<530> 2003.2/17〜2003.2/23
 今週号は連絡することが多いので、この欄はお休みです。
 ただ、紙面を借りて一言お礼を。「たくさんのチョコレートありがとうございました」。毎日、幸せにひたりながら、少しずつ頂いております。
<531> 2003.2/24〜2003.3/2
 とうとう風邪を引いてしまいました。熱は大したことなかったのですが、もしやインフルエンザでは?と思い、病院に行って来ました。自分の病気で病院に行くのは久しぶりです。と言うより、熱が出たこと自体何年ぶりかです。幸いインフルエンザではなかったようで、一安心しました。しかし、頭がいつもにましてぼーっとしています。体がだるく、今ひとつ元気が出ません。授業は何とか気力で持たせておりますが、生徒たちには迷惑をかけています。一日も早く回復したいと思っております。
<532> 2003.3/3〜2003.3/9
 2月27日の夕刊(読売新聞)に次のような記事が載っていましたので、紹介します。
がん闘病先生”情熱”永遠に 点滴つけたまま…死の直前まで教鞭

 すい臓がんに侵されながら、最後まで「教えること」にこだわった教師が昨年末、亡くなった。大阪府立北野高校の国語教師、野尻和正さん(54)。漢文指導に熱心で、点滴しながら死の間際まで教壇に立ち続けた。教師による不祥事が相次ぎ、その資質が問題となるなか、府教委は「燃やし続けた情熱は、教え子や同僚教員に感銘を与えた」と評価、27日、現役教員としては異例の教育委員会表彰を贈った。

 野尻さんは松江北高から京都大学文学部を卒業後、1976年、大阪で高校教諭になり、84年からは同高で勤務。クラス担任をしながら、授業では漢詩を中国語で朗読し、米国の姉妹校の交流生に英語で漢文指導したこともあった。同高図書館長時代には、8万冊の蔵書の配置を正確に把握し、同僚や生徒からの問い合わせに即座に答えた。
 夏場はベルトに手ぬぐいを引っかけ、素足にスリッパ姿で教壇に。古本屋めぐりが趣味という一方で、吉本新喜劇や映画の寅さんシリーズを愛した。「コーヒーでもごちそうしますわい」。自室の図書準備室をのぞく生徒がいれば、独特の口調で迎え入れた。
 病気がわかったのは98年冬。手術で入院、その後も3回、入退院を繰り返した。70キロ以上あった体重は40キロ台に落ち、休むよう勧められても、「教壇に戻った私を拍手で迎えてくれた生徒たちがいる」と頑として受けいれなかった。
 昨夏には食事もとれなくなり、肩口に栄養補給の点滴管を挿入して教鞭を執った。休憩時間は保健室で横たわり、チャイムが鳴ると、点滴用の携帯ポンプをカバンに入れて教室へ。通勤が苦しくなると、駅から学校までの800メートルの道のりにタクシーを使った。校内で倒れ、救急車で運ばれたこともあったが、10月下旬の前期テストを終えるまで出勤した。そして、自宅で答案の採点をやり遂げた野尻さんは12月15日に永眠。告別式には、在校生や教え子ら約千人が参列した。
 野尻さんが一年の時の担任だった神戸市の医師北村陽奈さん(29)は「『読んでない面白い本がまだたくさんある』と病床で悔しがっていたのが印象に残っている。在校中は茶飲み友達。そんな関係でいられる先生だった」と懐かしがる。
 「天下の英才を得てこれを教育するは楽しみなり」。同僚の正者充朗さん(49)は野尻さんが孟子の言葉を引用して教える喜びを語ったことを覚えている。「死の直前まで『学校で働けるのはええなあ』とうらやましそうに話していた。明治の文人のような人でした」
 この日、代理で表彰を受けた妻の育子さん(45)は「夫は昨秋、医師から『最後にやりたいことは』と問われ、『学校に行かせてほしい』と答えていた。みなさんの支援で、最後の最後まで好きなことをやらせてもらえた夫は本当に幸せだったと思う」と話した。
<533> 2003.3/10〜2003.3/16
 まだまだ寒い日が続いています。3月なのに雪を見るのは、最近では珍しいと思います。生徒たちにも風邪を引いている者が多く、気の毒です。しかし、この寒さもあとしばらくでしょう。梅も少しずつ咲き始めました。春はもうそこまで来ています。
 さて、新学年がスタートして1月半。生徒たちの様子は、完全に両極端に分かれています。例えば新6年生。スケジュールに追われながらも毎日精一杯頑張っている者もいれば、ただ何となく過ごしているだけのように思える人もいます。ぼんやりしている内に6年生は終わってしまいます。早く目覚めて欲しいものです。
 各学年の学習状況などに関しては、今度の保護者会で詳しくお話ししたいと思っております。
<535> 2003.3/22〜2003.4/4 春期号
 ようやく春めいてまいりました。3月21日は旧6年生を集めて行う卒業記念パーティ(通称たこ焼きパーティ)の日でした。海外旅行に出かけている生徒を除き、全員に会うことができました。久しぶりに会う彼らは、2ヶ月前の緊張がうそのように、明るく、元気でした。彼らには、厳しいことばかりを要求してきましたが、私にはそれ以外できませんでした。辛いことも多かったはずです。それでもがんばり続けた彼らのことを、私は誇りに思います。努力の末に喜びをつかんだ彼らの顔は、自信があふれていたように感じました。きっと、これからも元気にがんばってくれることでしょう。楽しい時間はあっという間に過ぎ、パーティは終わりました。最後に、思いもかけぬ色紙のプレゼントを受け、心を熱くさせられました。宝物として大事にしたいと思います。次に会うとき、彼らがどんなに成長しているか、楽しみです。
 さて、春期集中講座が始まります。現役生の諸君には、来年または何年後かに、喜びが待っています。今は精一杯がんばりましょう。
<536> 2003.4/5〜2003.4/13
 やっと春らしい穏やかな気候になりました。春期講習も残すところわずか。生徒たちは大変元気なので、嬉しく思います。6年生達からも、やっとやる気が感じられるようになってきました。もちろん、学力面ではまだまだです。しかし、今の調子で頑張れば何とかなるように思います。少しずつですが、手応えを感じております。やはり一番大切なものは「よーし頑張るぞ」という気持ちです。今の気持ちを忘れずに、目標に向かって努力を続けてほしいものです。
 個人的にも、この春は割と充実していました。インターネットで知り合った方々と花見大会(残念ながら桜は全く咲いておらず、ただの呑み会になってしまいましたが)を行ったり、これまたHPで知り合った若者(今春から開成高校1年生)がはるばる訪ねてきてくれたりと、貴重な体験をすることができました。時間の調整が大変でしたが、それも何とかなるものだと知りました。おかげさまで私はとても元気です。
<537> 2003.4/14〜2003.4/20
 春爛漫。今日(4/13)などは汗ばむほどの陽気でした。電車には早くも冷房が入っていました。残念ながら桜の花は先日の雨でほとんど散ってしまいました。しかし、散った花びらでできたピンクの絨毯の上を、ひんやりとした夜風を受けながら歩くのはなかなか風情があって心地よかったです。春は嫌いではありません。ただ、緊張感がなくなり、思わぬミスを起こしてしまいそうで心配です。気を緩めないようにしたいと思います。
 さて、今回のコメントはお休みします。言いたいことも書きたいこともたくさんあるのですが、もう少し頭の中を整理してから、発表したいと思います。
<538> 2003.4/21〜2003.4/27
 学校での新学年がスタートして半月。みなさん、新しい生活のリズムはつかめましたか。まあ、大人が心配するより子どもの方が順応能力は高いもの、すぐに新しい友達もできることでしょう。
 さて、先日息子たちの授業参観に出かけました。次男の担任が替わったので、親馬鹿の私は早速お出かけです。期待半分、心配半分でいざ教室へ。授業は国語「詩」でした。いやはや、驚きました。正直ぶっ飛びました。結論から申せば、実に素晴らしい授業でした。授業の進め方、間の取り方、生徒達への応対どれをとっても文句のつけようがありません。生徒達からは色々な意見が出されるのですが、そのどれも否定せず、またすぐに正解は出さないのです。時間を取って考えさせ、しかもどの生徒も退屈させることなく、全員が納得できるように見事に正解まで導かれていました。
 「こんな授業もあったんだ」と感心すると共に、私の授業が何と未熟であったか、そして今まで自信を持っていた自分が情けなくなりました。その先生と私の授業の決定的な違いは、相手を肯定するか否定するかです。常々「いくら間違えても良いから、どんどん考えよう」と口では言っていました。けれど、無意識のうちに間違いを否定してきたようです。何遍同じ事を教えても理解してもらえないと、やはりいらだちます。その空気が生徒達に伝わり、その繰り返しがいつの間にか彼らを萎縮させていたのでしょう。間違いを指摘するのは簡単です。大切なことは間違いを気づかせることだったのです。もちろんそのためには、私にも生徒たちにも根気が必要です。「何で分からないんだ!」と嘆くより、「よーし、これならどうだ」といっしょに考え直す。私にはその姿勢が足りなかったかもしれません。大いに反省するとともに、生徒達への対応からもう一度考え直してみたいと思います。
<539> 2003.4/28〜2003.5/4
 ここ数日は初夏を思わせるような陽気です。爽やかな初夏というよりは、いきなり梅雨か?と言いたくなるような蒸し暑い日もありましたが、それもそのはず、もう5月です。巷はG.W。今年はそれほど大型の連休ではないためか、あまりありがたがられていないように思います。学校の週5日制で土曜日の休みが当たり前のようになったからでしょう。一昔前なら、3連休?ひえー!何しよう?と大騒ぎだったように思えるのですが。
 さて、今回は嬉しいお知らせがあります。何とHOPESに新入社員が誕生しました。小島千佳志君(23)です。彼はHOPESの1期生で、東大寺学園高校出身。慶応大学に進学。このたび、関西に戻り、「HOPESで一緒に働きたい」と言ってくれました。彼からの申し出に、初めは正直驚きました。「本気かい?」と確認したところ、どうやらそのようです。性格は真面目で、人間性も豊か。仕事および学習においても大変優れているので、私たちは大歓迎です。在学中も長期休暇の際は、アルバイトとして手伝ってくれており、生徒達にも慕われていました。当面は事務の仕事を中心に、将来的には生徒の指導にも当たってもらおうと考えております。皆様、どうかよろしくお願いいたします。

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