<1390> 2021.4/19〜2021.4/25

 今回は、テストについて書かせてもらいます。
 一口にテストと言っても様々なものがあります。種類もいろいろですし、そのテストの性質やテストを受けるタイミングによって、テストの持つ意味も変わってきます。
 例えば、力試し的な意味合いの強いもの。算数オリンピックなどはこれに当たりますね。また、MASSEなどは、実力判定として役に立つでしょう。本番のリハーサル的な要素の強いものもあります。模擬テストや最近ではプレテストなどは正にそうでしょう。また、君たちにとって身近なところでは、小テストや復習テスト。これらは、学習した内容が身に付いているかを測るもの。ひいては、日ごろの学習態度の表れとも言えるはずです。
 しかし、それらのテストに共通していることもあります。テストは受けただけでは意味がありません。受けて終わりならば受けない方がマシです。テストは結果から学ぶもの。
 点数の良し悪しに一喜一憂するのは愚かです。今の自分に何が足りないか。それに気づくためにテストを受けるのです。そして、そこで見つかった不完全な部分、欠けているものを補うのです。もうお分かりですね。そう、テストは受けた後の方が大切なのです。
 そもそも、テストと聞いただけで「嫌だな〜」と思う人がきっと多いはずです。私も高校生時代はそうでした。けど、その人達は何故テストを嫌だと思うのでしょうか。それはそのテストへの準備が不十分だからです。万全の準備で臨めば、むしろテストは嬉しいものに変わるはずです。過去には楽しそうにテストを受けている生徒もいましたよ。

<1391> 2021.4/27〜2021.5/2

 またもや緊急事態宣言が発令されました。今回で3回目ですので、またかという感が拭えませんが、大阪などでの爆発的な感染拡大を思うと、今度こそ全員が真剣に取り組まなければならない、このままではとんでもないことになりかねないような気が致します。
 政府や自治体の取り組みに対しては、みなさんも様々な意見があるでしょう。しかし、他人事ではないのです。事実、公表されてはいませんが、各学校で感染者は出ています。耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、などと言うと大袈裟かも知れません。それでも、国家存亡の一大事であることには変わらないのでないでしょうか。みなさんも、予防には最大にして細心の注意を払い、危険は極力回避し、無事にこの大禍を乗りましょう。
 HOPESでは、アルゴクラブの授業を休講と致しましたが、それ以外の授業は今のところ平常通りに行う予定にしております。ただし、状況の激変などがありましたら、その都度対応を考えたいと考えております。保護者の方々には、通塾の際にはできる限り公共の交通機関の利用を避けるなど、ご迷惑をおかけ致しますが、ご協力の程どうかよろしくお願い致します。

<1392> 2021.5/3〜2021.5/9

 風薫る5月。新緑も目に眩しく、爽やかな季節となりました。世間は連休。例年ならば、「さあ、GW!どこへ行こう」となるところなのでしょうが、今年はまたもや緊急事態宣言が発令されていることもあり、手放しで喜ぶわけにはまいりません。2年連続で、連休がつぶれ、不満に思う方も多いでしょうが、命あっての物種です。今は辛抱しましょう。
 どうでしょう。折角、時間がたくさんあるのですから、普段できない部屋の掃除や片付けなどにチャレンジしてみてはいかがですか。もちろん、勉強時間も十分にあるはずですよ。

<1393> 2021.5/10〜2021.5/16

 緊急事態宣言の発令の効果も空しく、予想通り緊急事態宣言は延長となりました。この異常状態は、一体いつまで続くのでしょう。規制ばかり厳しくしても同じ事。一人一人が意識を改めないことには永遠に収まらないのではないかと、私は思うのですが・・・。
 さて、今日は『母の日』です。だからと言って、お母さんに特別なことをしなさいとは言いません。ただ、母親という存在がどれほどありがたいものなのか。このことだけは、一度考え直してみるべきだと思います。

<1394> 2021.5/17〜2021.5/23

 この仕事をしていて、私が喜びを覚えるのは、生徒達の成長を感じることです。しかし、残念ながら今の君たちからはあまりその喜びは得られません。何故なら、やる気が伝わってこないからです。一体自分はどうなりたいのか。自分をどうしたいのか。それが全く見えないのです。目標のないまま、ただ授業を受けていても、絶対に力は着きませんよ。
 ところで、30期生の受験体験記を読んでいますか。彼等は楽をして合格を手にしたわけではありません。みな、彼等なりに悩み、苦しみ、そしてそれを必死の思いで乗り越えてやっと喜びを手に入れたのです。君たちの参考になればと思い、掲載しておりますが、気楽に読んで笑っている人の多いこと。他人事ではないのですよ。今のままでは何も得られません。早く気づいて下さい。君たちが本気を出す日を待ち望んでおります。

<1403> 2021.7/19〜2021.8/5

 先日の全体保護者会には、ご多忙中にもかかわらず参加下さり、誠にありがとうございました。実は、今回の保護者会。私は少々気合いを入れて臨んでおりました。と申しますのも、HOPESはこの夏で開設30周年となります。31回目の夏を迎えることができたのも、偏にここまで支えて下さった保護者の方々のおかげです。その感謝の気持ちを何とか伝えたく、柄にもなく緊張していたわけです。上手く伝えることができたかは、大いに疑問が残りますが、私の想いを少しは感じていただけたのではないでしょうか。
 この30年。長いようでもあり、あっという間だったようにも感じます。いろいろな事がありました。ただただ、がむしゃらに走り続けて参りました。至らぬ点ばかりでしたが、これが私なりの精一杯だったのです。信じてついてきてくれた子ども達の夢を何とか叶えさせてあげたい。その想いだけでここまでやって来ました。1日1日が本当に必死でした。今もその気持ちは全く変わっておりません。生徒達の様子は当時と比べると、大分変わってしまいましたが、もう一度彼等の心に熱い火を灯せるよう、気力と体力の続く限り、これからも精一杯彼等の応援をしたいと思っております。どうか、今後ともご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

<1404> 2021.8/6〜2021.8/16

 夏休みが始まって早2週間。皆さん、元気にお過ごしでしょうか。
 毎日暑いですよね。何でも、今年の夏は特に暑いのだとか。自分に無関係のように書いて申し訳ありません。けど、朝に事務所に入ったら、ほぼそのまま晩まで外に出ることはなく、冷房の効いた室内で過ごさせてもらっていますので、あまり暑いという実感がないのです。ごめんなさい。
 熱中症も心配ですが、私にはそれよりコロナの感染拡大の方が気になります。現在、大阪府下に緊急事態宣言が発出されています。なのに、人々の危機感のなさときたら、驚くばかり。「オリンピックをやっているのに、どうして私たちだけがガマンしなくちゃいけないの」とでも思っているのでしょうか。とんでもない勘違いをしていることに何故気づかないのでしょうか。感染して困るのは自分なのに、どうして他人のせいにできるのでしょう。「え?ワクチン射ったから大丈夫でしょ」これも大きな勘違い。ワクチンは治療薬ではありません。ましてや、特効薬でもありません。単なる予防注射に過ぎないのです。君たちは、気を緩めることなく、今まで以上に予防に十分注意を払ってくださいね。
 さて、オリンピックでの日本人選手の活躍も気にはなるでしょうが、それとて、所詮は他人事。君たちには君たちが今すべきことがあるはずです。目先の些末ごとで、大きな目標を見失わないように願いたいと思います。

<1405> 2021.8/17〜2021.8/29

 夏休みが終わろうとしています。
 夏休みが始まる前に立てた目標は、実行できたでしょうか。精一杯がんばった人には、必ずご褒美が待っています。しかし、勿体ない時間の使い方をした人には、後悔しか残されていません。
 さて、君たちは、自分の夏に何点を付けられますか。

<1406> 2021.8/30〜2021.9/5

 夏休みが終わってしまいました。充実した時間を過ごせたでしょうか。
 過ぎ去った時間は絶対に戻ってきません。精一杯、自分の限界まで頑張った人もいますが、あれほど警告を出したにもかかわらず、全く態度を改めようとしなかった人もいます。その人達は、大きなチャンスを逃してしまいました。私はそれが残念で仕方ありません。
 受験生諸君。これからは今まで以上にハードな日々が待っています。覚悟して下さい。するべき事や方法に変わりはありませんが、時間的制約が非常に厳しくなってくるのです。けれど、必ず乗り越えられます。目標を見失うことなく、強い意志で時間と闘っていきましょう。

<1407> 2021.9/6〜2021.9/12

 新型コロナウイルスの感染拡大が収まりません。子ども達の間でも広まっているようです。罹ったら仕方ないではなく、極力リスクを回避する行動に努めて下さい。危機感の希薄化が、一番危険だと私は思います。ご理解とご協力、どうかよろしくお願い致します。

<1409> 2021.9/20〜2021.9/26

 先日の全体保護者会には、ご多忙中にも関わらずご参加下さり、誠にありがとうございました。午前の部では、「賢くなるために必要なこと」をテーマに、私見を述べさせていただきました。午後の部では、受験生をサポートするために留意すべき事を中心に、ご家庭と私どもの連携(信頼関係)を強化させてまいりたいとお願い致しました。
 しかし、いつも思うのですが、結局は本人がその気にならないことには、いくら周りが必死になっても何も始まらないのです。己の無力さを痛感する毎日です。保護者の方々も同じお気持ちではないでしょうか。それでも、最後の最後まで諦めずに応援を続けてまいりたいと考えております。よろしくお願い致します。

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