<1090> 2014.12/15〜2014.12/21

 新年度の入塾説明会を行いました。
 毎回、説明会が始まるまではドキドキします。「何人の方がお越し下さるか」「上手く気持ちを伝えることができるだろうか」などと、こればかりは何回行っても慣れることはありません。もう25年にもなるのにですよ。
 幸い、無事に終了いたしました。今回も素敵なご縁をいただくことができました。私どもに寄せられた期待を裏切ることのないよう、精一杯精進して参りたいと考えております。
 ところで、特別な宣伝活動を行っていない私どもにとって、HOPESの存在を知っていただくには、保護者の方々の紹介に頼るほかはありません。虫の良い話ではありますが、何卒ご理解とご協力のほどをよろしくお願い致します。

<1091> 2014.12/22〜2014.12/31

 急に寒くなりました。何でも、今回の寒波は「爆弾低気圧」のせいだとか。各地で被害が出ているようで、心が痛みます。都会は突然の降雪などの非日常には大変もろい面があります。だからといって、どうしようもありませんが、せめて用心だけはしたいと思います。
 インフルエンザも流行りつつあるようです。こちらは、自分の注意次第で未然に防ぐことが可能です。繰り返しになりますが、手洗い・うがいの励行とマスクの携行を忘れずに。
 さて、いよいよ冬期集中講座の始まりです。
 受験生にとって、言うまでもありませんが、冬休みは正真正銘、最後のチャンスです。ここまでの努力を喜びにつなげることが出来るかどうかは、全て最後の仕上げ次第です。慌てず・焦らず・諦めず、今まで以上にていねいな復習を心がけ、万全の準備で臨みましょう。もちろん健康第一ですが、ちょっとした油断や妥協が命取りになります。気持ちを引き締めて、さあラストスパートです。
 低学年の諸君は、冬休みは楽しい計画やイベントがいっぱいあるでしょう。それでも、するべき事はちゃんとする。メリハリのきいた毎日を送って下さい。では、良いお年を!

<1092> 2015.1/1〜2015.1/11
     旧年中は大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
      これからも、ご指導ご鞭撻の程どうぞよろしくお願いいたします。

 「新年、おめでとうございます」と、巷で交わされる挨拶。はて?一体何がめでたいのか。昔から、この「おめでとう」には違和感を覚えておりました。私の仕事が特殊だからでしょうか。年々、疑問符は増すばかりで、最近では、喜びも何も感じなくなりました。もちろん、一つの大きな区切りですから、厳かな気分にはなります。今年こそはと、期するところもあります。けど、正直申せば、入試を目前に控え、正月どころではないのです。
 「何も、わざわざそんなひねくれたこと、言わんでも良いのとちゃう」と、お叱りを受けそうですね。はい。他人は他人、自分は自分。身勝手な考えを押しつけたらいけませんね。
 新年早々、いきなり反省してしまいました。(いえ、実は、これを書いているのはまだ年の変わる前。ですから、これを2014年の最後の反省といたします)

 さて、6年生諸君。いよいよ入試が始まります。ここまで来たら腹を括るしかありません。不安な気持ちは誰も同じです。やるべき事もせず、結果ばかり心配するのは愚の極み。さあ、ラスト2週間。まだ時間はあります。精一杯を尽くして、本番に臨みましょう。全てが終わるまでは、絶対に「泣かない。笑わない」歯を食いしばって、がんばれ!!

<1093> 2015.1/12〜2015.1/18

 6年生諸君にとっては、これが最後のHOPES通信となりました。
 ここまで精一杯の努力を続けてきた君たちに、これ以上何も言う必要はありませんが、最後に勝負の心得をお伝えしましょう。
激励会でも言いましたね。これから君たちは戦いの場に臨むわけです。戦いと言っても、他人との争いではありません。自分との戦いです。ここまで培ってきた全てを本番の入試で発揮できるかどうかは、君たちの心の持ちようにかかっています。
 先ずは気合いです。気持ちが萎えていては勝負になりません。しかし、ハイテンション過ぎるのも良くありません。高ぶる気持ちを抑えつつ、あくまでも平常心。月並みな表現になりますが、落ち着いて、そして集中することです。君たちには私の全てを伝えました。解けない問題なんてありません。充分な量の練習もしてきました。準備は万全のはずです。
けれど、相手をなめてかかると足下をすくわれます。注意深く、あくまでも謙虚に問題と向き合って下さい。そして、最後の最後まで絶対にあきらめないことです。
「あわてず・あせらず・あきらめず・そして、あなどらず」これが勝負の極意です。
 自信を持って(=自分を信じて)、思う存分闘ってきて下さい。
 さあ、行ってらっしゃい!

<1094> 2015.1/19〜2015.1/25

 とうとう、統一入試が始まりました。今これを書いているこの間も、6年生達は必死に自分と闘っています。彼らの健気な姿を思うと胸が締め付けられますが、私がじたばたしても始まりません。彼らの健闘を信じ、彼らが笑顔で帰ってくるのを、心静かに待つといたしましょう。
 慌ただしく時が過ぎていく中、今週からは、早くも新6年生の授業が始まります。先日の全体保護者会でも申し上げましたが、新6年生の諸君。今度はあなたたちが主役です。覚悟はできていますか。この一年。けっして楽ではありません。脅しではなく、実際に、苦しいことの方が多いでしょう。それでも、その苦しさを乗り越えたところに喜びが待っています。今一度、気持ちを強く持って、目標に突き進んで下さい。
さて、低学年の皆さんも、新しい学年を迎えるに当たり、反省すべき点は反省し、(進級実力判定テストの結果だけではなく、学習スタイルそのものも)それを必ず改めるよう心がけて下さい。さあ、がんばっていきましょう。

<1095> 2015.1/26〜2015.2/1

 24期生の入試が終了しました。みんな、よくがんばりました。残念ながら、全員が第一志望の中学校に合格とはまいりませんでしたが、精一杯の結果ではなかったでしょうか。人間は、合格したから偉くなったり、不合格だったからダメになったりはしません。事実は事実として受け止め、反省すべき点は改めねばなりませんが、正々堂々と闘ったのです。結果に対して卑屈になる必要はありません。これからも胸を張って堂々と生きてもらいたいと思います。
 いや、むしろ、反省すべきは私たちの方です。あれほどがんばってきた生徒たちの夢を叶えてあげることができなかったのですから。今回の結果を謙虚に受け止め、今後の指導に役立てたいと思っております。

<1096> 2015.2/2〜2015.2/8

 2月になりました。新学年のスタートです。学校の学年はそのままですから、生徒諸君の中にはピンと来ない人もいるでしょうが、ここは心機一転、はりきっていきましょう。
 しかし、気持ちだけでは何も進みません。先ずは目標を設定して下さい。できれば具体的な目標がある方が良いと思います。とにかくがんばるとか言うのではなく、例えば進級テストの結果をもとに、前年度実行できなかったことや不十分だったことを洗い出し、どこを改めていけばよいかを考えるのです。
 目標が定まれば、次は計画です。おそらく一番君たちを困らせるのは、時間的なことだと思います。こればかりは慣れていくしかないのですが、家で何曜日に何を勉強するかを予め決めておくと良いでしょう。その際1日に最低2教科勉強するように心がけて下さい。復習は3,4年生ならばその日のうちにするのが望ましいでしょう。宿題も、遅くとも次の日までには仕上げるようにしましょう。とりあえず、1週間から2週間はその計画に従って実行してみて下さい。順調に進められていればよし。新たな問題点が見つかった場合は手直しを加えればよいのです。しばらくは試行錯誤が続くかもしれませんね。計画を立てる段階で一つ注意してもらいたいのは、予定をあまりびっしりと詰め込みすぎないことです。予定通りにいかなかった場合の調整日を用意しておくと、かなり楽になりますよ。
 私も新たな気持ちで取り組んでいこうと思っております。これまでの反省を活かし、よりよい学習環境づくりを目指します。さあ、みなさん。一緒にがんばりましょう。

<1097> 2015.2/9〜2015.2/15

 立春も過ぎたというのに、なかなか暖かくなりませんね。それでも、先日、実家の庭で梅が咲いているのを見つけました。たった一輪でしたが、春はもうそこまで来ているのだと思うと、少し嬉しくなりました。
 さて、新学年がスタートして1週間。皆さんいかがでしたか。順調なスタートが切れましたか。学年が進むと授業時間が増え、復習や宿題の量もそれに比例して多くなり、当たり前のことですが、家庭での自由になる時間は今までより少なくなります。いきなりの変化に戸惑っている人も多いようですが、ここで大切になるのは計画です。行き当たりばったりだと、必ず何かが抜け落ちてしまいます。少し余裕のある計画を立てて下さい。と、ここまでは先週も書きましたね。できるだけ早く生活のリズムをつかんでもらいたいと思います。今週より「毎週スケジュール」を配布いたしますので、上手に活用して下さい。
 特に、新入会の人たちは戸惑うことが多いと思いますが、分からないことは遠慮なく尋ねて下さいね。

<1098> 2015.2/16〜2015.2/22

 時の経つのは早いもの。既に2月も半ば。新学年がスタートし、新6年生は1ヶ月が過ぎようとしています。今日は、少し苦言を呈したいと思います。
 新入会生の諸君が、新しい環境に慣れるまでに時間がかかるのは仕方がないでしょう。しかし、以前から在籍している人にとって、新学年のスケジュールは、授業時間帯の変更があったとは言え、それほど劇的な変化ではなかったはずです。特に新5年生と新6年生。あなたたちを見ていると、一体何を考えているのと疑いたくなります。あまりにお気楽。危機感のなさには愕きを覚えてしまいます。もちろん、全員が全員、暢気に構えている訳ではありません。「お!こいつ。変わったな」と思える子もいます。しかし、残念ながら、多くの人は「相変わらず」です。怒られなければやらない。やっても表面的なものしか残していません。目的意識が完全に欠落しています。
 いや、2学年を一度に評価するのはいささか無理がありますね。
 では、先ず新6年生から。
 やるべき事はわかっていますね。そして、それが何の為なのかかも。慥かに、量は少なくありません。けれど、だからと言って、何もかもを中途半端に終わらせていては、結局何も残りませんよ。たとえ授業中に正解できなくても、次は必ずできるようにする。その為の復習です。「そうか、そうか」と頷いているだけでは、永遠に解けるようにはなりません。復習を甘く見てはいけません。学力を確実に身につけるには、丁寧な復習しか方法はないのですよ。
 次に新5年生。
 成績の良し悪しを言っているのではありません。意識の低さが問題なのです。君たちもそれなりにがんばっているのでしょう。明らかに手を抜いている人もおりますが、それでも以前に比べれば改善されています。しかし、授業中のあの覇気のなさ。どうしてもっと理解しようとしないのですか。「どうせわからへんもん」と諦めているのですか。授業中、説明を聞いているだけでは解けるようにはなりません。解説が始まるまでにもっと問題に真剣に取り組む。解けなかったり、間違ったりした場合は、説明を聞きながら、その原因を探すのです。なのに、君たちは・・・。例えば、算数。自分で式を一本も立てず、ただ解説を書き写しているだけで、解けるようになると思いますか。ひどい場合は、計算すらしていません。はっきり言って、言語道断。これでは、家に帰って復習しようにもできるはずがありません。せいぜい式と答えをもう一度書き写すだけになってしまいます。はっきり言って、受験は5年生の勉強で決まります。内容のみならず、学習習慣など全てです。6年生になってから改めようとしても遅いのです。今一度、授業に臨む姿勢から改めてもらいたいと、切に願います。

<1099> 2015.2/23〜2015.3/1

 苦しんでおります。突然何を言い出すのかと思われるでしょうが、正直困っております。
 もう何日もパソコンの画面とにらめっこをしています。目の前にあるのは、このHOPES通信。連絡事項や作文は載せました。ただ、このコメント欄だけが空白のままなのです。たった数行のスペースを埋めるだけではないか。何を悩んでいるのだ。と、お叱りを受けそうですが、書けないのです。書くことがない訳ではありません。けれど書けない。今の心境を正直に表せばよいのだと、書き始めるのですが、何か嘘くさく思えてなりません。数行書いては、全て消す。書き直しては、また消して。そんなことを繰り返して、時間ばかりが過ぎていきます。
 自分の意志とはかけ離れたところで、世界が勝手に回っている。当たり前ですよね。それが気に入らない訳ではないのです。何でも自分の思い通りにできるはずはありません。まして人の気持ちなどコントロールしようと考える方がおかしいのです。けれど・・・。
 あ〜、まだるっこしい。単刀直入に申しましょう。
 いくら注意しても改めない人をどう指導すればよいのでしょう。本人にその意志がないのか、とにかく一向に改善されない。注意すればするほど、相手の気持ちは離れていく。完全なる負の連鎖です。指導しようと思うからいけないのだ。根気よく諦めずに見守り、本人の自覚を待つのだ。と、極力口を出さず、静観していたこともありました。しかし、状況は悪化するばかり。たまりかねて注意をすれば、結局は元の木阿弥でした。嗚呼!
 そう簡単に答えが見つかるはずはありません。それは分かっております。そもそも正解なんて存在しないのかも知れません。それでも、この状況を何とかしないことには。当分、悩める日が続きそうです。

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