知れないけどさ)
 もちろん全てを理解しているわけではないが、何となくでも伝わる空気ってあるじゃない?
 愛する者との別離ほど辛いものはない。
 永遠の別れではないし、それがその子にとってプラスだと分かっていてもね。

 この日のために、万全のコンディションを整えたつもりだったが、あきまへんな。
 両手に花のパラダイスモード。慣れていなけりゃ、舞い上がるばかり。
 次こそは!って、次はあるのかな?

14.8.31 終了

 夏期集中講座が本日終了。
 「やっと終わった」と言うよりは、「終わっちゃったな」って感じが近いかな。

 普段は、時の流れの早さに戸惑うばかりだが、今回はその早さがありがたかった。
 スケジュール的に楽だった(例年とは違い、朝から晩までは殆どナシ)のも大きいが、いや、それよりもやはり生徒たちのおかげだろう。
 それ程、今年の6年生達は素晴らしかった。若干の不満は残ったが、彼らの精一杯をしっかりと受け止めることができた。
 5年生も良かったな。彼らに会える日はそれだけでご機嫌で酒た。
 一方、物足りなさを痛感した学年もあるが(って、モロバレ?)、まあ今後に期待したい。

 がんばった諸君。努力は必ず報われるよ。よくやった!もう少しだけ付き合ってね。
 君たちは、この夏を「自己採点60点」と言ったけど、私からは100点満点をあげたいと思う!

 さあ、私も緊張の糸が切れた。
 今日一日だけは明日を考えず眠らしてもらおう。
 先ほど、携帯のアラーム(毎日5:30バージョン)を解除しま酒た。
 お休みなさい!!

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