カッパの日記

2007年4月

07.4.3 う〜ん。残念

 久しぶりに街中を車で走った。(街といっても奈良の片田舎だが)
 で、愕然とした。桜が咲いている。いつの間に・・・?ついこの前までは全く咲いていなかったのに。既に散り始めてしまったような木まである。危なく全く気がつかないままこの春を終わるところであった。
 毎年、何とか時間を作って必ず花見をしてきたのだが、今年はうっかりしていた。次の休みは一週間後。どうかそれまで散らずに待っていておくれ。

07.4.4 プロ野球

 数日前のこと。部屋で足の指を切ってしまった。足もとにあったガラスびんに気づかず、うっかり足を引っかけた。ちょっと切っただけなのだが、出血は止まらない。
 病院に行けと勧められたが、おりしもその日は、セ・リーグの開幕戦。ちょっとだけ迷ったが、腹も減っていたし(?)、テレビ観戦の方を選んだ。とりあえず指はバンソウコウで止血。
 あとで聞いたが、ガラスの破片が残っていると大変危険らしい。(知らなんだ) 幸いその日は応援していたチームが勝ったし、現在までガラスの影響は出ていない。
 ただ、風呂に入るのは不便だ。片足を高く上げ、半ば溺れそうになりながら浴槽に浮かんでいる。見られたくない姿だ。まるで河童の川流れ。河童が溺れたらシャレにならない。
 さあ、今日も応援するぞ!・・・あきませんでした。残念。

07.4.5 お馬鹿さん

 私の場合、1日のうち頭が正常に機能している時間は数時間もないだろう。(「博士」とよんでください)
 昔は酔っぱらいながらでも算数サイトの問題が解けたものだが、最近は全然ダメ。昨夜の算チャレも、今朝の通勤途中にやっと解けた。
 本当に酒やめようかな〜。
 今日は卒業生のお母さんたちと決戦!やや不安な呑ちゃんなのだ。

07.4.6 懲りない男

 昨夜の飲み会。卒業生の保護者が10名弱集まった。全員もと?美少女。
 とても楽しい時が過ごせた。しかし、いつもの事ながら呑みすぎた。意識がなくなるまでは至らなかったのが幸い。(Iさんが国際線の元スチュワーデスとは驚いた)
 それにしてもいつになったら卒業できるのだろう。
  呑みすぎ→頭が痛い→反省→もう呑まん→忘れる→また呑む→
  呑みすぎ→頭が痛い→反省→もう呑まん→忘れる→また呑む→
 という輪廻から・・・。

07.4.7 いらっしゃ〜い!

 我が家にお客さまがやって来た。長男の友人が2人だ。
 泊まりの客は久しぶり。したがって大掃除をするのも当然?久しぶり。何とか間に合わせたかったのだが、玄関先で
「そっちへ行ってもい〜い?」と尋ねる長男。
「まだダメ。むこうの部屋に行ってなさい」と答える私。
 友人達は家中の見事な散乱ぶりに、さぞ驚いたであろう。
 あ〜あ、本当は、きれいな玄関でカッパの着ぐるみを着た私が三つ指突いてお出迎えするはずだったのにな〜!
 まあ、何とか片付いたのだが、今度は風呂上がりの私(当然服なんて着ていませんよ)の姿に、笑うしかない彼らであった。
 これに懲りずにまた遊びに来てね〜!

07.4.8 親子

 「子は親を演じる最高の役者である」私の敬愛するI先生のお言葉。
 職業柄、親と子の両者に接する機会が多いが、正にその通りであると感じることが多い。
 しかし、他人事ではない。息子を見ていてつくづく思う。良くも悪くも私に似ている。いや、悪い面は私そのものだ。長男はあくまでもマイペース。次男は楽天的。いい加減な反面ナイーブなところもある。
 息子達よ。こんな親だが、私を恨むなよ。愛しているぞ。(って、意味不明?)

07.4.9 お花見

 3週間ぶりの休日。父の墓参りを兼ねてお花見へ。晴れていて良かった。何とか間に合ったかな?
 さて、私は誰?ここは何処?

07.4.10 新人さん

 今日は、マイハニーと電気屋へ。炊飯器が壊れたためだ。いや〜、その種類の多いこと。ついている機能も千差万別。当然必要と思えるものから、訳の分からんものも結構ある。
 店員さんに説明を求めたのだが、運が悪かった。この時期は研修中の新人社員が多いのだ。見たらわかるようなことを得意げに話されても無意味である。私が聞きたいのは、そんなことじゃない。途中からは仕方ないかと諦めたが、せめて、詳しい者を連れて参ります位は言って欲しかった。
 今は「新人だから」で許されるかもしれない。だけど進歩がなければただの役立たずで終わってしまうぞ。がんばれ!新人たち。

07.4.11 ニンテンドーDS

 最近はまってしまった。そのようなゲーム機があるのは知っていたが、まさか自分がやることになろうとは思わなかった。
 ある人に教えてもらったのがきっかけ。その人がまた賢い人だったので、私もあやかれたらなと・・・。
 しかし、なかなか手に入らない。あちこち探したが、入手するまで2週間ほどかかっただろうか。
 最初に買ったソフトは「もっと脳トレ」。初挑戦したときの脳年令が60才を超えていたのが、ショックだったからだ。慣れてくると、確かに面白い。脳年令チェックは日課になってしまった。何とか20才代を保っているが、頭脳の衰えを実感している。本当に情けなく思う。特に記憶系は弱い。
 それからというもの、似たようなソフトを手当たり次第?に購入した。面白いと感じるものもあるが、ハズレも多い。お勧めは「平成教育委員会」。私は歯がたたない。いかに自分が偏った知識の持ち主であるかを思い知らされる。ハズレは・・・。言わないでおこう。面白いと感じるかどうかは本人次第。今度発売予定の「アルゴ」にはかなり期待している。
 当分、マイハニーともども睡眠不足が続きそうだ。

07.4.12 なれ

 仕事の関係上、生活は不規則だ。それを辛いと思ったことは一度もない。(周りの者には気の毒であるが)むしろ、定時出勤をする方が大変だと思う。満員電車に毎朝乗らないで良いだけでもありがたいことだ。
 そんな私だが日曜日や講習会中は早く起きる。9時授業開始のためには5時30分には起きないといけない。しかし、それも苦ではない。連日でも大丈夫。身体の方が勝手に反応してくれる。慣れてしまうのだ。つくづく人間の身体は上手くできていると思う。
 しかし、逆も早い。講習会が終わってまだ数日しか経っていないのに、もう早起きが出来ない身体に戻ってしまった。
 う〜ん。恐るべし。いや、私がもともと怠惰なだけなのか?

07.4.13 日記なるもの

 ここで日記を書き始めてまだ十日。とりあえず三日坊主の危機は脱した。
 日記を書くのは小学生以来か?五年生のころ、宿題の自由研究代わりに付けていたような記憶があるが、自発的なものではなかったし、日記とは言い難い。
 そういえば、高校時代に少し書いたことがあった。好きな女の子のこと・クラブ(水泳部)のことばかり書いていた。おそらく、今読み返せば赤面するに違いない。ノート数冊にも及ぶ大作?だったが、その子に渡したままなので、現在手許にはない。(既にこの世には存在していないことを切に願う)
 そもそも、文章を書くのは得意ではない。毎週のHOPES通信にコメントを書くのでさえどれほど時間がかかっていることか。
 週に一度のコメントにも苦労しているのに、毎日書くなんて絶対無理だと思っていたが、実際に始めてみると結構面白い。
 大した内容でないにも関わらず、読んだ人からコメントが返ってくるのが嬉しい。
 できるかぎり(仕事に関係ないことをうだうだと気楽に)書き続けていきたいと思っている。応援よろしく。

07.4.14 胃が痛い

 最近なぜか胃が痛い。特に今日はかなり痛い。
 「どうせ呑みすぎでしょ」と、周りの者は言い切るが、それだけでもなさそうだ。現に昨夜は呑んでいない。(その前日はたくさん呑んだが)
 胃薬はいつも飲んでいる。ガスターテンのようなものを病院で処方してもらった。医師の診断は「軽い胃炎」。まあ、この痛みは10年以上前からだから、急に変化があったわけではなかろう。一応、今度また胃カメラで診てもらおうか。
 でも、あれな〜。嫌なんで酒。ほんとに・・・。

07.4.15 仲間由紀恵

 絶世の美女でもなく、強烈な色気があるわけでもない。しかし、なぜか惹かれるのである。
 テレビに出だした頃は、可愛い女性だなと思う程度だった。すっかり虜になったのは「ゴクセン」を見てからか。いや、ICOCAのCMあたりかもしれない。少なくとも「リング」の貞子を可愛いと思っていなかったことは確かだ。
 今や、彼女の写真を目にしない日はない。雑誌、テレビのみならず、広告は駅や電車の中などあらゆる所で見かける。北海道へ行ったときは余り見かけなかったので、関西が特に多いのかもしれないが、そんなことはどうでもよい。
 私は彼女の姿を目にしてさえいればご機嫌なのだ。何となく癒されるように感じる。
 当然、私の携帯はau。必要ないのにJ-WESTやICOCAを持とうと思ったこともある。う〜ん。まさに馬鹿。流石にシャンプーやドライヤーまで手を伸ばそうとは思わなかったが、ガムは現在検討中。
 そうそう、我が家には、由紀恵さまの等身大パネルがある。家族全員から呆れられているが、まあ追っかけをしている訳じゃないから許して頂戴。

07.4.16 病院

 10:00過ぎに病院(皮膚科)に。待つこと2時間。診察は1分。総合病院ではなく、個人の医院なのにいつも混んでいる。まあ、丁寧な診察で人気があるからなのだろう。
 しかし、病院という所は時間の流れ方が独特だ。まるで止まっているかのようにゆっくりゆっくり過ぎていく。
 駅で買った雑誌はすぐに読み終えてしまい、何もすることがない。
 こんなことなら、ハニーの制止を振り切ってDSを持って来れば良かった。
 そうか。作問していれば良かったのだ。相変わらず時間の使い方が下手だ。
 でも、今日はお休み。うれしいぞ!

07.4.17 豆腐

マサヒロ

 私は知る人ぞ知る(知らない人は全く知らない)お鍋大好き中年。
 先週マイハニーが「今年もこれで鍋は終わりやね」と宣言。それを説得し、今週も頂くことが出来た。
 で、その買い物に2人で出掛けたときのこと。
 豆腐にいろいろ変な名前の豆腐があるのは聞いていた。「風にふかれて豆腐屋ジョニー」など・・・。
 私達も発見。その名は「マサヒロ」!何と息子の名前だ。
 迷わず購入し早速息子に見せたが、当人の反応は「似てないやん」と今ひとつ。当たり前だ。そっくりだったら食べられない。豆腐の裏には「男」と記されていた。謎だ。
 さて、お味は・・・。う〜ん。好みの分かれる所だと思う。冷や奴などだと美味いのだろうが、少し柔らかすぎて鍋には向かないような気がした。

07.4.18 さがしもの

 昨夜、1枚の名刺を探し続けた。以前行ったワインバーの名刺だ。いや、正確には覚えていない。行ったはずの店と表現したがよいかもしれない。似たような飲み屋の名刺はとてもたくさん見つかった(オイオイ)が、肝腎なものには巡り合えなかった。
 普段からもっと整理しておかねばならないと大いに反省。
 おかしいな〜。
 「さがしものは必ず最後の場所で見つかる」
 これ、呑ちゃんの法則だったのに。

07.4.19 散髪

 昨日散髪へ行った。
 以前は3ヶ月位に1度のペースだったが、今の髪型に変えてからは月に1回は切らないと見苦しい。前から髪の薄さが目立たない髪型はないものかと悩んでいた。
 思い切ってスキンにしたらどうだろうかと、行きつけの店の理容師に相談したこともあったが、
 「あんたにゃ似合わん。どうしてもやるなら奥さんに相談してからにしろ」
 さらには、
 「この店で切ったことは絶対口外するな。店の評判が下がる」とまで言われて断念。
 それでもその店にしばらくは通ったが、結局昨年縁が切れた。新しい店を探して、だめもとで入った店がヒットだった。それとなく相談してみると、勧められたのが「刈り上げ」。竹中直人みたいな髪型を想像してもらいたい。まあ、私はあそこまで薄くはないのだが・・・。
 さて、昨日のこと。
 ある生徒にアドバイスをしていたところ、突然吹き出された。私が真剣に話をしているのに何事かと思い、多少ムッとしながら尋ねたら
 「だって先生。髪へってる!」だと。
 馬鹿もん!減ったんじゃない。切ったんじゃ!

07.4.20 宝塚

 先日、卒業生から葉書が来た。
 「本来ならば高3の○○です」と書いてある。その裏には、きれいな写真が。
 何と宝塚歌劇団に入っていたのだ。その子の姉が既に宝塚に入っていたのは知っていたが、妹のことは全く知らなかったので、本当に驚いた。
 早速、舞台を見に行くことにした。星組公演に2人とも出演しているらしい。
 私一人で行くのは気がひけるので、ハニーと行くつもり。でも、大勢の中から見分けられるかな〜?

07.4.21 何とか今日中に

 この日記。帰宅してから書こうかと思ったが、それだと日付が変わるか微妙なところ。しばし悩んだが、事務所からの更新となった。
 折角毎日続いているのだからと、ネタもないのに書くのは反則かも?まあ、なくもないのだが、自宅からでないと写真のUPができない。今回はお許しあれ。

07.4.22 凹凸

 昨日の授業で、どうしたことか、この字が話題に上った。読めない者もいて「何と情けない」と言った途端、
 「先生その字は何画か知ってる?」との問い。
 「当たり前やん、6画じゃ!」
 「え〜!」「うそ〜!」
 「よ〜し。信じへんねんな〜。見とれよ!」と辞書を引いた。
 血の気が失せた。何と「5画」だった。書き順も私が信じていたものとは、全く異なっていた。何と愚かな私。恥ずかしかった。
 そう言えば小学生の頃は「デッドボール」を「ジェットボール」と思いこんでいた。全然進歩していない。
 もっと謙虚にならなければ・・・。大いに反省。

07.4.23 観劇・感激

 今日はハニーと宝塚歌劇団星組公演へ。元教え子の姉妹の舞台を応援だ。
 宝塚には幼い頃に一度連れられて来たことがあったようにも思うが、記憶は定かではない。ただ、劇場までの道はかすかに覚えていた。
 まずは、花束持って差し入れに。残念ながら会うことは叶わなかった。ま、当然だろう。30分ほど前には空席もチラホラとあったが、開演時には満席になっていた。いや、すごい人気だ。

 正直、圧倒された。構成は、日本舞踊と洋風ミュージカルの2本仕立て。
 姉は男役。なかなか凛々しい。動きが激しいのには驚いた。ものすごい運動量だ。日本舞踊でも静かな動きに見えるが、けっしてじっとしているわけではない。絶えず舞っている。ミュージカルはストーリーも面白く、楽しめた。
 妹はラインダンスに登場。とても初々しく、笑顔が可愛かった。
 独特の世界で生きていく2人。大変な苦労もあるだろうが、がんばって欲しい。これからの活躍を祈っている。
 また、行こうかな?

07.4.24 千客万来?

 不思議なこともあるものだ。
 学校から先生がご挨拶にお見えになることは、さほど珍しいことではない。しかし、1日に3校からも来られたのは初めてだ。しかも2校は、飛行機に乗ってはるばる四国から。
 折角の機会だったのに、もっとゆっくりとお話を伺いたかった。
 目まぐるしい一日だったが、素晴らしいお話が聞けたことに感謝!

07.4.25 懺悔の値打ちもない

 TORAさんの算チャレVER.2で、ついに、我がHOPESの誇る新鋭K先生がお見事1位獲得。
 すげ〜すげ〜!おめでとう!
 しかし私は、またもやよく読まずに撃沈。髪さま、いや神様。懺悔しま酒!
 「6年生の人数がこのような状況下で考えられる最も少ない人数だとして・・・」の部分を勝手に「考えられる最も多い人数」だと解釈していた。だめだな〜。生徒を注意する資格なんてないな〜。
 ちなみにK先生は私の元教え子。さらに、今回は現役の教え子からも
 「呑ちゃん。負けへんからな〜!」と挑戦状を突きつけられていたのである。
 あまりに恥ずかしいから、投稿名を変更して再投稿した非常にせこい「カッパの呑ちゃん」であった。
 って、よけいに恥ずかしいわい。卑怯もんと呼んでくれ〜!

07.4.26 写真

カッパちゃん

 TOPの写真を変えてみた。と言ってもカッパであることは変わりはない。
 しかし写真は難しい。このために何枚撮っただろうか。初心者であることは否めないが、それにしてもヘタクソだ。そもそもピントが合わない。最初カッパちゃん達を二列に並べていたが、一つにピントが合うと他がぼやける。カメラを変えてみても同じだ。結局横一列にして撮った。
 実は、他にもまだカッパちゃんはいるのだ。全員集合の写真を撮るにはどうすればよいのだろう。
 顔認識機能があるカメラを買おうかな?でも、カッパの顔って認識されるのだろうか?

07.4.27 銀行

 いやはやスゴイ行列だった。連休で金融機関がストップするからだろうが、自分のお金を引き出すのに何でこんなに手間をかけねばならないのだ。そもそも銀行があまり好きでない私にとっては、たえがたい時間だった。
 そうそう連休。私はほとんど何も計画がない。母校の文化祭に行くくらいか?友人たちの過ごし方を聞いて、羨ましがることにしよう。
 しかし、少し日記にのめり込みすぎている。問題集作成が滞っている。がんばろっと!

07.4.28 自己嫌悪

 昨年の7月に立てた目標が2つある。誓いと言った方がよいかもしれない。
 一つは「授業中は座らない」。これは守られている。
 もう一つは「人をけなさない」。
 ともに実行できていると言いたいところだが、難しい。いい加減な態度の生徒を見ると、もうだめだ。冷静さを失ってしまう。言わなくてもよいことまでつい言ってしまう。
 言われた方はどうだろうか?自分だったらどんな気持ちだろう。考えるまでもないことなのに、そのときは相手を忘れている。
 「一つ注意するときは、相手のよい点を五つ見つけてから」
 ある先生にアドバイスをいただいたことがある。尊敬するその方のようになれる日はまだまだ遠い。

07.4.29 う〜ん。残念

 私が毎週観るTV番組は2つ。
 一つは「サンマのからくりTV」。もう一つが「探偵ナイトスクープ」である。
 帰宅時間の関係上、リアルタイムでは観られない。ハニーに頼んで、ビデオに撮ってもらったものを観ている。
 先程、今週放映分を観た。
 泣いた。涙が止まらなかった。もちろん3話目だ。断じて2話目ではない。ご覧になった方には分かるだろうが、そうでない方には何の話か分からない。ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
 改めて親の存在の意義を感じた。


ご覧になっていない人のために・・・3話目を

小さな頃、父が死んでしまい、自分には父とキャッチボールした思い出があるけど、弟は当時まだ4歳だったから思い出がない。
そこで弟に父に似ている飯田哲也選手(ヤクルトスワローズ→楽天→ヤクルトコーチ)とキャッチボールをさせてあげたい。
依頼者は18才。弟は12才。

探偵は松村邦洋。
依頼者や依頼者のお母さんもそれぞれ飯田選手にお願いを用意している。
弟は「肩車」
兄は「本気の腕相撲」
母は「息子が今回大学受験に失敗したので、今後の進路相談。+飯田選手に主人の服を着てもらう」

亡くなったお父さんは中学校の教師。野球部の監督をしていた。

お父さんの写真を見た飯田選手は
「あれ?ボクに似てますよね。この写真ボクに似てますね〜」
と連発していた。

飯田選手は、全ての依頼に真剣に応えてくれた。
弟は「肩車の感覚をなんとなく覚えている。髪の感じも似ている」と嬉しそうに言っていた。
進路相談には「自分の納得する道を進めばよい。成功するとかしないとかは二の次だ」と木訥とした口調で答えていた。

最後には、飯田選手はみんなと抱き合っていた。
依頼者、弟、お母さん、みんな泣いていた。
飯田選手も泣いていた。

西田局長は当然?号泣!

07.4.30 人身事故

 鉄道の人身事故のニュースを聞くたびに心が痛む。
 あの大事故からもう1年。以来、復旧に時間がかかっているように思うのは気のせいか?
 私の教室はJRが通塾の要。事故の度に生徒達の行き帰りに支障がないかを心配する。

 ところが、昨日は私自身が事故に巻きこまれた。
 駅に停車する寸前、ドンと衝撃が。緊急放送が流れ、急停車のいきさつを告げた。何と、私が乗っていた電車が人身事故を起こしたらしい。ホームに電車は入っているのだが、扉は開かない。
 10数分経っただろうか。改めて、車内放送が。
 「車両がホームに入りきっていないため、扉を開けることができません。いましばらくお待ち下さい」と。
 なるほど、当然である。先頭車両が人が接触?したのならば、その場所はホームの中程のはず。車両の後ろは駅からはみ出しているだろう。
 待つことさらに10分。再度アナウンスが流れ、後部車両の乗客を前方に移動させた後、車掌が手動で扉を1つずつ開けていった。
 ようやく、車外に出ることが叶った。前方には人だかり。恐らく事故の様子を確かめているのであろう。私にはその勇気はない。それ以前に人の災いを平気で見る無神経さを私は持ち合わせていない。駅の外は救急車や消防車、さらには野次馬達で大混乱だった。

 教室まではまだ1駅ある。大急ぎで歩いた。(走らなかったのは、年令のせい?・・・ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!)授業には少し遅れたが、そこは何とかリカバリー可能な範囲。しかし、今日の陽気の中、教室到着までに結構汗をかいた。
 6年生は全員が事故以前に登塾していた。下校の生徒(5年生)が1人足止めを食ったが、ご家庭と連絡も取れ、何とか無事に帰ることができた。
 事故の状況は後から聞いた。目の不自由な夫婦がホームに転落し、そこに電車が来たらしい。幸い、一命はとりとめたようだ。本当に良かった。
 事故は他人事ではない。次男も幼い頃、電車とホームの間に落ちかけた。ハニーが瞬間にすくいあげたから、今の彼がいる。

 事故で通塾手段が途絶えるから言うのではない。人身事故など起きて欲しくない。

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