カッパの日記 

2009年8月

09.8.1 だから

 昨夜は旧友との親交を温め、ご機嫌で帰宅の呑ちゃん。
 家族の制止も聞き入れず、まだ呑みたいとごねる。
 「明日は呑まへんから」と懇願し、ついに一杯ゲット。
 その間も訳の分からないことを喚き続けている。
 長男がぼそり。
 「こんな姿見てるから、僕は酒を呑みたくないねん」
 う〜ん。正に反面教師だな。
 そんなこと言わずに、そのうち一緒に呑もうよ。その日を楽しみに頑張っているんだからさ。

09.8.2 オフ

 今日は前半唯一の休みの日。
 絶対に仕事はしないぞ!かつ、ゆっくり寝るぞ!と心に決め、昨夜は床に就いた。
 ところが慣れというのは恐ろしいもの、4:00には目が醒め、PCに向かっていた私。
 いやいや、今日はもう一度寝てもよいのだと、二度寝を決めた。
 おかげで、疲れは取れたし、睡眠不足も解消できた。
 母親にも会いに行けたし、ちょこっと用事も済ませたし。(仕事はしていない)
 今からは・・・。もちろん。
 さあ、呑むぞ!
 え?まだ日が明るいじゃないかって?!
 ドンマイ!それは夏のせいなのね!

 昨夜、この「カッパの日記」のアクセスカウンターが70000を超しました。
 いつもお読み下さり、ありがとうございます。
 拙い文で恐縮で酒が、これからもどうかよろしくお願い致します。

09.8.3 日曜

 「笑点」を見るなんて、何年ぶりだろう?
 子供の頃、父親が見ているのを、何が面白いのだろうと眺めていたことを思い出した。
 昨日は結構笑った。
 最近はお笑い番組を見ても殆ど笑わなかっただけに、自分でも意外だった。
 続けて「ちびまる子ちゃん」まで見てしまった。これまた久しぶり。息子たちが小さかった頃に旅先で見た以来だが、割と面白かった。
 久々に暖かい気持ちになった。どうやら心に余裕がなかったようだ。
 その後の事は・・・。
 思い出せない。予定量の倍ほど呑んだのは確かだし、携帯も鳴っていたようなのだが・・・。
 おかげで、すこぶる元気で酒!!

09.8.4 暑中見舞い

 卒業生たちに暑中見舞いの葉書を出した。
 危うく残暑見舞いになるところだったが、梅雨明けも宣言されたようだし、先ずはめでたしめでたし!
 ところが、文面はあまりめでたいものではない。
 毎年夏休み中に行っていた恒例の同窓会。今年は日程の関係で行うことができない。(インフルエンザの馬鹿ヤロ〜)そのことをお詫びする内容なのだ。
 寂しい限りだ。夏の活力源と言えば大げさかもしれないが、卒業生達に会うのが私にとって一番の薬なのに・・・。
 お〜い。みんな。元気にしてるか?
 時間があったら顔を見せに来ておくれ!

 暑中見舞と言えば、個人的にはキャンディーズの「暑中お見舞い申し上げます」がナンバーワンだが、拓郎さんの「暑中見舞い」も捨てがたい。  

09.8.5 発症

 とうとう生徒にインフルエンザ感染者が出てしまった。
 その生徒の学校でインフルエンザが大量発生したらしい。症状が見られないとのことだったので、マスク着用の上での出講を認めたが、潜伏期間を考えれば欠席させるべきだった。
 私の判断ミスだ。
 感染自体は防ぎようがない。しかし、感染拡大は防ぎたい。
 現在は特別疾病の対象ではないそうだから、普通の風邪と同じように考えればよいのだろうが、正直言って不安だ。
 私もマスクを着けて授業をしている。でも、夏場のマスクってもう大変。

09.8.6 涼を求めて

 本日は親愛なるお姉様のバースデイ。当然私より年上だからアラフィフ。
 可愛らしいカードを見つけたので送ったが、返事はまだ無い。ご立腹なのかな〜

 さて、お掃除から生徒の駅送りまで、何でもしなくちゃいけない呑ちゃん。
 今日はこの暑さの中、近くの薬局まで日用品のお買い物。
 実は、この間から涼感スプレーにはまっている私。
 ついでに色々探してみた。お目当ての品はなかったが、洗顔シートとともに数種類購入。
 あれこれ買ったのに、金額がちょうど1500円だったと言うのも嬉しい。
 教室に戻り、早速効果を試す。
 先ずは、洗顔シート。
 気持ちいいじゃないか。ついついシャツの中まで拭きたくなってしまう。(完全にオッサン)
 スプレーその1。
 服の上から使用可。瞬間にマイナス40度と謳っているが、流石にそれはいかがなものだろうって感じ。香料が含まれているからか、ほのかに良い香り。確かに涼しく感じた。
 スプレーその2。
 服の中で直接皮膚にスプレーして使用するようだ。
 足もとからズボンの中に吹きつけてみた。う〜ん。いい感じ。
 調子に乗って、今度は下着の中へ。ヒンヤリと気持ちいい。でも、だめ。クセになりそう。
 隣で、長男が笑い転げていた。
P.S お尻にも効き目ありま酒!

09.8.7 リース

 教室の印刷機とコピー。もちろんリースだ。5万円以上毎月払っているから決して安い金額ではない。
 ところがリース期間(5年)が終わったら、リース料は突然安くなる。約10分の1になるから嬉しい。
 あと半年で今のリースが終わるのだが・・・。
 先日訪れた営業の方が、今日もお見えになった。
 正直、講習会中の忙しいときになんやねんと言う気持ちは(多いに)ある。
 ただ、HOPES開設当時にお世話になった会社※だけに、無碍にもできない。
 ※ お金が無くて印刷機はもちろんコピー機すら購入することができなかった頃。
  「倉庫にあるのどれでもいいから持っていき。返さんでもえ〜で〜」と社長に言ってもらった。
  確かにボロイのしか置いてなかったが、それでも当時はどれほど有難かったか。
 今でも他の会社からはしょっちゅうコスト軽減の提案を受けるのだが、「義理を欠くことはできませんから」と全て断っている。
 さて、その人(担当もこの20年の間に何人も変わった。5代目かな)の用件は・・・。
 新しい機械に換えませんか?と言う提案だ。
 「え〜!もうすぐリース終わるのに」
 「存じております。経費節減の意味では、今の機械にトラブルがなければ、そのままお使い頂くのがベストです」
 「そうやわな。調子、別に悪ないよ」
 「そうですか?何かご要望はありませんか?」
 「あ、そう言えば。FAXの調子が悪くなったから修理に出すか買い換えようと思うんやけど、FAX付きにしたら大分高くなりま酒か?」と聞いたのが、どうやら、相手の思うつぼにはまってしまったようだ。
 リース代も今までよりは大分と安くなる(これまでがある事情により高すぎたのも事実)し、便利にもなる。魅力的な提案ではあった。
 でも、今日は返事をしていない。先方も決算月で焦っている(それでもお盆休業はしっかり取るのだから、大したものだ)が、それにつけこむような真似は(あまり)したくない。もう少し条件を整理してきてもらいたかったのだ。
 さて、今回の商談。お互いが満足のいく線でまとまるだろうか。

09.8.8 卒業生がいっぱい

 いつでも誰か卒業生が居る。そんな教室にしたかった。
 永年の夢だったが、この夏休みはほぼ理想的な状態だ。
 スタッフのアルバイト学生さんたちはもちろん卒業生。人手不足が懸念されたが、アメリカ帰りの高校生や、突然来てくれた美女のおかげで、期間限定ではあるが、毎日賑やかだ。
 ハードスケジュールにもかかわらず、私の体調がいいのは、きっと彼らのおかげだろう。おおきに!ありがとう。
 同窓会は開けなかったけど、昨夜も一人訪ねてきてくれた(少々いや大分と呑みすぎて、帰りは意識朦朧状態。ハニーに迎えを頼んでしまった。だって、自分がどこにいるか分からなかったんだも〜ん。ハニー!ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!)。
 お盆明けには予約も入っている。
 けど、まだまだスケジュール的には空いておりま酒ので、卒業生のみなさま。遠慮なさらずおいで下さいませ。ただし、必ずアポは取ってね。
 一方、暑中見舞の葉書が、宛先不明でたくさん戻って来ている。悲しい限りだ。
 しかし、普通に考えたら、いつまでも学生な訳ないのだから、住所が変わっているのも当然か。実家に送り直すことにしよう。
 さ〜て、明日はお休み。何しようかな〜!

09.8.9 ごくせん THE MOVIE

 昨日で前半戦終了。今日はお休み。生憎の雨だったが、映画には関係ない。
 観に行きましたぞよ。『ごくせんTHE MOVIE』
 ハニーも誘ったのだが、やんわりと断られ、私一人で寂しくお出かけ。
 混んでいるのに先ずビックリ。小中学生とおばさんばっかり。オッサンなんて見あたらない。が〜ん。カンポキに浮いているじゃないか。
 まあ、知り合いに会うわけもないし、どうせ映画館は暗いのだから平気平気。
 え?何がって?もちろん涙を隠すためで酒よ。
 何度かこみ上げてくるものがあったが、となりの女の子らがあっけらかんとしているのに、声を上げて泣くわけにはいかん。ガマンしましたがな。
 でも、はい。素晴らしい映画でした。
 水戸黄門もびっくりのワンパターンの設定も、由紀恵様の美しさの前にはノープロブレム。
 かつての出演者の登場がわざとらしかったのと、由紀恵様の幼時体型(お腹がややポッコリして見えた)は不満だったが、まあ十分楽しめた。
 ビデオが出たら買おうかな〜。

09.8.10 ヒント

 旧友来たる。酒も呑まずに2時間語り合った。私にしてはあり得ないことだ。
 久しぶりに会ったのだが、開口一番「疲れてませんか?」
 偶然にも別の方からも同じようなことを言われたばかりだった。
 睡眠も足りているし、体調も悪くない。何でそう言われるのか分からなかったが、話をしているうちに訳が分かってきた。
 「昔はもっと楽しそうにしていた」らしい。
 なるほど、言われてみれば思い当たる節がある。
 私は何でも正直に話す質なのだが、彼もはぐらかすことなく真剣に答えてくれる。
 現況を伝えると、何点かアドバイスしてくれた。
 ・ 私のどこが変わったのか。またその原因は。
 ・ 今後どうしていくべきか。
 たくさんヒントをいただいた。一つずつゆっくり考えてみよう。
 将来のビジョンが少し見えてきたかな?(単純だと思う。我ながら)でも、もう一度がんばる気持ちが涌いてきた。
 おおきにありがとう。

09.8.11 重役出勤

 今日は午後出勤。おまけに夕方から4時間しか授業がない。
 と言っても、用事があるわけでもなく、午前中は何にもせずにのんびり(ダラダラ?)と過ごした。
 こんなに楽ができるのも、スタッフのお蔭。感謝しなければ。
 でも、世の重役は本当にいつもゆったりと過ごしているのだろうか?
 私はそうは思わない。きっと、人の数倍働いているハズだと信じている。いや、少なくとも過去においてはムチャクチャ頑張ったことがあるに違いないと・・・。
 でも、教え子のとある会社の次期社長が言っていたな〜。
 「経営者の一番大切な仕事は、正しい判断をすることだと。判断さえ誤らなければ別に必死に働かなくても構わない」のだと。
 クソ、ボンボンめ。確かに一理あるんだけどな〜。
 さあ、そろそろ出かけるか。やることは山ほど有るんだった。

09.8.12 レフリー

 事務所に届いた郵便物。
 「お!アルゴクラブからじゃ!」
 ときめきながら(何故?)開封すると出てきたのは1枚のDVD。
 一瞬いやな予感がした。
 と言うのも、近々行われるアルゴ名人戦。先日から「大会では審判をお願いする場合があります」とのメールが何通か届いていたのだ。
 気楽に生徒を引率して、試合見物を楽しんでから帰ろうと目論んでいたのに、審判をするとなると話が違ってくる。
 案の定、DVDはレフリーの心得的な内容だった。
 一応2回ほど見た。ルールなどは十分把握しているつもりだったが、結構あやふやなところもあった。本番までにもう一度復習しておこう。
 先ほどアルゴクラブの親分と電話で話をしたが、どうやら本当に審判をする羽目になりそうだ。
 あ〜あ、アロハで行こうと思っていたのにな〜(なんて!持っていなかったんだった)

09.8.13 スケジュール

 何件か人と会う約束が入り、スケジュールが結構埋まってきた。
 嬉しいな。嬉しいな。
 どうせ、呑むだけだろっ!て?
 ピンポーン。大正解!!それのどこがいけないのじゃ。
 はい、分かっておりま酒。体調には十分注意いたしま酒って。
 まだもう少し余裕がありま酒よ。
 卒業生のみなさん、いや、同級生も大歓迎。
 もう、けちくさいこと言うな!私と会いたい人ならどなたでもOK。呑めなくても平気。私は勝手に呑んでま酒から。
 ご連絡お待ちしておりま酒!!

09.8.14 アルバム

 昨夜も長男とおそく帰宅。
 もう寝よかという頃(呑まない日は帰宅から就寝までの時間が短い短い。1時間もないんじゃないか?)、突然古いアルバムを引っ張り出してきたマイハニー。
 「(ぎょ!)そんなん見いへんで!」と言っても、お構いなしだ。長男を巻きこんで、ワーワーキャーキャー言っている。
 そこには、私の誕生から中学生くらいまでの写真が(ほんの数枚だが)収められている。
 「似てるな〜」と長男。自分の幼い頃を私のその頃にダブらせているのだ。
 確かにそっくりである。
 「そりゃそうさ。親子だもん」と満更でもない私。
 しかし、次のセリフが私を打ちのめした。
 「嫌やな〜。俺もこんなん(今の私みたいに)なるんか〜」
 「嬉しいやろ!楽しみやな〜」悲しい気持ちをこらえつつ私。
 「・・・。はぁ〜」
 なんでやね〜ん!!  

09.8.15 OB会

 年に一度のOB会。
 例年になく早々と参加表明をし、スケジュールも完璧に確保していたのに・・・。
 遅刻した。
 忙しかったわけではない。当日まで開始時間を確認し忘れていたというお粗末さ。
 会場に着いた時には既に開始30分以上経っていた。
 乾杯には間に合ったものの、席は大先輩のテーブルしか空いておらず、大変緊張した。
 まあ、その後はいい感じ。恩師と話すこともでき、有意義な時間を過ごせた。
 さて、1次会終了。
 いつもなら若手と呑みに行くのだが、今年は少し大人の会に合流させてもらった。
 素敵な日本酒が揃っている良い店だった。
 そこでも楽しい時間を過ごすことができたのだが・・・。
 気が付けば枚方にいた私。何でやね〜ん。
 連日乗り過ごしという大変不名誉な記録を作ってしまった。
 今日は用心しようっと・・・。  

09.8.16 熔けた

 昨夜の酒がしっかりどころか、強烈に残っている最悪の状態で、今日はアルゴの名人戦。
 会場は灘校体育館。
 真夏の体育館がどれほど暑いか想像に難くないだろうが、今日の暑さはその想像をはるかに超えていた。
 冷房設備は全くない。おまけに風通しも悪い。氷柱を置くことを提案させていただいたが、予想していたほどの効果はなかったように思う。子どもたちは物珍しさからか喜んでいたが。
 どれほど暑いか?
 表現は悪いが、トイレに行かなくても良いほどなのだ。体中の水分が全て汗になる。実際6時間以上トイレに行かなかった。
 審判をしていて、私の汗でテーブルはすぐにびしょびしょに。選手諸君、ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
 思考力も働かない。よくミスジャッジをしなかったものだ。
 生徒たちの方が偉いとつくづく思った。誰一人として、不満を言わなかったのだから。
 さて結果は・・・?
 王位戦においては、全員が準決勝進出。
 何とメダリストまで誕生した。すげ〜すげ〜!
 やるじゃないか、お前たち!
 なかなか思い出深い一日となった。
 でももし、来年以降、会場が体育館だったら不参加だな。きっと!

09.8.17 ラスト2week

 後2週間で夏休みも終わりだ。講習会は今日から後半戦。
 お盆特訓で5日連続。生徒達はよく頑張った。きっとくたくたになっただろう。
 だからと思って2連休を与えたのだが、一抹の不安はあった。
 緊張が解けた反動で緩んでしまわないだろうかと・・・。
 まあ、そこはご家庭にお任せしようと思ったのだが、甘かった。
 すっかり緩んでしまった子が(たくさん)いた。
 もう一度気を引き締め直さねばならない。

 不安と言えばもう一つ。
 ある方がブログをしばらく休止されているのだ。
 手術を受けられたのだが、その次の日から再開されていたから安心していたのだが・・・。
 どうか何事もありませんように。

 先ほど復活を確認。よかったよかった。
 よ〜し!私もがんばるぞ。ファイト〜!オ〜!

09.8.18 迷うな〜

 卒業生とデートの予定がキャンセルに。
 ぽっかり空いた時間。何をしよう。
 仕方がない?かねてより、母から依頼されていた、液晶テレビ購入の件を検討することしようか。
 母は、メーカーも大きさもほぼ決めている。問題は価格だけなので、簡単に決まるだろうと高をくくって、今日まで延ばし延ばしにしていたのだが。
 今朝の広告に結構いい出物があり、古いテレビを下取りまでしてくれる。こりゃ決まりだな!と思ったが、念のためその製品を価格情報サイトで調べてみると・・・。
 なんと、まだまだ安い店がいくらでもあるではないか。う〜ん。迷ってしまう。
 さらに困ったことには、同じメーカーの同じサイズでも微妙に価格に差があるではないか。
 しかし、その違いが何故なのか分からない。
 こりゃ、電器屋さんに出向かなければいけないかな。
 どなたか、詳しい方がおられたらアドバイス下され!

09.8.19 青春18

 次男は現在旅に出ている。と言っても行き先はハニーの実家。ほんの数日のことなので、心配は要らないのだが。
 「青春18きっぷ」で移動しているらしい。
 ところで「青春18きっぷ」とは?
 調べてみて、とんでもない勘違いをしていたことに気が付いた。
 まず、学生だけが利用できると思っていたこと。若者でなくても、例えば私のようなオッサンでも利用できるらしい。
 次に、結局は1日回数券だということ。どこまででも行けるし、どこで降りても構わないということは分かっていたが、てっきり発着地が定まっていて、ただ特急に乗れないだけの割引券だと思い込んでいた。
 最後は、期間限定だと言うこと。全く知らなんだ。残った切符は次の期間にと言うのも無理らしい。
 う〜ん。青春18。恐るべきネーミングだ。
 でもまあ、この移動手段はたしかに若者じゃないと選ばないだろう。
 果たして次男は元気に帰ってくるだろうか?疲れ果てて、もういや!って言う方に1票。

09.8.20 ホームセンター

 暑さも幾分マシになったとは言え、炎天下の午後2時。お散歩はいささか無謀であった。
 昨夜のアルコール※がまだ抜け切らないような気がしたので、少し汗でもかこうかと、近くのホームセンターまで。いや実は、行ったことがない店で地図を片手に出かけたが、結構遠かった。
 目的はトイレ掃除用のブラシ。掃除をしているとすぐ毛が抜けるのだ。(え?お前といっしょてか?)
 たかがブラシと言え、棒の部分が木製の物からプラスチック製まで、毛の部分もナイロンやスチールなどいろいろあって、迷ってしまった。結局、ホースが取り付けられる物を選んだ。随分高かったが、水を流しながら掃除ができるらしいので、使うのが楽しみだ。
 他にも目に付く物をいろいろ買ったので、重い荷物を持って帰る羽目に。当初の予定に反して、汗だくになってしまった。
 さらに、途中で寄ったラーメン屋。入った途端にいやな予感がした。冷房は効いていたが、客は誰もいない。すぐに出ようかと思ったが、大荷物を椅子に置いた後だった。
 予感的中。体調のせいもあるのだろうが、気分が悪くなるラーメンは久しぶり。
 都合1時間ほどのお出かけ。ホームセンターには歩いていくものではないとつくづく思った。

 ※ 同級生と痛飲。
 片や医学部教授。地位も身分も比べものにならないが、同級生というのはなかなか良いものだ。30年のブランクは一瞬で消えた。
 再会を約束して別れたが、それにしても情けない。最近、滅法酒に弱くなってしまった。
 

09.8.21 マスク3

 新型インフルエンザ。9月になって学校が始まったら、また流行るのではないか?
 思いたくはないが、もしもの為に備えはしておかねばならない。
 何とか手に入るだろうと楽観していたらこの前の二の舞だ。薬局では既に品切れの所も出ているらしい。
 あの時は姉上が助けてくれたが、そうそう頼ってもいられない。そのときもらった500枚のマスクも今や半分以下になった。
 さあ、注文だ。
 偶然届いた1枚のFAX。なかなか安い。
 ただ、その会社はどうも信用できない。自社のFAX番号にHOPESの電話番号を間違えて載せ、何度抗議しても改めなかったという経緯がある。今は直したようだが、詫びは一切なし。誰がそんな所に注文するかい!
 ただ、価格の参考にはさせてもらった。
 ネットで探したが、結構高い。
 その中の最高価格は84万9000円。目を疑ったが間違いない。3000枚だけど、いくらなんでもね〜。
 1枚30円が底値かな〜。諦めかけていたが、2時間近く彷徨った末、とうとう見つけた。
 何と1枚1円。
 しかし、どうやら釣りだったみたい。現在店舗の改装中です、と出た。
 でも、探せばあるものだ。最終的には1枚14円で1000枚購入。
 「あ〜あ、こんなに買ったのに全然要らへんかったわ!」と言えたら一番良いのだが・・・。      

09.8.22 刹那

 私はいつまで元気でいられるのだろう。
 持病があるわけでもないから、当面の心配は要らないのだが、ふと不安になることがある。
 今の健康が永遠に保てる保障はない。
 例えば、明日インフルエンザに罹るかもしれないし、いつ何が起こるか分からない。
 分からないことを悩んでいても仕方がないのだが、どうせどこかで起こることならば、せめて一段落ついてからと思ってしまう。
 今の6年生の受験が終わるまでは1日たりとも休めない。もし必ずインフルエンザに罹るのならば、彼らの受験が終わってからにして欲しい。
 さらに欲を言えば、現在の体制がもう少し確固たるものになってからの方が望ましい。職員も増えて、誰かが1日2日位休んでも大丈夫となっていれば嬉しいのだが、今の状態だと途端に窮してしまう。
 だから、元気なうちに全てを伝えたいと思うのは、刹那的すぎるだろうか。
 こんな私の想いも知らず、彼らは至って呑気である。何とかなるだろうと本気で信じているようだ。
 まあ、今を充実させる。それしかないことは分かっているのだが・・・。

09.8.23 トンボ

 日中はまだ暑いが、朝晩は結構しのぎやすくなってきた。
 昨日はまだ明るい内に帰宅することができた。
 駅からブラブラ歩いていると、目の前に一匹のトンボ。
 瞬間だったので、はっきり判別はできなかったが、真夏のトンボじゃなかったように思う。
 ああ、もう秋なのね。
 嬉しいような、寂しいような。
 さあ、後1週間。ハードな日もあとわずか。がんばるべ!

09.8.24 虫の声

 卒業生(2期生)が尋ねてきてくれた昨夜。
 彼と呑むのは初めてだ。
 体型(身長180cm超・体重100kg超)からすればいくらでも呑めそう。
 どれほどのバトルになるかと思いきや、案外平穏に終宴を迎えた。
 それでも、陽の高いうちから呑み始めたバカ師弟。酒量は結構すすんだ。
 奇跡に近いかも。ノーバウンドで家に帰り着けたのは。
 その喜びをかみしめながらの帰り道。
 あれ、スズムシが鳴いている〜♪チンチロチンチロチンチロリン♪
 ここにも秋は忍び寄っていた。
 ついこの間までホトトギスが啼いていた同じ場所で、と思うと俄には信じられない。
 でも、何はともあれ、無事に一日が終われたことに感謝!

09.8.25 応援

 「え?16時間?」
 もう一度数えてみたが、やっぱり同じだ。
 昨日、私が事務所にいた時間。7:30〜23:30だから間違いない。
 まあ取り立てて騒ぐ程じゃない。流石に昨日は少し長かったが、どの日も似たようなものだ。
 こう言うと、強がりのように聞こえるかも知れないが、私はいたって元気だ。
 何も孤独な戦いに臨んでいるわけではない。仲間もいれば、応援してくれる人たちもいる。そして、何よりがんばっている生徒たちがいる。
 私が弱気な事をここに書いたら、すぐさま叱咤激励のメールが届いた。
 「余り心配しすぎると抜け毛が増えまっせ!」だと。
 おおきに。本当に大きなお世話じゃ。
 差し入れをして下さる方もいる。
 嬉しいじゃないか。その気持ちが。(決して空腹が満たされたからではないぞ)
 でも、甘えているばかりではいけない。今度は私がその応援に応える番だ。
 今日も15時間ほど事務所にいることになるが、がんばれ呑ちゃん。ファイト〜!オ〜!
 ところで、「由紀恵様は素敵だな〜」と書き続けている私。だれか会わせて下さらないだろうか?

09.8.26 どっけー!

 夕方、生徒たちの食事を買いに出かけたときのこと。
 一台の自転車がチリンチリンと鳴らしながら突っ込んで来た。
 私は信号待ち。当然歩道にいる。少し避けたが、その自転車の主には不満だったらしい。わざわざ降りてきて文句を言う。
 何でやねん!大人しい私でも切れるで!
 しばし付き合ったが、阿呆やった相手は。
 「警察呼んだろか!カス!」とまで言われた。
 疲れてなければ、もう少し付き合ってやっても良かったが、腹を減らした生徒たちを待たせるわけにはいかん。
 こういうとき、私は第一本意を考える。お目の今回の一番の目的は何やねん?と
 だから、何もいわずに立ち去ったが、はらわたは煮えくり返っていた。
 ところで、道路交通法って変わったので酒か?自転車は車道で酒よね?!

09.8.27 選挙

 不在者投票(いや現在は期日前投票と言うのだった)に行ってきた。
 すごい人出だった。平日の午前中だというのに、なぜ行列ができる?
 今回の選挙に対する関心の高さの表れだろう。
 政権交代。おそらく起こるだろう。
 ただ、民主党よ。思い上がるんじゃないぞ。
 国民はあなた達が好きで応援しているのではない。自民党に失望し、代わりを期待しているのだ。
 偉そうに何を言う。そう言うお前はどの党を支持しているのだ。てか?
 ふふふ。それは秘密じゃ。
 でも、今回は(?)真剣に考えたぞ。

09.8.28 コピー機

 今日は新しいコピー機納入の日。そうだ、先日の商談がまとまったのだ。
 本当のことを言えば、コピー機を新しくする必要はなかった。まだまだ使えたし、取り立てて不便を感じていたわけでもない。
 FAXだって、液晶部分が見えなくなっただけで、使おうと思えば十分使えた。そもそも使用すること自体滅多にない。
 じゃあ何故?自分でも上手く説明できないが、何となく新しくしてみたくなったのだ。
 営業に押し切られた感もなきにしもあらずだが、少し刺激が欲しかったのかも知れない。
 おかげで、リース代は少し安くなった(再リースの方が格段に安いのは言うまでもないが)し、電話機も新しくなった。コピーの機能もよくなっている。(使いこなせるかどうかは謎)
 しかし、100万は少々高い買い物だったかなと思うと、手放しで喜べないのも確かだ。
 さて、どなたかFAX電話もらって下さいませんか?キャノン製CF-H10CL/B。普通紙B4送受信可。子機1台。色は白。先着1名様で酒よ〜。

09.8.29 ちゃぶ台返し

 夏休みもあとわずかとなった昨日。とうとう大爆発してしまった呑ちゃん。
 見せかけだけの学習をしている生徒らにブチ切れた。
 「おまえら、何のために勉強しているんや。ウソをつくためか。ウソを上手につく練習をしているんやったらすぐに辞めてしまえ!私はウソつきを育てているつもりはない!」
 逆上していたため、やや意味不明の言葉も発したが、大体このような意味のことを言ったつもりだ。
 特定の数人だけに言ったのではない。情けないことに、全員に何らの形で当てはまるのだ。
 低学年の生徒に大人げない。もっと優しく指導するべきじゃないか。怒鳴るんじゃなくてたしなめる。相手に自分の非を気付かせてこそ、意味があるのではないか。
 もっともな意見だ。昨日までは私も我慢してきた。可能なかぎり優しく諭してきたつもりだ。
 だけど人間が出来ていない私には、所詮無理だった。
 授業を始めなくてはと思いながらも、なかなか気持ちの切り替えがつかない。
 やっとの思いで、起立・礼。「さあ、始めるで」と言った途端、今度は筆記用具を持ってきていない生徒が数人。(一体何しに来てるんや?!)
 とどめは、チョークを取り出そうとしたところ、チョーク入れが外れて床にチョークが散乱。
 あかん。限界や!思わず教室を飛び出した。
 ちゃぶ台返しをしたことはないが、きっと似たような心境だろう。
 しかも、情けないことに、その後自分で掃除機をかけていた私。
 星一徹なら、自分で茶碗を拾ったりはしないわな〜。

09.8.30 肩もみ

 知らぬ間に疲れがたまっていたのだろう。
 昨日散髪に行ったとき、少しの間居眠りをしていた。
 散髪の終わりに肩をマッサージしてもらうのだが、昨日はとても気持ちよかった。
 ふと、息子達に肩もみ(肩たたき)をしてもらっていた頃のことを思い出した。
 幼い子どもの力など知れている。本人は力一杯もんでいるつもりなのだが、大して効きはしない。
 それでも嬉しいのだ。
 顔を真っ赤にして懸命にもんでくれているその姿。愛らしくて、愛おしくて、見ているだけで疲れが癒される。
 しかし、もう、遠い昔のことだ。
 久しぶりに息子達にもんでもらおうかな〜。

09.8.31 充実

 やっと終わった夏休み。世の中には過ぎゆく夏に涙する者もいるのだろうが、私はやれやれと言うのが正直なところだ。
 まだしばらくは忙しいのだが、今日生徒たちあてのメールに
 「あなたにとって充実した夏休みでしたか?」と書いていて、ふと考えた。
 一体、充実って何だろう。
 楽しい思い出をたくさん作ること?
 イベントに旅行。レジャーにショッピング。恋愛にギャンブルと、夏はとにかく刺激的だ。
 しかし、それは若者限定??。そもそも刺激がなければ充実できないというのもおかしい話だ。
 じゃ、何だろう。
 「自ら立てた目標に向かって行動すること」こそが充実に繋がるのではないか?
 やや説教くさいが、そう考えると「充実するためには、先ず目標ありき」となる。
 おかしいだろうか。私は間違っていないと思う。
 目標がなくても充実することは可能だろうが、やはり少しずつでも前進し続けてこそ、達成感を味わうことができる。
 はて、その意味で、この夏の私はどうなのだろう。
 1日1日はそれなりに充実していた。
 刺激もあった。教え子達や旧友との時間。(コンサートが中止になったのは残念だったが・・・)
 しかし、目標を達成できたかというと、やはり反省の方が多い。
 一つ一つ挙げていけばきりがないので、少しだけ。
 先ず、時間を無駄にし過ぎたこと。
 休憩と称してダラダラと過ごしたことが多かった。まあ、毎日十数時間も事務所にいれば仕方ない面があるとは思うが、それは言い訳。自分に甘すぎる。
 そのくせ、生徒たちに厳しすぎた。もっと誉めてあげれば良かった。
 叱るか誉めるか。どちらが効果的かは分かっているのだが、いい加減な態度やごまかしを見せつけられたら、笑顔を作ることさえ難しい。私にとって、このテーマは永遠の課題だな。
 最後に、家族との時間を大切にしなかったこと。
 ハードスケジュールだったとはいえ、もっと心に余裕を持って接すれば良かった。家では、呑んでいるか、眠っているか。そんな私に、何も言わずに協力してくれたハニー。だらしない父を責めなかった息子達。感謝しているよ。
 さあ、そろそろ帰るか?愛する者たちのもとへ。

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