<1250> 2018.5/14〜2018.5/20

 毎年、「母の日」についてこの欄に書いてまいりました。今年もと思ったのですが、今回は過去の私の文章を引用させてもらうことにいたしました。3年前のものです。

 5月の第2日曜は「母の日」。君たちはお母さんに何か感謝の気持ちを伝えましたか。
 私は男性ですから、絶対に母にはなれません。ですから、今回は君たちと一緒にお母さんの立場を考えてみたいと思います。
 お母さんは、君たちが考えている以上に大変です。一人で何役もこなさなければなりません。先ずは、君たちのお母さん役。食事の世話から始まり、掃除、洗濯、家事全般一切お母さんの仕事です。その上、君たちの指導もしなければなりません。「勉強しなさい」と叱ることも、時には必要でしょう。全て君たちを正しい方向に導くためにです。けど、お母さんの言うことなどどこ吹く風の、君たち相手ですから大変でしょうね。子どもは一人とは限りませんしね。それに比べれば、お父さんは楽なものです。君たちの教育はお母さんに任せ、ただ仕事をしていれば良いのですから。(お父様方。怒らずに聞いて下さいね)けれど、中にはそのお父さん役までしなければならないお母さんもいらっしゃいます。仕事を持っているお母さんです。仕事は社会貢献だとは言え、やはり生活をするための手段でしょう。それこそ、君たちのために必死に働いているのです。さらには、子の世話ばかりではなく、親の世話もしている方もいるのです。どうです。想像以上でしょ。
 にもかかわらず、お母さんは君たちのことを全て認めてくれます。何があっても受け止めてくれます。それは、君たちのことを心から愛しているからです。「え〜!いつも怒っているよ!」ですか?誤解してはいけません。優しいばかりが愛情ではありません。厳しくするのも、君たちのことを思えばこそ。叱ったあとでお母さんはいつも泣いているのですよ。
 少しはお母さんの大変さが分かりましたか。分かったら、「母の日」だけ良い子を演じるのではなく、普段から感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。親孝行とは心配をかけぬこと。私は母にそう教えられました。(いまだに心配ばかりかけていますけどね)
 さて、お母様方。今は確かに大変だと思います。しかし、自信を持って子育てをして下さい。みんな素晴らしい子ばかりです。いささか無責任な言い方ではありますが、その子の親であることを誇りに、今を楽しんで頂けたらと思います。ただ、全てを一人で抱え込むと行き詰まってしまいます。まわりの人たちに協力してもらえる部分は、できるだけ助けてもらって下さい。もちろん、私たちもお手伝いいたします。親の姿はいつか行く路。子の姿はかつて来た路。お子様達もいつかは理解してくれるはず。がんばりましょう。

<1251> 2018.5/21〜2018.5/27

 爽やかな好天が続いています。暑くもなく寒くもなく、私はこの季節が大好きです。
 さて、突然、変な話をしますが、おかしくなったとは思わないで下さい。
 「学力はいつ身につくのでしょうか」
 学力は徐々に高まっていくものなのか。それとも、あるときを境に身につくものなのか。だとすれば、それはどのタイミングなのか。等と、みなさんは考えたことはありませんか。
 私は、生徒に対して「お!こいつ賢くなったな」と感じることがよくあります。一番は、反応が良くなったときですね。今まで曖昧な受け答えしかできなかった子が、明確な意思表示をする。そのときに成長を感じます。また、言葉に出さなくても、答案の式一つからも成長を感じることは多いです。何が言いたいのか分からないようなあやふやな式しか立てられなかった者が、的を射た式を立てられるようになったときには、感動すら覚えます。いつの間にこんなに成長したのだろうってね。私はそれがいつなのかを知りたいのです。
 おそらく、本人は意識していないと思います。「お!たった今、賢くなったぞ」などと感じることは滅多にないはず。私は授業中によく「答えを知ったときに賢くなるのではない。考えているときに脳は鍛えられるのだ」と言います。未知の事柄に接すると、脳は刺激を受けます。それは確かでしょう。では、それが学力に結びつくのはいつなのでしょう。推測の域を出ませんが、私はそのことを理解したときではないかと考えます。「ふ〜ん、そうなんだ」が「そうか!分かった」に変わったとき、初めて知識が思考として身につくのではないでしょうか。私は脳科学者ではありませんから、科学的根拠に基づいた話ではありませんが、経験からそう思えるのです。では、知識を思考として身につける最善の方法は何なのか。この答えには自信があります。復習です。復習しかないと信じております。
 回りくどい話になりましたが、復習の重要性を再度認識し、その効果を実感してもらいたいと思います。

<1252> 2018.5/28〜2018.6/3

 早くも5月が終わろうとしています。時が過ぎていくのは本当に早いです。例えば、もう夏休みの事を考えなければならない時期になりました。え、いくら何でも早すぎるだろうですか。いえいえ、保護者会や各種イベントは大体1月前には告知しなければなりません。ですから、いつも予定(だけ)は、早めに立てておくのです。
 私は時々、恐怖にかられることがあります。このまま何もしないで自分が滅びていくのではないかと。実際、目先のことに追いたてられているような毎日で、気がつけば時間だけが過ぎていきます。それなりに充実していたつもりでも、振り返れば、一体何をしてたのかと思えることも多く、虚しさばかりが残ります。目標設定が甘いことが一番の原因ですが、気持ちに余裕がないことも大いに反省しなければなりません。
 幸い、今週は年間休講日があります。(私も3ヶ月ぶりに休日がもらえます)一度頭を整理して、後半に向けてリセットしたいと思います。

<1253> 2018.6/4〜2018.6/10

6月になりました。けど、6月って何か中途半端な感じですよね。春でもない、夏でもない。梅雨のせいでしょうか、気分も晴れず、鬱陶しいイメージがつきまといます。いえ、嫌いではないのですよ。自分の誕生月ですし、祝祭日はないですが、父の日や夏至もありますしね。(謎)ただ、何となく落ち着かないと言うか、妙にふわふわしてしまうと言うか。
 いきなり愚痴をこぼしてしまいました。いけませんね。個人的な感情に共感を求めては。え?どこかおかしいの?調子悪いの?などと心配なさらないで下さい。私はいたって元気です。休講日のおかげで、すっかりリフレッシュできました。現実は厳しいですが、目を背けずに問題と向き合っていきたいと考えております。

<1254> 2018.6/11〜2018.6/17

 今日は算数オリンピックのトライアル大会の日でした。早いもので、今年で27回目。そう、HOPESと算数オリンピックは同い年なのです。算数オリンピックとのお付き合いも長くなりました。一度だけ行われた大人の部に出場し、満点を獲得。算数マスターの称号を頂いたのは懐かしい思い出です。作問に協力したこともありましたし、決勝大会の監督責任者を命じられたこともありました。以前は決勝大会が東京で行われており、毎年東京に行くのを楽しみにしていたものです。おかげで、ピーター・フランクル氏と知り合いになれましたし、広中平祐氏にお目にかかることもできました。アルゴクラブとの関係も、もとは言えばこの算数オリンピックがきっかけでした。
 今年もHOPESから数人が参加しました。終了後、その中の一人が言いました。「楽しかった」と。素晴らしいと思います。難しい問題に挑戦する。誰もが尻込みしそうなものですが、彼はその問題と向き合い、解答に辿り着くまでのプロセスを楽しんでいたのです。私は久しくその感覚を忘れておりました。恥ずかしい限りです。もう一度初心に返り、考える楽しさを味わっていきたいと思います。

<1255> 2018.6/18〜2018.6/24

 私事で恐縮ですが、先日誕生日を迎え、また年を取ってしまいました。いつの間にか、もう58才です。生徒達からも祝ってもらい、ご機嫌の私ですが、人間的に未熟な者が年令ばかり重ねていくのは、なんか恐ろしいようにも思います。(いつまでも甘えたことは言っていられないのですが)今後とも御指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。
 さて、若い諸君。君たちは自分の未来のために今できることを精一杯やって下さいね。がんばる子には協力応援を惜しみませんよ。

<1256> 2018.6/25〜2018.7/1

 毎回のことで我ながら情けなくなりますが、現在、追い詰められています。まだできておりません。夏期集中講座の時間割が・・・。影も形もありません。
 個人的な事情によるもの(地震の影響も少し)ですが、いや、言い訳は見苦しい。全ては私の計画性のなさが原因です。申し訳ありません。
 必ず今週中に作成致しますので、今しばらくお待ち下さい。

<1257> 2018.7/2〜2018.7/8

 先週のHOメールでは「なぜ勉強するのか」というテーマで私個人の考えを書きました。5年生と6年生だけにですが、読んでいただけたでしょうか。
 この欄でも何度か触れていますが、最近の生徒達のようすを見ていると、勉強の目的がまるで分かっていないように思えてなりません。そもそも、勉強は自分のためにするのだということすら分かっていないのではないでしょうか。言われるからする、やらないと怒られるからする。提出するためだけの見せかけの勉強。そんなものでまともな学力が着くはずはありません。注意されたときだけしおらしい態度を見せますが、結局は同じ事のくり返し。当然ですよね。何のための勉強かが分かっていないのですから。
 メールでは「今一度、勉強の目的を自分なりに考え直してみて下さい。人に教えてもらうのはダメですよ。自分でしっかり考えて下さい。その答えが見つかったとき、きっと君たちの行動は変わるでしょう。期待しております」と書きましたが、どうです。考えてみましたか。まだの人は、本当に一度真剣に考え直して下さい。

<1258> 2018.7/9〜2018.7/15

 先日の全体保護者会には大雨の中、警報が出ているにもかかわらず、多数足をお運びいただき、誠にありがとうございました。現況をご報告するとともに、今の生徒達に欠けている面、特に気持ちの部分を中心に話をさせていただきました。
 ともすると、人は自分の現在の環境を当たり前のように考えてしまいます。大人なら、衣食住が足り、健康な状態で生活できること。子どもなら、学校に行き、不自由なく勉強ができることでしょうか。しかし、それらは当然ではなく、実はとても有り難いことなのです。私を含め、いや私などはその典型ですが、ついつい自分が当然だと受け止めている事には感謝の気持ちを忘れがちです。例えば、この度の大雨や先日の地震。被害に遭わなかったから良かったと、まるで他人事です。苦しみは当事者でないと分からない、と開き直るのではなく、自分が無事でいられる事への感謝を忘れてはならないと思います。
 生徒諸君にはピンとこない話かも知れませんが、今一度、自分がいかに恵まれた環境の中にいるのか考え直してみても良いのではないでしょうか。そうすれば、自分が何をするべきなのかが、きっと見えてくるはずです。

<1259> 2018.12/16〜2018.7/22

 毎日、とんでもない暑さが続いております。みなさん、お元気ですか。自然を軽く見てはいけません。暑さ対策をきちんと取って、体調管理に努めましょう。
 さて、いよいよ始まりました。夏期集中講座。6年生諸君。君たちにとって、この夏は本当に大切な夏になります。今後の人生を左右しかねないほどのね。改めて言うまでもないでしょうが、目標をしっかり定めて、目標達成のための計画をきちんと立てる。そして、何が何でもやり遂げるぞという、強い意志を持って臨むこと。精一杯の努力をして下さい。やってできない事はありません。できないのは、やらないから。やろうとしないからです。
 私も28年目の夏を、最高の夏にすべく、完全燃焼を目指します。お互い、体力・気力の限界までがんばりましょう。ただし、健康第一ですよ。

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